名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

しどうりゅうせい:至道流星

14/01/22 - の記事

大日本サムライガール7

タイトル:大日本サムライガール7(小説:星海社FICTIONS)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星、じぇいさいろー:J・さいろー/ニトロプラス
絵師  :まごまご
デザイン:?
編集  :?

(たぶん)前代未聞な、日本の真の自立を願う右翼系美少女が、「目的は政治、手段はアイドル」ということでアイドル活動を繰り広げるこのシリーズ。
ついにコミカライズだそうで……まじですか。

さすがにアニメ化までない、と思いますが最近のラノベをとりまく状況というのは一昔前とは一変しており、今までなら到底アニメ化までは辿り着けなかったであろう、のうりんやベン・トーが当然のようにアニメになっているところを見ると、100%ないとは言い切れないのがおそろしいところです。

12/10/20 - の記事

大日本サムライガール 3

タイトル:大日本サムライガール 3(小説:星海社FICTIONS)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :まごまご
デザイン:?
編集  :?

目的は政権奪取、手段はアイドル!

極右思想を持っているが、その態度は真摯な絶世の美少女・神楽日毱がその政治思想実現のためのステップとしてアイドル道を突っ走る、サクセスストーリー。作者が作者だけに、かなりつっこんだリアルな経済、経営の話が絡んでくるのが特徴です。
ベタな萌えとは次元の違う、ひまりんの真面目さに存分に惚れ込んでください。

12/08/23 - の記事

大日本サムライガール 2

タイトル:大日本サムライガール 2(小説:星海社FICTIONS)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :まごまご
デザイン:?
編集  :?

キャラが、眩しい! その一挙一動にわくわく。

このシリーズ、自分はあえてこう紹介したいと思います。
超変化球のアイドル育成ストーリー。つまりはアイドルマスターです。

右翼な少女がアイドルに!という要素に目を奪われ、そこで一定の読者は食いつきますが、やはり『右翼』というキーワードは現代日本にあって、どうしても過激な印象を受けるので読むのに二の足を踏んでいる読者がいるのではないかと思います。
しかし。
実際に読んでみると、右翼とかそんな思想関係なしにヒロインの少女・神楽日鞠の魅力に引き込まれることでしょう!
2巻ですが改めておすすめ。

12/07/25 - の記事

大日本サムライガール 1 (星海社FICTIONS)

タイトル:大日本サムライガール 1 (星海社FICTIONS)(小説:星海社FICTIONS)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :まごまご
デザイン:?
編集  :?

極右政治系というとんでもないアイドルが登場しちゃいました。
憂国の美少女が真剣に世を憂い、政治の頂点に立つため、手段としてアイドルを目指す!

もうこの設定だけで降参。よくもまあこんなぶっ飛んだ話をぶちあげたものです。
作者は「葉月莉音の帝国」シリーズを知る人にはおなじみ、至道流星。素材は面白いものの料理が非常に難しい素材ですが、そこはどでかいハッタリはお手の物、社会の裏側のリアリティあふれる描写によってものすごくおもしろい物語になってます。
赤枠オススメ!
モバマスでアイドル育成を楽しんでるみなさんにもぜひとも読んでもらいたいですね。

別にこの本読んだからといって、政治思想が洗脳されたりはしませんのでエンタメとしてお気軽に手にとって見てください。

12/02/23 - の記事

羽月莉音の帝国 10

タイトル:羽月莉音の帝国 10(小説:ガガガ文庫)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :にのぜん:二ノ膳
デザイン:?
編集  :?

本気で革命をするために、まずは資金を稼ぐ!
資本金100万円からはじめて、ネット販売、企業買収、市場操作などなどを行いとほうもない資金を捻出、やがては革命をぶちあげるという、荒唐無稽でありながらも、その手法自体は非常にリアルで、経済小説の要素を持ちながらも本質はエンタメという希有なシリーズがついに完結しました。

感無量。
最後まで息を抜けない、そして着地点が読めない展開でしたが……終わりましたねえ。これは間違いなくラノベ史に名を刻む傑作でした。

さて以下はネタバレ雑感に移行します。

羽月莉音の帝国 9

タイトル:羽月莉音の帝国 9(小説:ガガガ文庫)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :にのぜん:二ノ膳
デザイン:?
編集  :?

なんか9巻まで読んだような気になってて、積みっぱなしでした(汗
10巻を読もうという段になって、9巻読んでないことに気がつきあわてて読了。

革命することを目標に、資本金100万からはじめて稼いで稼いで稼ぎまくり、世界の動向に影響を与えるところまできた革命部、ついにすべての計画を発動させます!
ラノベで『世界を革命する』をお題目にしている作品は、シリアス、コメディ問わずいろいろありますが、具体的に経済の手順を踏み「できるかもしれない」と思わせてしまうものとなると、かなり希少。それを見事になしとげているシリーズです。

12/02/05 - の記事

好敵手オンリーワン1

タイトル:好敵手オンリーワン1(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :武藤此史
デザイン:?
編集  :?

