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こ、これは……。またすごいものが来ましたよ！

「ファウスト」をただのスタイリッシュなネタではなく、真っ正面から向き合い哲学的な要素を前面に押し出した内容になってます。
なにぶん設定が難解なので、一回読んだだけでは理解しきれないかもしれませんがそれでも一読の価値はあります。安易なキャラ萌えに走るタイプの作品ではないのでどうあっても絶対に読者を選ぶでしょうが、ここはあえて赤枠おすすめで！

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はい、いつも通り……じゃないんだなこれが！

ついに八方美人の極みである我らが主人公の裕人がひとつだけ決着をつけました。
長らく引っ張ってきたこのラブコメもそろそろ佳境が近いようです。

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タイトルに「つっこみ」が入ってますが、まさに内容はそれにふさわしいです。
ボケとツッコミによる怒濤の会話の応酬、これが作品の肝ですね。

アイドル声優と、ひょんなことからラジオのパーソナリティをやることになってしまったただの素人少年が繰り広げるボケツッコミラブコメ。会話の応酬が好きな人にはぜひともおすすめ。

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表題の「隙間女（幅広）」をはじめとする、都市伝説をモチーフにした5話の短編集です。
いわゆるちょっといい話、かな？

デビュー自体は「夜と血のカンケイ。」ですが、もともとは第15回電撃小説大賞＜電撃文庫MAGAZINE賞＞受賞しているのは、この短編である隙間女。
なるほど、この作者さんの本領は短編でこそ発揮されるのかも。というわけでいい話でした。

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怪獣小説！　まじ燃えます。そして主人公たちの組織は気象庁所属の観測分析が主任務というところにまた燃える。

それでは台詞解説。
”気特対”にマスコミの取材が入って、いろいろ注文をつけられたりもしたが最終的には、大物怪獣と遭遇し撃退するも、とても完璧にはほど遠い撃退だった。それに対する反省の弁のようなものがこれ。か、かっこいい……

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これはマジですばらしい怪獣小説です。
なによりも、パロディではなくまずＳＦとして、そしてエンタメとしてきっちり成立している点が大きいです！

怪獣が自然災害として広く認知され、世界の中でも有数の怪獣大国である現代日本。
そこで気象庁管轄の対怪獣特別組織”特異生物対策部”、略して”気特対”が、怪獣から国民を守るために奔走しますよ！
文庫化どころか、ドラマの放映もはじまったタイミングで何を今さらという気はしますが、赤枠おすすめで！

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古典部シリーズ新作。
「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとする、省エネ主義者の少年・折木奉太郎を探偵役に、古典部に関わるトラブルを解きほぐす日常ミステリ。日常ミステリなので誰も死にませんので、安心して読んでいられます。
毎度のことですが、思春期の少年少女の非常に微細な感情の揺れがとてもよく描写されてます。
ミステリの部分については門外漢なのでスルーで。

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ついにこの作品も完結してしまいました。
話がおもしろかっったのはもちろん、スクロリなどと言われるように小学生である月子が健気でかわいいのですええ。

それでは台詞解説。
十郎を人質にとられているために祖父の言いなりになっていた月子。感情を隠すことに慣れている彼女ですが、友だちには悟られてしまいます。……いい友だちだなあ。

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大団円！
いいお話でした、そして月子は本当にいい子だったよ！

ストーリーそのものも安定しておもしろかったですが、ヒロインである月子が成長しつつもちゃんと根っこでは普通の少女の部分を残していて、「ああ、いいなあ」と。

前巻では敵サイドにやりたい放題され、かなりフラストレーションがたまっていたんですが、ここに来てたまりにたまった鬱憤がついに解放されます！

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第4回ノベルジャパン大賞＜銀賞＞受賞作。

すごく……中二病です。なかなかここまで純度の高い中二病ストーリーにはそうそう出会えないのでは？っていうくらい。ここまで徹底されると清々しいですね！

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ギャルゲーの中のキャラ達が現実世界に実際に投影されたら……
そんなｉｆを、ただのラブコメで終わらせずシステマチックな部分にまで踏み込んで表現しているシリーズの外伝です。

重要なサブキャラである高橋愛子の兄・秀之を主人公に、本編では詳細がわかっていないフェアリーテールシステムの謎に迫ります。
あと、予想外でしたがヒロインが幼女なので、本編未読な一部の人（笑）もお試しあれ。

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紅漫画版５巻の限定版。紅「原作」ファン必見の原作を忠実に再現した新デザインによる30分の紅アニメがついてきます。

こんな紫を待っていたっ！！！！
切彦も出てきます。

さらに漫画の方はついに悪宇商会との本格的な戦いに突入！

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貧しくはあるが普通の少女としての生を捨て、戦いの中に生きることを余儀なくされ、それでも運命に立ち向かう少女の物語。燃え。

それでは台詞解説。
これ、かなり会心の一文を抜き出せたと思ってます。ほとんど解説がいらないんじゃないかな？　自分を犠牲にすることをためらわないエストの決意。これ見てビビっと来たら作品を買って間違いはないと思います！

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特典として「偽典・超電磁砲」が付きます。
かなり内容充実。問題は手に入れにくさだけ。まだアニメショップ系では普通に置いてあったりしますので（保証はしませんが）、がんばって手に入れてください。

さて、本編の内容についてですが……
小説版ではｉｆの世界でしかありえなかった超電磁砲ｖｓアイテムの直接対決が実現！　これは燃えるっ！

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主人公がどこか流血女神伝のカリエを連想させます。
つまりかなり負けん気が強くて、一度は折れても次は必ず立ち上がる。おお、燃えるっ！

今まで普通の暮らしをしてきた少女が突如「領域魔術師」として戦うことを強要されるファンタジー。
おすすめです。

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学園＋魔法バトルもの。
ストーリーラインそのものは定番からそれほど外れているわけでもないんですが、通して読んでみるとこれがかなりおもしろいです。一人一人のキャラクターが魅力的なことや、外見こそ女性に間違われるけど主人公が一本芯の通った性格なので見てて気持ちがいいことなどが大きいのかな？　おすすめ。

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すごいのきちゃったあぁぁぁぁぁっ！！！

同作者によるハードカバーの「ともだち同盟」とはまた趣が違い、冒頭はすごく中二病っぽい話に見えるんですが、その実ものすごく真っ直ぐに愛を語る物語でもあったりと、こちらも間違いなく森田季節にしか書けない物語ですね。
ということでちと人は選びそうですが、一見の価値あり。

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女性に罵られたり暴力を受けたりすると興奮してしまう重度の変態Ｍ少年・砂戸太郎をはじめとして、変態キャラしか出てこない素敵シリーズ、それが「えむえむっ！」です。

なんか短編集と見せかけて、割と普通にストーリーが続いてるんですけど？
そして新キャラ登場。

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執筆陣は水野良、谷川流、十文字青、長谷敏司、日日日、火浦功。
「ロードス島戦記」「涼宮ハルヒ劇場」「薔薇のマリア」[アンダカの怪造学」「未来放浪ガルディーン」などの文庫未収録短編集です。……って、ガルディーン……だと！？

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執筆陣は吉田直＆安井健太郎、三田誠、岩井恭平、林トモアキ、冲方丁、森岡浩之。
「トリニティブラッド」「レンタルマギカ」「消閑の挑戦者」「ミスマルカ興国物語」「オイレンシュピーゲル」など文庫未収録の短編集です。