名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

08/04/09 - の記事

かのこん 8

タイトル:かのこん 8(小説:MF文庫J)
作者  :にしのかつみ:西野かつみ
絵師  :狐印
デザイン:?
編集  :?

(こちらはついうっかり6,7巻の感想を書き忘れてました。そのうち補完しときます。ちなみにこれも新刊じゃないですよ?)
おそらく一般小説という枠組みではもっともエロエロなライトノベルです。
単純にエッチしてるという意味なら、「AKUMAで少女」とか「武林クロスロード」とか、その他もっとやばい内容のものはちらほら見受けられるのですが、かのこんの場合、変態としか言いようのない内容にも関わらず、よく読むと最後の一線で踏みとどまっているという究極バランスで他の追随を許しません!

もし、かのこんを1巻で切ってしまったけど、あまりにエロいエロい連呼されて内容が気になる方は、適当に数巻ずつ飛ばして読んでみると、進化の過程がわかるかも。

光炎のウィザード 恋は電光石火

タイトル:光炎のウィザード 恋は電光石火(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :きたみどり:喜多みどり
絵師  :宮城とおこ
デザイン:?
編集  :?

なんと3,4巻を飛ばしていきなり5巻を読んでしまったことが判明。
いやー、道理で話が繋がらないと思っ…>最低です

というわけで、なおさらシリーズ全体の紹介にとどめます。
学園の魔術師見習いにして、変わった動物マニアで、ネーミングセンスは最悪で、トラブルを引き寄せて拡大させる名人という少女・リティーヤとその指導教官ヤムセがメインとなるファンタジー小説。
リティーヤのトラブル体質を楽しめるなら、おすすめできます。シリアスがちょっと油断すると変なことになるので要注意ですが。

別冊図書館戦争 1

タイトル: 別冊図書館戦争 1(小説:アスキー・メディアワークス)
作者  :ありかわひろ:有川浩
絵師  :徒花スクモ
デザイン:?
編集  :?

図書館シリーズの外伝、つまりはあれですベタ甘成分大増量?
(まだ手に入れてないので、紹介はまたいずれ)

08/04/08 - の記事

アイドルマスターXENOGLOSSIA 伊織サンシャイン!+

タイトル:アイドルマスターXENOGLOSSIA 伊織サンシャイン!+(小説:HJ文庫)
作者  :すずかぜりょう:涼風涼
絵師  :シコルスキー
デザイン:?
編集  :?

いきなりでなんですが、私はアニメのXENOGLOSSIAは、思いきり途中で脱落してて序盤しか知りません。
なのになぜ買おうなどと思ったのか? すいません、つい絵で買ってしまいました(爆)
おでこにやられたのかもしれません。
以下の話は、そういう不届き者の書くことなので話半分に読んでください(笑)
伊織を主役にした外伝形式です。物語としてはアニメ第一話よりも前、伊織がアイドルチームに入る経緯からはじまって、なんと、ちゃんと26話終了時点までフォローしてます。(たぶん。だって途中で見るの辞めちゃったし!)

08/04/07 - の記事

AKUMAで少女~憑かれてぽよん~

タイトル:AKUMAで少女~憑かれてぽよん~(小説:HJ文庫)
作者  :わかつきひかる
絵師  :高階@聖人
デザイン:?
編集  :?

なんかもうどうやっても上手く紹介文が書けないので見切り発車。

TSもので、エロエロです。
これまで二回も彼女と精神が入れ替わってしまい、その度に戸惑いながらもなんか順応していくちょっと困った少年・僚ですが、今度は女体化。
大きすぎる胸を持て余しつつも、やっぱり順応して仕草も女っぽくああもはや変態道まっしぐら。

TSもの好きにおすすめ。TSもの好きなら、性別とかよく考えると変態じゃね?的な考えなどものともしないという意味も込められています(爆) 後今回は憑依もあり。

2008年4月 の新刊情報 電撃文庫

えーと。新人さんの作品もいろいろ出てますが……
今月は七姫物語の新刊が出ました! どうぞお買いのがしなく。

葉桜が来た《第14回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>》 夏海公司
とらドラ7! 竹宮ゆゆこ
断章のグリム VII 金の卵をうむめんどり 甲田学人
れでぃ×ばと! (6) 上月司
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4 絆の支柱は欲望 入間人間
C3 ―シーキューブ― III 水瀬葉月

2008年4月 の新刊情報 徳間デュアル文庫

今月も一冊のみ。
なんかもうほとんどこのシリーズのためだけに存在してる錯覚を覚えてきた(汗

福音の少年 時の神に抗いて 加地尚武

福音の少年 時の神に抗いて―Good News Boy

タイトル:福音の少年 時の神に抗いて―Good News Boy(小説:徳間デュアル文庫)
作者  :かじなおたけ:加地尚武
絵師  :中臣亮
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

