名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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13/05/27 - の記事

温泉ドラゴン王国 1 ~ユの国よいとこ、一度はおいで~

タイトル:温泉ドラゴン王国 1 ~ユの国よいとこ、一度はおいで~(小説:オーバーラップ文庫)
作者  :やまかわすすむ:山川進
絵師  :児玉酉
デザイン:?
編集  :?

設定の奇抜さと、とんでもないオチにもっていかれました。おすすめ。
タイトルのインパクトで買ってなんら問題ありません。

はじめに言っておきますと、よくいえば設定は極めてファジー、悪くいえば適当なので細かい部分が気になってしょうがない人には向いてないかもしれません。実際、かなりあちこちツッコミを入れつつ読んでましたからね! お手軽にばばーっと勢いで読める人向きです。
ただし、クライマックスまでたどり着きさえすれば……

13/05/24 - の記事

本日の名台詞

「……あれはやさしい男だよ。似合わない。歌は貴族の嗜みじゃない。全く違う。三十一文字には、陳腐な物言いだが、詠み手の命が込められている。濃いんだよ。あの濃さは、ふつうの人間には毒だ」
「わたしみたいな乱心者が持つべきなんだ。そして闘争に明け暮れて、逃走に明け暮れて、野垂れ死ぬべきなんだ。歌はそのためのものなんだ。それがわたしのやりたいことなんだ。わたしなら、そうなったって、ざまあみろって空に唾を吐いて死ねるんだ」


タイトル:カクリヨの短い歌(小説:ガガガ文庫)
作者  :おおくわやしろ:大桑八代
絵師  :pomodorosa
デザイン:?
編集  :?
キャラ :帳ノ宮真晴 (266 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

和歌でバトルものというオンリーワンな物語。
世界観の構築がすばらしいです。赤枠おすすめしてます。

それでは台詞解説。
真晴は、腕は立つが歌のためには手段を選ばない危険な詠み手。だが、独自の精神性を持っていてどこか憎めない部分があったりします。

カクリヨの短い歌

タイトル:カクリヨの短い歌(小説:ガガガ文庫)
作者  :おおくわやしろ:大桑八代
絵師  :pomodorosa
デザイン:?
編集  :?

和歌を使って伝奇バトル!? これがすごいおもしろいし、世界観の構築もお見事! 赤枠おすすめです!
まさにオンリーワンな物語。

うおー、これは作者がもちろんすごいけどガガガ文庫という器があればこそかもしれませんね。こんな攻める題材、その辺のレーベルから出せるかどうか……。なお、これ単に魔法を和歌に置き換えただけじゃなく、和歌ならではの特性がきちんと生かされてるのでそこも注目。

ノノメメ、ハートブレイク

タイトル:ノノメメ、ハートブレイク(小説:ガガガ文庫)
作者  :このむらえいいち:近村英一
絵師  :竜徹
デザイン:?
編集  :?

第7回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作。

破壊王と呼ばれるむちゃくちゃな少年が、ふられる運命などものともせず、異性にアタックを繰り返す学園バカ小説あるいはギャグ小説。
後味さっぱり、気軽に楽しめます。おすすめ。

あー、これおもしろい設定ですね。女好きがアタックを繰り返しては玉砕する話はよく見かけるんですが、そこに運命を絡めてきましたか。主人公のアクの強さによって、フラれても後に引きずらないところがポイント。

13/05/23 - の記事

OP-TICKET GAME

タイトル:OP-TICKET GAME(小説:電撃文庫)
作者  :どばししんじろう:土橋真二郎
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?

土橋、ご乱心。(最大級の誉め言葉です
なんと、なんと今回のゲームは、お…おっとその前に前振りをば。

これまで、電撃において一貫して参加者同士が騙し合い、陥れるようなゲーム小説を執筆し続けてきた作者・土橋真二郎。実質的に電撃のゲーム小説というジャンルを支え、もうベテランの領域に達しつつある作者ですが、唯一にして最大の弱点は、『読者を選ぶ』この一点でした。ストーリー的にどうしても殺伐としちゃいますからしょうがないんですが、そんな作風を今回、根っこの部分のゲーム要素は健在ながらも争う題材を180度変えてきましたっ!!

