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大日本サムライガール 1 (星海社FICTIONS)

タイトル:大日本サムライガール 1 (星海社FICTIONS)(小説:星海社FICTIONS)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :まごまご
デザイン:?
編集  :?

極右政治系というとんでもないアイドルが登場しちゃいました。
憂国の美少女が真剣に世を憂い、政治の頂点に立つため、手段としてアイドルを目指す!

もうこの設定だけで降参。よくもまあこんなぶっ飛んだ話をぶちあげたものです。
作者は「葉月莉音の帝国」シリーズを知る人にはおなじみ、至道流星。素材は面白いものの料理が非常に難しい素材ですが、そこはどでかいハッタリはお手の物、社会の裏側のリアリティあふれる描写によってものすごくおもしろい物語になってます。
赤枠オススメ!
モバマスでアイドル育成を楽しんでるみなさんにもぜひとも読んでもらいたいですね。

別にこの本読んだからといって、政治思想が洗脳されたりはしませんのでエンタメとしてお気軽に手にとって見てください。

日本最大の広告代理店・蒼通に勤める会社員織葉織葉颯斗は、ある日街角で街頭演説をしている少女・神楽日毱と出会う。その極右的な政治演説に驚きながらも、その真剣さとなにより人並み外れたアイドル性を見出した颯斗は、政治の頂点に日毱を君臨させる手段としてアイドルとしてプロデュースしていくことになる。

政治的にはかなり過激ですが、その心は極めて真摯で真面目という日毱のキャラクター性はもちろんですが、やはり政治経済などにおけるリアリティあってのおもしろさですね。こんなとんでもない作品ですが、どうも星海社はかなり本気で売り出そうとしているようで、 ひまりプロダクションの公式サイトまで作られ、生ボイスまで聴けるという徹底ぶり。こりゃすげえ。


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