とらドラ 7

タイトル:とらドラ 7(小説:電撃文庫)
作者  :たけみやゆゆこ:竹宮ゆゆこ
絵師  :ヤス
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

トラジマ! 2

タイトル:トラジマ! 2(小説:電撃文庫)
作者  :あちたろう:阿智太郎
絵師  :立羽
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/04/06 - の記事

暴風ガールファイト1&2巻、amazon、bk1に入荷してます。

このブログでは告知してなかったと思いますが、実はこのシリーズ、現状では続編はアウトになってます(涙)

しかし、おもしろいのは確かだしそれなりには(苦笑)2巻で話もまとまっているので、どうかこの機会に未読の方は読んでみてください。ラクロスを題材にしたコミカルさも持った非常に熱いスポ根です。

書影クリックで、詳細な紹介とかamazonとかへのリンクに飛びます。

 

以下愚痴。

インフィニティ Plus

タイトル:インフィニティ Plus(ゲーム)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

サイバーフロントから4/4に発売されました。うっかり注文するの忘れていたんであわてて今日注文(汗

「Nevr7」「Ever17」「Remember11」のinfinityシリーズに新作「12RIVEN」を含んだスペシャルBOXが発売!
「12RIVEN」単体もありますが、当然ながらこの圧倒的なお得感には敵いません。実は高画質目当てでPC版のEVER17を買おうかどうしようか悩んでいるうちにKIDがあーなって……という経緯があるので、この機会に購入決定。

特に傑作の呼び声も高いEVER17については、この機会にぜひ入手して遊んでみてはいかがでしょう。

08/04/05 - の記事

観測してみるまでわからないということは無限の可能性を持つ。むろんスカートの中のぱんつも例外ではない!

シュレディンガーの猫ってご存じでしょうか。
SFかじったことがあればまず知ってるかと思いますが、もし知らない方がいたらググれ。

まあ前置きはどうでもいいです。原曲は1月20日に投稿されているため、知っている人は知っているかと思いますが……最近他の職人によってさらにパワーアップ(笑)されたMADが!
嗚呼、スカートの中は小宇宙。

MMDでシュレディンガーのぱんつ【おれはやver.】(ニコニコ動画)
MikuMikuDanceでシュレディンガーのパンツ(ニコニコ動画)/youtube版はこちら
【初音ミク】シュレディンガーのぱんつ(ニコニコ動画)←原曲です/youtube版はこちら

日本上空いらっしゃいませ2

タイトル:日本上空いらっしゃいませ2(小説:HJ文庫)
作者  :ささはらしお:佐々原史緒
絵師  :タスクオーナ
デザイン:?
編集  :?

日本上空に突然異世界を名乗る浮島・上つ國が現われて、そこのお姫様はヒカルに会うなりなぜか夢中。なにかわけありのようだが?
どたばたに巻き込まれるうちに、ヒカルはあきらめていた陸上への情熱を再び取り戻す……というまっすぐな青春小説であり、異文化交流なラブコメでもあります。

正直に言いますと、1巻を読んだ時点では個人的に少々微妙でした。
上つ國が異世界に渡った時のルールとして、日本の偉人の名前を借りて各自名乗るわけですが、それがサッカー選手の名前だったりして、そこのコメディ部分が足を引っ張ってどうも緊迫感に欠けるきらいがあったためですが、2巻ではそれも吹き飛び、非常に盛り上がる展開になってます。

レンタルマギカ―ありし日の魔法使い

タイトル:レンタルマギカ―ありし日の魔法使い(小説:スニーカー文庫)
作者  :さんだまこと:三田誠
絵師  :pako
デザイン:?
編集  :?

シリーズとしては、作中で描写されている魔術考証を担当が一人ついていることからもわかるように、魔法合戦に相当なリアリティがあります。
古今東西のありとあらゆる流派の魔術の応酬となるので、それぞれの流派の特徴を生かした戦い方が実に熱い!!

さて、んで魔法使い派遣会社「アストラル」の、いつきの父親が社長時代のアストラルを描写した話なんですが、男率が高いので、腐女子のみなさんはきっとお喜びでしょう(笑)

真月譚月姫 6

タイトル:真月譚月姫 6(小説:電撃コミックス)
作者  :ささきしょうねん:佐々木少年
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

シエルとロアの激突とか、志貴の覚醒とかとか。
さすがに今さら月姫のストーリーについて語ったりはしませんが、よくもまあこれだけの設定について消化をしていってるものですねえ……。
しかしまあなんといってもアクションでしょう。実にかっこいい!
シエルの体の秘密について真実が明らかになるくだりでも、おっそろしい迫力があってちょっと背筋がぞっと来ました。

そしてラスト。なんといういいところで終わってしまうのか……早く次の巻をっ!