導入部分だけ読むと、美少女二人が主人公を取り合うだけのラノベのように思えますが……
読み終わってみれば、神社と教会、二つの宗教法人のどちらが資産が増やせるかの対決になっているというまさにこの作者ならではの作品に仕上がってます。

1巻時点では、他の作者では真似の難しいネタという部分に対しておすすめ。
まあ、正直ヒロイン二人はテンプレっぽさが漂うのでラブコメの部分に期待する人にはあえておすすめしません。

11/08/22 - の記事

羽月莉音の帝国 8

タイトル:羽月莉音の帝国 8(小説:ガガガ文庫)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :にのぜん:二ノ膳
デザイン:?
編集  :?

資産100万円からスタート、本気で革命するためのステップとしてお金を稼ぎまくるリアルな荒唐無稽経済ラノベ。

ロシアとガチで経済戦争をやった結果、かろうじて勝ちはしたものの経済的には火の車の革命部。果たして明日はあるか!?

11/04/21 - の記事

羽月莉音の帝国 7

タイトル:羽月莉音の帝国 7(小説:ガガガ文庫)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :にのぜん:二ノ膳
デザイン:?
編集  :?

いよいよリアルな荒唐無稽が本格的に牙をむく!!

革命を起こすためにはまず資金作りから!ということで、社員4人、資本金100万円からはじまった革命部。TOBだの社会の暗部だのといった各種の描写は非常にリアルで「ありえるかも」と読者に思わせるような手段を用いて、でもやることはとことん非常識。

11/02/22 - の記事

羽月莉音の帝国 6

タイトル:羽月莉音の帝国 6(小説:ガガガ文庫)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :にのぜん:二ノ膳
デザイン:?
編集  :?

「世界を革命する!」的なお題目のラノベは数あれど、本気でそれを追求する作品というのは超がつくレア。このシリーズは、本気で革命するためにまずは資本金100万からスタートしてリアルな経済活動によってとにかくお金を稼ぎまくります。

6巻は転換点かも。
とうとう莉音たちの活動が本格的にワールドワイドになってきました。

10/11/22 - の記事

羽月莉音の帝国 5

タイトル:羽月莉音の帝国 5(小説:ガガガ文庫)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :にのぜん:二ノ膳
デザイン:?
編集  :?

本気で革命するためにまずは資金から稼ぐ!
世界を革命するとか支配する「革命部」というネタだけならよくあるパターンですが、これは荒唐無稽でありながらも手段そのものはひどく現実的なところが最大の特徴です。
自己資金100万からスタートして、毎巻資産は膨れあがりついに10兆円規模まで!

で、この巻なんですが……
まさかの恒太無双。誰がこんな展開予想しただろうか?

10/10/10 - の記事

羽月莉音の帝国 4

タイトル:羽月莉音の帝国 4(小説:ガガガ文庫)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :にのぜん:二ノ膳
デザイン:?
編集  :?

革命するためにまず資金を稼ぐ!
超右肩上がりのお金儲けストーリー。
TOBの手法等この上ないリアリティの伴った、けれど荒唐無稽なエンターテイメントです。

4巻では超一流企業のEEを買収するという途方もない計画をぶちあげたところ、革命部は思わぬ反撃を食らってしまう!

10/07/19 - の記事

羽月莉音の帝国 3

タイトル:羽月莉音の帝国 3(小説:ガガガ文庫)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :にのぜん:二ノ膳
デザイン:?
編集  :?

初期費用1000円からはじまった革命部。
「本気で世界に対して革命を起こすために」まずは費用を稼ぎまくるのですが、これが非常にリアルな荒唐無稽ッぷりを発揮しています。今、最も旬な作品なのではとさえ思います。

ついに3巻にして1兆円を突破!
これがきちんと説得力のある方法を持って稼ぎ出されていくところが痛快ですね。

10/04/23 - の記事

羽月莉音の帝国 2

タイトル:羽月莉音の帝国 2(小説)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :にのぜん:二ノ膳
デザイン:?
編集  :?

本気で革命するために、まずは資金を集めまくる!

こんなコンセプトのもと、唯我独尊な少女・羽月莉音を中心にした4人の幼なじみは高校で「革命部」を創部して会社を設立、上場まで果たしてしまいます。
しかし一難さってまた一難。ヤクザとのトラブル勃発!?

起業ものとして非常におもしろいです。

10/02/19 - の記事

羽月莉音の帝国

タイトル:羽月莉音の帝国(小説:ガガガ文庫)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :にのぜん:二ノ膳
デザイン:?
編集  :?

「諸君、革命部へようこそ! 一緒に世界を変えちゃおうぜ!」

さて、こういうキャッチを見るとラノベ読みならあるタイトルを必ず想像するはずです。
「あー、ハルヒみたいな傍若無人キャラがわがまま放題する話ね」と。
確かに半分はその通りなんですが、この作品は決定的な違いがありまして……

革命するには資金が必要。
その資金を本気で稼いでます! これは新しい。