名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「あの人の妄執に付き合うのは、そろそろやめにしたいと思います」


タイトル:鋼殻のレギオス(3) センチメンタル・ヴォイス(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :あまぎしゅうすけ:雨木シュウスケ
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?
キャラ :レイフォン・アルセイフ (255 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

今、同人誌の作成作業に追われてまして……。そのひとつがレギオス本。
そういう関係で、読書の時間があまりとれなくてもレギオスの名台詞だけは大量にストックされているわけです(苦笑
レギオス率が高くなるのはお許しを。
シリーズそのものは自信を持っておすすめできます!

それでは台詞解説。
その昔レイフォンが利己的な理由から瀕死の重症を負わせた男がいて、その縁者が復讐に走ってレイフォンと対立する中、レイフォンがあえて言い切ったことは、実のところかなり大きなことだと思います。自分の強さを持て余し、存在を持て余しているレイフォンが、過去ではなく未来に向かって動こうと決意した表れの台詞。罪は罪として認めつつも、それだけに囚われないという誓い。