いいですか? 今回のゲームは……(なお、ネタバレいやな方はここで回れ右)

無限のドリフター 世界は天使のもの

タイトル:無限のドリフター 世界は天使のもの(小説:電撃文庫)
作者  :きつねかえで:樹常楓
絵師  :崎由けぇき
デザイン:?
編集  :?

終末ものSFでボーイミーツガール。
電撃大賞二次選考落ちの拾い上げとのことですが、正直なところ細部の粗が目立ち、ツッコミどころ多数。ですが、描かれている世界観がいいので応援の意味も込めて紹介させてもらうことにします。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2

タイトル:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2(小説:GA文庫)
作者  :おおもりふじの:大森藤ノ
絵師  :やすだすずひと:ヤスダスズヒト
デザイン:?
編集  :?

タイトル見ると緩い話に思えますが、ダンジョン探索を通じた少年の成長譚として良作です。
で、このシリーズのポイントは主人公の成長の早さにあります。これはうまいこと設定が作ってあって、最初に目にした時は「なるほど!」と感心しました。そんなシリーズ第二弾。

13/05/22 - の記事

本日の名台詞

(――ぅ、あ)
岐路に立たされた。
眼前の敵。今の僕では太刀打ちできない怪物。絶望の象徴と被る面影。逃げ出したい。
奥にいる人。今、僕が守るしかない大切な存在。離れてしまったそのか細い手。助けなきゃ。
(怖い――)
恐怖と、義務感。臆病風と、使命感。対立する本能と感情がせめぎ合う。
(怖い――)
逆らえない衝動に、ちっぽけな責任感はいとも簡単に屈しそうになる。
(怖い、けどっ――)
それでも。
(――僕は、『男』だろう!?)
なけなしの男の意地が、後退することを許さなかった。
行けよ。
行けよっ。
行けよッ!
行かなくちゃ!?
『女の子』を置いて、逃げるなぁあああああああああああああああああああっ!!


タイトル:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(小説:GA文庫)
作者  :おおもりふじの:大森藤ノ
絵師  :やすだすずひと:ヤスダスズヒト
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ベル・クラネル (271 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ダンジョン探索を通じた少年の成長譚です。おすすめ。

それでは台詞解説。
現状の自分のレベルでは対応が困難な敵とそうぐうし、絶体絶命のピンチに陥るベル。しかも、背後には戦力にはならない神様を抱えた状態……しかし男の子はあきらめない!

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

タイトル:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(小説:GA文庫)
作者  :おおもりふじの:大森藤ノ
絵師  :やすだすずひと:ヤスダスズヒト
デザイン:?
編集  :?

思いきり紹介が遅れてしまい今更感もあるんですが、でもおもしろいものはおもしろい!というわけで気にせずおすすめしていくことにします。

タイトルだけ見ると、緩い感じに思えますが実際には「ダンジョン探索を通じて少年が成長していく」という王道中の王道スタイル。ただし、主人公のスキルを一ひねりして、今の移り気な読者を飽きさせない工夫をしています。黒枠おすすめ!

13/05/21 - の記事

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 3

タイトル:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 3(小説:GA文庫)
作者  :おおもりふじの:大森藤ノ
絵師  :やすだすずひと:ヤスダスズヒト
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

13/05/20 - の記事

うちのメイドは不定形 2

タイトル:うちのメイドは不定形 2(小説:スマッシュ文庫)
作者  :しずかわたっそう:静川龍宗
絵師  :あやくらじゅう:文倉十
デザイン:?
編集  :?

クトゥルフ由来のメイドさんが出るんですが、やたらハートフルで癒され薀蓄まで聞けるという、ちょっと風変わりな物語。
なお、メイドさんの名前はテケリさん。はい、わかる人にはもうわかりましたね?

と、言っておいてなんですが、なんか今回思いっきりアクションがあって、なおかつ方向性まで変わってるような!?

13/05/17 - の記事

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7 ドラマCD付き限定特装版

タイトル:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7 ドラマCD付き限定特装版(小説:ガガガ文庫)
作者  :わたりわたる:渡航
絵師  :ぽんかん(8)
デザイン:?
編集  :?

