名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

鉄雄

12/07/14 - の記事

空ろの箱と零(ゼロ)のマリア 5

タイトル:空ろの箱と零(ゼロ)のマリア 5(小説:電撃文庫)
作者  :みかげえいじ:御影瑛路
絵師  :鉄雄
デザイン:?
編集  :?

やばいくらいに真っ黒け。救いがないよ、救いが! だがそれがいい。

願いを叶える『箱』。
所有者の願いを叶えてくれるが、ただし所有者が想ったことは"望まないことまで全て"叶えてしまうという歪んだ箱。
この箱に関わったことで、苦労を背負い混んだ少女マリアと、マリアを好きになった少年一輝を中心にして回る、ミステリ風暗黒系ストーリー。人の心の負の部分を徹底的にむき出しにするやばさが極まって逆に心地よいのです。まあ、既刊の紹介を参照してもらうとわかりますが、一輝とマリアの絆を見る恋愛ストーリーとしても上質なんです、が。

今回は……読んでて辛すぎる! マリア成分が、マリア成分が足りない!

10/06/14 - の記事

空ろの箱と零のマリア 4

タイトル:空ろの箱と零のマリア 4(小説:電撃文庫)
作者  :みかげえいじ:御影瑛路
絵師  :鉄雄
デザイン:?
編集  :?

所有者の願いを叶えるが、願いに対する諦めや否定的な部分も正確に叶えるためにほとんどは箱の所有者も意図しないやっかいな状況を生んでしまうという”箱”。
その箱によって囚われた世界からの脱出を目的とした物語。
時間ループものだったり、入れ替わった偽の自分によって住む世界を壊されたり、そして今回は【王降ろしの国】と呼ばれ自らの生き残りをかけた極限状態が展開するゲームの完結編です。

ここに来て、今までの巻で登場した各キャラクターの伏線や関係性が重要になり始めたので、キャラ忘れちゃった人はwikiでも参照しながら読んだ方がよいかも。

なるほど、こういう幕引きできましたか。

10/01/13 - の記事

空ろの箱と零のマリア〈3〉

タイトル:空ろの箱と零のマリア〈3〉(小説:電撃文庫)
作者  :みかげえいじ:御影瑛路
絵師  :鉄雄
デザイン:?
編集  :?

所有者の願いを叶えるが、願いに対する諦めや否定的な部分も正確に叶えるために多くの場合は箱の所有者も意図しないやっかいな状況を生んでしまうという”箱”。
その箱によって囚われた世界からの脱出を目的とした物語。シリーズをものすごくかみ砕いていうとそんな感じです。

毎巻置かれるシチュエーションがかなり違うのですが、今回は明確にゲーム小説の体裁をとってます。
いやあもう半端じゃない殺伐さ。人のエゴとか生存欲求出まくりですね。

09/10/28 - の記事

魔王城三限目

タイトル:魔王城三限目(小説:ファミ通文庫)
作者  :たぐちせんねんどう:田口仙年堂
絵師  :鉄雄
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)