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ちょっとゆえあって4巻よりも5巻の紹介のが先になってしまいましたが、まあ無問題と言うことで。

いつの間にか、すっかり英雄の孫vs権力の頂点達による権力闘争劇と化してきました。巻が進んだこともあってか、出てくる人間はいずれも切れ者ばかりでお互いに隙あらば相手のことを沈めようとしてきます。
その辺の対立が、今回はあくまで表向きはとある神官学校で行方不明者が続出している件での潜入調査という形で激烈に展開。
学校の事件の謎を解決しつつ、構図そのものは権力闘争ってこれなにげにすごいです。今更ですが、このシリーズ遅ればせながら追いかけてよかった！

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非常に良質なおとぎ話。

既に過去3作で十分すぎるくらい実力はわかっていますが、やはりこの作品も文章そのものが美しいですね。突飛なキャラよりも練られたストーリーや文章を読みたい方には間違いなくおすすめ。ちなみに電撃文庫では極少数派のイラストのない作品です。

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学校の階段の外伝、あるいは短編集その２。
既に本編は完結してしまっているので読者にとっては極めてまったりと読む感じ。
ええと、ある意味井筒の妹こそがこの巻における真のヒロイン、どころかもし学校の階段に続編があるなら、間違いなく新主人公となるような露出っぷりですが、そこはあえて華麗にスルーして御神楽あやめ語りでもしたいと思います。あやめさんかわいいよあやめさん。

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自分の彼女じゃないので、剣のあのめんどくさい性格は見てて非常に楽しいです。

しかし、主に剣のねじくれまがった恋愛感覚によって一向に進展を見せる様子がなかった二人の仲も、ついに外圧によって変わるのか！？

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……なんか気がついたら終わってました。
あれー？　と思ったら次から「真サムライガード」として愛香と毬藻が主役として、新たに物語が始まるらしいです。……あれ、愛香って主人公じゃなかったのか（爆）

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（文案整理中）

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早いところでは出回りはじめたようなので。
例年通り目利きとして参加しています。
投票結果は……買って確認して下さいませ。ネット上では既に一部の結果は、立ち読みだとかコピペで見られないこともないんですが、500円というお値打ち価格ですし、おすすめ作品を見たりできますので、ちゃんと手に入れて下さいね！（宣伝、宣伝）

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ごく普通の退魔ものです。ただし重度のロリ入ってますけどね！
まあ表紙を見ればいいわけしようのないレベルだというのはわかるでしょう。

なにしろ主人公ときたら、小学生の依ちゃんにかなりマジにときめいてます。あっはっは。
というわけでそういう好みの人なら超買い。

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世界統一政府の『プロパガンダ撤廃令』により、戦争をイメージさせる芸術は規制対象となる世界。そんな世界で、名画をビルの壁面などに大きく突如として描いてみせるアートテロリスト『ヴァンダル』の活動を追う物語も、ついに完結。
綺麗にまとめたと思います。名画を題材にしていることもあってかどうか、描かれている場面場面が非常に美しく絵になるのが特徴。

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主人公の少年・朝井と、”学園の宝石”の異名を持つお嬢様・唐沢は、愛しの人いつみさんを取り合う恋のライバル！
はい、男と女ですが一人の女の子を取り合う恋のライバルです。
ところが、秘密を共有し不本意ながらも度々共闘関係を結ぶものだから、いつみには二人が好きあっていると誤解されて……。

「いいからお前ら早くつきあっちゃえよ！」とツッコミいれたくなるほど二人の息は合ってます。

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明るく楽しい中二病アクション＋ハーレム系ラブコメ。
おもしろいのは、主人公ではなく妹が中二病でその妄想設定の具現化に巻き込まれるというところ。なので、主人公は至って常識人ながらも諸悪の根源である（笑）妹をはじめ、妄想具現化により登場する天使達にも振り回されっぱなし。しかし、不屈の意志で突破します！
最近自覚的に中二病を扱ったものとしては「空色パンデミック」などの傑作がありますが、こちらはもっとずっと肩の力を抜いて楽しむタイプの作品です。おすすめ。

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時間旅行、魔法、秘密の女子寮！
そんな要素をぶち込んだ本作ですが、にわかに緊迫度を増してきました。

そして、今回は感情的になりすぎてミムラが使い物にならない代わり、オリンピアが大いに活躍してます。やはりタイムリープを軸にした仕掛けが非常におもしろく、おすすめです。