ぼっちな主人公、引企谷八幡をはじめとする奉仕部メンバーが繰り広げる青春模様。
なんだかんだで結局、ハーレムラブコメなんでしょう?と読みもせずに思っている人にこそ体感してほしいです。特に暗黒の青春時代を少しでも経験してると、超心に刺さります。

奉仕部、今度は恋愛相談を受ける。

13/05/16 - の記事

本日の名台詞

「……あなたのやり方、嫌いだわ」
「うまく説明ができなくてもどかしいのだけれど……。あなたのそのやり方とても嫌い」


タイトル:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7 ドラマCD付き限定特装版(小説:ガガガ文庫)
作者  :わたりわたる:渡航
絵師  :ぽんかん(8)
デザイン:?
編集  :?
キャラ :雪ノ下雪乃 (254 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

既存のラブコメとは明らかに方向性が違う青春もの。
ラブコメはもう飽きた、という方にこそぜひとも体感してほしいです。
1巻だけだとそこまで違いを感じないかもしれませんが、数巻読むと確実に認識が変わりますよ!

さて、それでは台詞解説。
クラスの人間から奉仕部に持ち込まれた恋愛絡みの相談をなんとか依頼通り達成した主人公に、同じ奉仕部の部長・雪ノ下から投げられたのは賞賛ではなく……

ものすごく象徴的な台詞で一度読んだら絶対に忘れられません。胃に来ます。

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者6

タイトル:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者6(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

祝・アニメ化決定!
異世界を文化侵略せよ!というテーマで、引きこもりのオタク少年・加納慎一が拉致同然に異世界に連れてこられ、オタク文化を普及させるために奮闘する――とまあこんな感じのシリーズ。

さて、6巻では意外なところから敵が現れます。

未完少女ラヴクラフト

タイトル:未完少女ラヴクラフト(小説:スマッシュ文庫)
作者  :くろしろう:黒史郎
絵師  :コバシコ
デザイン:?
編集  :?

タイトルと表紙でわかるように、最近流行?のクトゥルフもの。
あれこれ読んだラノベの中でもかなりクトゥルフ神話に対する愛が深いのがわかる作品なので、ファンならぜひ読んでみてください。おすすめ。
おもしろいことに、クトゥルフ神話生みの親であるラヴクラフトを美少女化してヒロインとして登場させてます!
冒険ファンタジーです。

13/05/15 - の記事

レイセン File6:三人きりのフォース

タイトル:レイセン File6:三人きりのフォース(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :上田夢人
デザイン:?
編集  :?

やばいぐらいに目つきが悪い以外には何の取り柄もなく、就職すらまともにできずに引きこもりだったヒデオが、ハッタリだけからはじまって最後には神様クラスの存在とさえ形を並べた……ものの、本質はまったく変わらず、新しい職場の神霊班でも苦労してます。

相変わらず異能バトルものの中でも明らかな変わり種、オンリーワンぶりは健在。興味ある方はまずは戦闘城塞マスラヲから!
さて、宣伝はこれくらいにして……

13/05/14 - の記事

本日の名台詞

「僕は。命の価値を理解しないやつが、嫌いだ。昔の自分を、思い出すから」
「あたし……」
「命の大切さや、自分が何をすべきかや、自分が何者なのか……子供のうちは、知らないことも、わからないこともある。だから、いいんだ。いま生き延びれば、考える時間は、君にはたくさんある」
「……っ……」
「だが……いい歳してそんなことも理解できないような連中は。ただの、馬鹿だ」


タイトル:レイセン File6:三人きりのフォース(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :上田夢人
デザイン:?
編集  :?
キャラ :川村ヒデオ (271 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

久々の名台詞なので、まずは大安定、この手のかっこいい台詞の宝庫であるレイセンから。

さきほどまで殺されそうな目にあわされていた少女をあえてかばい、そして言った台詞。
さすがヒデオ、これでまたひとつフラグが……。

なれる!SE (9) ラクして儲かる?サービス開発

タイトル:なれる!SE (9) ラクして儲かる?サービス開発(小説:電撃文庫)
作者  :なつみこうじ:夏海公司
絵師  :Ixy
デザイン:?
編集  :?

