名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ばいばい、アース

08/03/02 - の記事

ばいばい、アース 4

タイトル:ばいばい、アース 4(小説:角川書店)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

圧倒的な存在感のある、本格ファンタジー小説。
非常に硬質な内容なので軽めのキャラ小説を求める方には少々重いかもしれませんが、しっかりと隅の隅まで構築された世界観を楽しみたい方や、文体そのものに酔いしれたい方には断然おすすめ。あ、大剣+少女という組み合わせにも注目。
これにて完結です。

07/12/06 - の記事

ばいばい、アース 3

タイトル:ばいばい、アース 3(小説:ハヤカワ文庫JA)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

独自の世界観と重厚な文体で畳みかける、冲方丁の初期の傑作ファンタジーです。
長耳や毛皮など、誰もが種族的な特徴を持つ中で唯一、何ら特徴を持たないのっぺらぼうの少女として生まれらラブラック・ベルの戦いを描きます。
なんといっても大剣と少女という組み合わせがまず燃えます。
作中のアクションの数々も、その独特の世界観が存分に生かされていて、文章に酔いしれることでしょう。
単にキャラクターの活躍だけを描写している作品ではない為、軽めの作品をお求めの場合にはやや不向きかもしれませんが、しっかりしたストーリーを求める方にはおすすめです。

なお、細かいストーリーを書かないのはややこしいので一言では説明不能の為。べ、別に手抜きしたわけじゃないんだからね!

07/11/20 - の記事

ばいばい、アース 2

タイトル:ばいばい、アース 2(小説:ハヤカワ文庫JA)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

世界でただ一人、何の種族的特徴も持たない「のっぺらぼう」として生まれた少女ラブラック・ベルが、自らが生まれた理由を問うハイ・ファンタジー。
単にキャラ小説として読もうと思うと、文章が重く感じるかもしれませんが、圧倒的な世界観、それぞれの登場人物が背負う重い感情を持っており、文章そのものに酔いしれたい人にはぜひぜひ読んで欲しいシリーズです。
大剣と少女という組み合わせにピンと来た方にもおすすめ。

07/10/04 - の記事

ばいばい、アース 1

タイトル:ばいばい、アース 1(小説:角川書店)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

大剣をぶん回す少女が主人公! そして書くのは冲方丁。いや燃える燃える!玲朧月さん、チェック済んでます~?(笑)
ハードカバーで長らく入手不可になっていたものの文庫版で出ます。4分冊で毎月刊行。
内容としてはハイ・ファンタジーになりますが、これはいいです。断然おすすめです。