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あとがきをみて思わず感涙。
「はじめての完結」「はじめての完結」「はじ……めて……の……」ぶわっ！

と、いうわけで作者の人はじめての完結巻。
少々急いだ部分もなくはないんですが、文字通りに素敵な終わり方でした。

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とにかくボケとツッコミ！　この作品はそれに尽きます。

売れっ子の声優・音無まどかのネットラジオ番組に、原作者と間違われたことから出演しつい性癖で厳しいツッコミを入れたところ気に入られ、いつの間にか村人Ｂとしてそのまま出演を続けることになってしまった少年・常村良人。そんな二人のラブコメ模様。

ま、そんな背景はさておきとにかく主人公がツッコミ属性なんであらゆるところでボケツッコミの応酬があります。そういうノリが好きなひとにおすすめ。

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素敵な素敵な家族もの。
厳しい現実と向き合う部分もちゃんとあり、鬱なすべてをぶっとばす破壊力もあり。特に姉のリリィの存在感は半端ない！

それでは台詞解説。
まさに半端ないリリィの存在感を見せつけた一幕です。倉須家に引き取られたものの、心の底からは溶け込んでいない響に怒ったリリィが荒療治に出ます。そこで、リリィがどれくらい弟のことを気にかけているかがわかるんですが……こんな頼もしい姉になら普段暴君として君臨されてもしょうがない！

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全長５０ｍ、重量20万トン。
核にも耐えられるという超兵器オブジェクトの設計を学びにきた一学生や戦場へは箔をつけに着ただけの貴族の息子が、工兵として戦場を駆け回りデカブツを知恵と勇気で倒しまくる、エンターテイメントです。
別に軍人でもないのに一人無双なハリウッド映画を想像するとわかりやすいです。
でも、今回は意外と熱かった！

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両親と死別し、血縁のない6人が家族として過ごす「倉須家」の一員となった少年・響の激動の毎日と、倉須家の絆を描く家族もの。
非常に癖の強い家族がいっぱいで毎日が大騒ぎの中、響は新しい家族とうまくやっていけるのか？

やべえ、リリィ姉さんまじ惚れる。
家族ものが好きなら断然おすすめなのはむろんですが、”高屋敷青葉”とか”小町つぐみ”という名前に反応する人は買わざるを得ないはず！

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学園の生徒会長でどこをとっても完璧超人な相手を打ち負かし、私が生徒会長になる！

作品のコンセプトを簡潔に言えばこうなります。
これ構成というか状況設定がおもしろくて、基本的に挑戦者たるお嬢様の真咲となしくずしに協力者になった臣哉しか出てこないんですよね。倒すべき完璧超人である臣哉の姉・瞠子（みはし）の出番はほとんどなく、特に瞠子はブラコンなはずなのに具体的なやりとりは一切出てこないという思い切った描写の仕方をしてます。へっぽこお嬢様の変則いちゃラブを見たい方へ。

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思い切りメジャーなやつじゃん！自重しろ！と言われそうですが、まあ台詞最近サボってるのでリハビリ的な意味も込めてと言うことでご理解をというのは建前で、もちろん自分が黒猫派だからに決まってるよ！

それでは台詞解説。
すいません、台詞の途中に挟まれてる地の文を抜いてる関係でややわかりにくい部分があるかも。要するに桐乃に恋人疑惑が持ち上がった時に黒猫がそれについて聞かれた時の答えがこれ。
最後の台詞は独白ですが……ぐわああああなんという卑怯な台詞。まさに萌え萌えキュン！な一瞬でありました。

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とりあえず黒猫派の自分としては、京介と黒猫の仲が接近しているだけでも嬉しいわけです、が。
なんか桐乃のお兄ちゃんへの傾倒ぶりが一段と進行してないか？

というわけで、リアルな妹との関係なんてそんなドリームなもんじゃないんだよ！という現実から幕を開けたこの物語は、ふと気がついてみればいつの間にかお兄ちゃんの捨て身の行動の連発によって、お兄ちゃん大好き妹という定番にむしろ接近するという展開になりつつさて今回は？

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簡潔に言えば、二股いちゃいちゃラブコメに異能がプラス。
ストーリー性はあまり、いやほぼないに等しいので、そこは最初から納得の上で手を出して下さい。

主人公の宗司にあの手この手で迫りまくるくせに、いざそういうシチュになるとあっさりテンパってしまうというこのギャップが最大の売りですね！
ラブコメ好きにはおすすめ。