名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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09/09/27 - の記事

本日の名台詞

「しかしだな、わたしがいないからって……」
「あなたは、レイフォンと同じくらいにどうしようもない人ですね」
「な、なにを……」
「……わたしもレイフォンも、あなただから従っているのです。そこのところを思い違いされるのは迷惑です」


タイトル:鋼殻のレギオス14 スカーレット・オラトリオ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :あまぎしゅうすけ:雨木シュウスケ
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ニーナ・アントーク&フェリ・ロス (159 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

分厚いんで、まだ半分しか読めてませんがとりあえず台詞だけでもと思って紹介。

それでは台詞解説。
なんでわざわざ取り上げたかというと、ニーナという隊長の存在価値について、フェリがここまではっきり語る場面ははじめてだからです。
レイフォンもフェリも、類い希なる武芸者の資質を持ちながら、その能力を持て余している人間。そういう迷った人間をこの上なく強引に引っ張り回せてしまうニーナ。本人には自覚がなく、また一見そういうタイプにも思えませんが、これがある意味カリスマというやつなのでしょう。ただ実力だけで物事が決まるわけではないのです。まあその、1巻読んだ時から一貫してニーナ大好きというのもありますけどね!!

文芸部発マイソロジー 2

タイトル:文芸部発マイソロジー 2(小説:一迅社文庫)
作者  :はやつかかつや:早矢塚かつや
絵師  :きくらげ
デザイン:?
編集  :?

北欧神話にインド神話、さらにクトゥルフ神話(展開次第でさらにほかも混ぜそう……)など
ごちゃまぜ神話大戦アクションに舞台を借りたラブコメ。
もうやってることは完全に神様同士によるどつき合いなんだけど、愛は理屈を凌駕する!ラブコメでもあるのです。

なんというか、すごい勢いで人を選ぶ作品になってる気はしますが、ある程度神話好きならたぶんいけるんじゃないかと。

『総統閣下シリーズ』でまさか、ラグナ○クネタが扱われるとは……(笑)

●総統閣下はあのラノベ新作を待ち続けるそうです‐ニコニコ動画(ββ)

みなさんは、角川スニーカー文庫で「かつて」看板作品だったラグナロクシリーズをご存じでしょうか?
うん、すまない。自分も実はこのネタMAD見るまで忘れていた(爆)

てっきりよくあるハルヒネタだと思ったらいやーこれは意表を付かれた!