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ナナヲ・チートイツ

タイトル:ナナヲ・チートイツ(小説:メガミ文庫)
作者  :もりはしびんご:森橋ビンゴ
絵師  :しろ
デザイン:?
編集  :?

おそらくラノベで唯一無二の麻雀小説。

もっかい言いますが、麻雀シーンもある小説じゃなくて、完全無欠に麻雀がメインです。
しろさんのイラストに騙されて、中身が麻雀小説というけったいな内容だとは全然知らなかったので今まで積んでましたが……(2月に出てた)
麻雀打ちならこれは読んでおくべきでしょう。

麻雀のルールはぶっちゃけよく知らないけど、カイジとかアカギとか咲あたりが好きな人もやっぱりこれは読んでおいて欲しいです。
絶対に代わりがない作品と言うことで、今さらですがおすすめ。

さすがに人間相手は無理でもコンピュータ麻雀なら多少遊べるくらいじゃないと、用語の羅列とかがちょっと辛いかもしんないですが、逆に言うと私の麻雀知識も用語が何とかわかる程度で作れる役は一部、点数の付け方も親の決め方もドラの乗り方も知らないレベルでも十分楽しめました。

過去に親子で麻雀のコンビ打ちをしていて、親に裏切られ借金のカタにヤクザに売られ、その時から麻雀を打つ際に必須のツキまでなくしてしまい人生の底辺を漂う少年・中也。そんな彼が再起を果たすために選んだ相棒は……。

ライトノベルだけに未成年が主役なんですが、やってることは完全にヤクザの代打ちです。一匹狼じゃなくコンビ打ちってところがミソかな?
自らの自由を賭けて、青春しつつひたすら麻雀。ああ、こういうのみてるともっかいちゃんと麻雀ルール勉強してみようかなあ。もっとも対人戦では私はポーカーフェイスってのができないんで、実際打つと悲惨なことになりそうですが。


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from monumenta librorum on 土曜, 2009/03/07 - 20:25

麻雀物。多分、ライトノベルでは初めてであろう。ただし、ストーリーというか設定は、ヤクザ物的麻雀漫画の世界なのだが、それにライトノベル的ラブコメ要素を導入した感じである。...