名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

レイセン File6:三人きりのフォース

タイトル:レイセン File6:三人きりのフォース(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :上田夢人
デザイン:?
編集  :?

やばいぐらいに目つきが悪い以外には何の取り柄もなく、就職すらまともにできずに引きこもりだったヒデオが、ハッタリだけからはじまって最後には神様クラスの存在とさえ形を並べた……ものの、本質はまったく変わらず、新しい職場の神霊班でも苦労してます。

相変わらず異能バトルものの中でも明らかな変わり種、オンリーワンぶりは健在。興味ある方はまずは戦闘城塞マスラヲから!
さて、宣伝はこれくらいにして……

フォースの内部分裂によって、オートラインから追われることになったナイトと美野里。あてのない彼らが頼ったのは……。
そしてヒデオたちの方は例の超強いシスター・シシルからマックルの捕獲または抹消への協力を依頼される。ヒデオのとる行動は?

やっぱりヒデオは一貫して、あんだけバカ強いバック(ノアレとか)の協力が得られる立場にいながら、決してそれを使わないまま死ぬような目に遭い続けてますね。かといって強者には立ち向かう。
……今回もなにげにフラグを立てたような気がしなくもないですが、なんかもうがっつりリア充だよね? 卑屈に引きこもる必要性ないよね!?


この作品の名台詞

「僕は。命の価値を理解しないやつが、嫌いだ。昔の自分を、思い出すから」
「あたし……」
「命の大切さや、自分が何をすべきかや、自分が何者なのか……子供のうちは、知らないことも、わからないこともある。だから、いいんだ。いま生き延びれば、考える時間は、君にはたくさんある」
「……っ……」
「だが……いい歳してそんなことも理解できないような連中は。ただの、馬鹿だ」

→解説


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