もうすっかり安定の人気シリーズ。いわゆるお仕事もの。
その筋の方からも、『美人でロリな上司がいないこと以外はだいたいあってる』と支持されてるようです。
さて、今回は悪化した業績をカバーするために定型で売れる新規サービス開発が急務となり?
立華と姪乃浜の対決、待ったなし!

ラノベファンの主催する名古屋ボードゲーム会へ参加してみませんか?

ラノベファンの主催する名古屋ボードゲーム会では、毎月一回集まっていろいろなボードゲームを遊んでいます。

次回は、6月16日(日) 9:00〜16:30 鳴海駅近くにある緑生涯学習センターの第二和室で開催します。

たぶん更新再開のお知らせ。

えー……長らく更新をサボってしまいまじ申し訳ありませんでした(汗

モバマス熱もやっと冷めて(やめてはいませんが、まったりモードになりました)、読書ペースもそれなりに戻ってはいたんですが、一度止めるとさぼり癖がついてしまいなかなか紹介文を書けず……
長いことサイト運営してきましたが、ここまで長期に更新さぼったのははじめてです。

強くないままニューゲーム Stage1 -怪獣物語-

タイトル:強くないままニューゲーム Stage1 -怪獣物語-(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?

入間人間らしいというかなんというか、作品のコンセプト自体がひねくれてます。
なにせクソゲー的なコンセプト、とあとがきにはっきり書かれてますからね!

そんでもってループもの。
この時点で読者がある程度絞られる気がするんで、そういうの好きな方にはぜひ。
逆に明確にストーリーがあって話が進まないのが苦手な人にはあんまり向いてないと思われ。

13/02/26 - の記事

本日の名台詞

親のことを照れもしないで好きだって言う子供は、将来ろくな大人にならない。あるいは大人になる前に死んでしまう。すぐ近くにいる敵に気づいていないことになるからだ。
一方、親のことを正面から大嫌いだと言う子供は、死ぬまで苦労することになる。そんなことをしたら、「親子は仲良くあるべきだ」という見えない圧力に押しつぶされてしまう。
わたしたち子供は仲のいい親子のふりをして戦い続けるしかない。そうして、体の中にある子供の部分が大人に置き換わるまで、時間を稼ぐのだ。


タイトル:どうせ私は狐の子(小説:ティー・オーエンタテイメント)
作者  :もりたきせつ:森田季節
絵師  :藤ちょこ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :大鳥樟葉 (10 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

怪異譚、というのが比較的近いですが……
説明がむずいので詳細は書影クリックで。
青春小説好きならたぶん外さない、はず。おすすめ。

では台詞解説。
発言者は、主人公の小学生の少女。家庭環境のせいか、年の割にはかなり大人びているというか達観した視点で物事を見る傾向があるようで、なんとまあ。

どうせ私は狐の子

タイトル:どうせ私は狐の子(小説:ティー・オーエンタテイメント)
作者  :もりたきせつ:森田季節
絵師  :藤ちょこ
デザイン:?
編集  :?

一言で表せば怪異譚、なんですが……
なんともまあ独特な雰囲気を持った作品です。読後感もどこかふわふわ。まさに狐につままれたような気分になるでしょう。
しかしながら、森田季節ならではの文章表現が今回も冴え渡ってます。親との関係がまっとうではない小学生の少女の繊細な心の内を映し出す様はおみごと。
怪異譚だとは言いましたが、ほろ苦い青春小説が好きな方ならきっと楽しめると思いますよ! おすすめ。

13/02/15 - の記事

エーコと【トオル】と部活の時間

タイトル:エーコと【トオル】と部活の時間(小説:電撃文庫)
作者  :やなぎだこくり:柳田狐狗狸
絵師  :MACCO
デザイン:?
編集  :?

第19回電撃小説大賞金賞受賞作。

ちょっと毛色の変わった学園ミステリ。
探偵役の少女が、かなりぶっ飛んでいるというか青春ストーリーのヒロインにこそふさわしいような背景を背負ってます。
他の人のレビューでも見かけましたが、ガガガ文庫的な雰囲気を持った物語なので、ここに反応した方はぜひ!

13/02/14 - の記事

本日の名台詞

「勝てるのよね、ミスター……?」
「さあな」
「ミスターの作戦頼りなのよ!?」
「完璧な作戦など存在しない。死ぬときは死ぬ。ゾォードも同じだ。確かなのは、やらなければならないことがあって、やれるだけの材料が手元にある、ってことだ。覚悟を決めろ、アリス。こいつは誰にでも出来る仕事じゃない。運命がおまえを選んだ。アホの小娘に世界を救えなんて、アタマのおかしい運命だがな……」


タイトル:アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム(小説:電撃文庫)
作者  :あかねやまつり:茜屋まつり
絵師  :蒲焼鰻
デザイン:?
編集  :?
キャラ :アリス&ミスター・マグナム (303 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

西武の開拓時代っぽい世界観でのマジック・ガンアクション。
世界観よし、キャラの掛け合いよし、ストーリーよしと、もうばっちり!

それでは台詞解説。
アリスの手に世界の命運が。いかにもミスターらしい発破のかけかたですね。ニヤリとします。

明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。

タイトル:明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。(小説:電撃文庫)
作者  :ふじまる:藤まる
絵師  :H2SO4
デザイン:?
編集  :?

第19回電撃小説大賞金賞受賞作。

主人公の人格が1日おきに美少女に乗っ取られる、というコメディ。
作品傾向は、秀逸な帯のキャッチコピーが的確に表してるので載せておきます。
【悲報】俺の体が残念美少女に乗っ取られている模様【一日おき】
どこのネタスレだよ、という空気が漂いますが中身はまさにこの通り!
設定は重い部分もあるんですが、これは上手く料理してますね。最期のオチに拍手。おすすめ。

今日は特別スペシャルデー(棒

例によって玲朧月さんプレゼンツ。

わかる人には大人気。わかるわ。

13/02/13 - の記事

長らく更新ストップしててすいませんでした。

どうも、管理人です。
みなさま大変お久しぶりです。
1ヵ月近くも更新がストップしてしまい、大変申し訳ありませんでした!

例によってモバマス……と言いたいところですが、このところの停滞更新にプラスして原因不明の頭痛にやられてまして……目下原因が分からないので診療科のはしご中です(汗
相変わらず頭痛はあるんですが、いいかげん慣れてきましてどうにか更新できるようになりました。

本日の名台詞

「やめろ……やめてくれアリス……おまえのアホな行いは山ほど見てきたが、こいつはとびきりだ。頼むからわたしに従ってくれ……」
「ミスター・マグナム……あたしはアホでいいわ」
「後悔するぐらいなら、アホなこともやって――――納得して死にたい」
「…………ああああああぁぁ……クソッ、なんてアリスだ! 妙な具合に育ちやがって。わたしのアリスを返せッ!」
「あたしがアリスよ、ミスター。ライトニング・ワイルドはここにいる……」


タイトル:アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム(小説:電撃文庫)
作者  :あかねやまつり:茜屋まつり
絵師  :蒲焼鰻
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ミスターマグナム&アリス (295 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

燃えるマジック・ガンアクション。
西武の開拓時代っぽい世界観が最高。赤枠オススメ。詳細は書影クリックで。

それでは台詞解説。
みたまんまですが、途中思わせぶりな台詞が入っているのは作品読めば納得します!

アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

タイトル:アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム(小説:電撃文庫)
作者  :あかねやまつり:茜屋まつり
絵師  :蒲焼鰻
デザイン:?
編集  :?

第19回電撃小説大賞大賞受賞作。

うおおおおおおお、素晴らしい出来。さすがの大賞。そして個人的な好みにも超ストライク!
世界観は西部開拓時代ですよ! リボルバーでドンパチですよ!

それだけでも燃えるというのに、まだ+αが存在するなんて、なんという贅沢な。
これはもう文句無しの赤枠オススメです。