鋼殻のレギオス 1

タイトル:鋼殻のレギオス 1(コミック:カドカワコミックスドラゴンJr)
作者  :?
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?

まず、原作版の絵師である深遊さん自身がコミックを担当。
そして! コミック版の位置づけは外伝になっていて、ニーナが主人公!

そういうわけなので、ニーナファンは買わないと損します。ていうか買え。
でもニーナファンじゃなくても、やっぱり買いだと思いますよ?

08/04/04 - の記事

2008年3月の傑作ライトノベルピックアップ

3月読了分じゃなくて、発売分……が目標です。(先月分はこちら

単発&新作&マイナー優先。
詳細な感想・名台詞については書影をクリックしてください。
明確な順位付はしていませんが、上の方のものをよりおすすめとしています。


SH@PPLE 1
萌え系とは表向きの姿。
実は双子入れ替わりラブコメで、正統派。ちなみにTSではないです。

本日の名台詞

「あたしは女の見かけにだまされるような男はごめんだっていうのに!」
「でもパメラはいつも、とてもきれいにしているじゃない」
「身につけるものを楽しむのと、男の気を引くのは別よ。あたしは、恋をするならただ、あたしの心を愛してもらいたいのよ」


タイトル:ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと黄昏に見る夢(小説:コバルト文庫)
作者  :あおきゆうこ:青木祐子
絵師  :あき
デザイン:?
編集  :?
キャラ :パメラ&クリス (32 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

シリーズの紹介は書影クリックで。

それでは台詞解説。
割とはっきりしていて、自分もきれいなパメラですが、その境遇もあってか、外見ばかり気にする男には興味ないようで……。だからこそのイアン先生なのか。

ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと黄昏に見る夢

タイトル:ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと黄昏に見る夢(小説:コバルト文庫)
作者  :あおきゆうこ:青木祐子
絵師  :あき
デザイン:?
編集  :?

文字通りヴィクトリアンな時代のイギリスが舞台。
貴族の間で「そこのドレスを着れば恋が叶う」と評判の仕立て屋・薔薇色(ローズカラーズ)。
その店の女主人で、自らは地味な服装に身と包み目立たない少女・クリスと、名門貴族の跡取りで誰からも注目されるシャーロックの、身分違いの恋の行方を描いたものです。

実にじれったい二人ですが、今回はとうとう!
繊細な心情描写と、全然お約束なハッピーエンドが想像できないのが持ち味ですね。おすすめなシリーズです。

08/04/03 - の記事

くろかの

タイトル:くろかの(小説:HJ文庫)
作者  :なつみどり:夏緑
絵師  :さいとうつかさ
デザイン:?
編集  :?

科学部所属で科学至上主義の望は、どの部もまともに相手をしてもらえなかった文武両道の美少女・闇暗魔夜を部員に勧誘する。
なぜかけっこう積極的に望の勧誘に応じる彼女だが、宇宙人が突如出てきたあたりで雲行きが怪しくなり、さらには魔夜はもろにオカルト系であることが判明し……。

まあ正直ストーリーはどうでもいいですが、主人公が知性などはそのままで体が幼児化してしまい、無防備な魔夜とか他の少女達の胸やらパンチラやら見放題……とそういう話だと思ってください。

たま◇なま~ほしいものは何ですか?~

タイトル:たま◇なま~ほしいものは何ですか?~(小説:HJ文庫)
作者  :ふゆきしのぶ:冬樹忍
絵師  :魚
デザイン:?
編集  :?

半年前に、日本に飛来した隕石。それが実は鉱物生命体であり、鉱物の破片が人と融合することで、人の限界を超えた何者かに変質。
そして、変質して大きな力を持つ中で悪用しようとする者を、同じく破片によって力を得たものが討伐する……と、まあかなり端折ってますがおおよそこんな感じ。
>不足な場合は過去の紹介文を参照のこと

シリーズ開始当初は、主人公をはじめとして割と虚無感の漂うネガティブさも持ち合わせた話だったんですが、今やすっかり前向きで、ヒロイン格の由宇は立派なツンデレ担当になりました。
とは言うものの、この巻の主役は無表情系の蒼さんですけどね?

マリア様がみてる マーガレットにリボン

タイトル:マリア様がみてる マーガレットにリボン(小説:コバルト文庫)
作者  :こんのおゆき:今野緒雪
絵師  :ひびき玲音
デザイン:?
編集  :?

もはやシリーズの紹介は不要かな……学園もの。
書き下ろしの短編集で、いつもとやや違うのはご卒業なさった三薔薇様が、それぞれ主役を張ってる短編があるのがグッドです。
特に聖さまと蓉子さま、二人の短編に関してはものっすごいそれぞれの性格がこれ以上ないくらいに出てました(笑)。やっぱ、どうあっても蓉子さまは「面倒見のいいお姉さん」属性からは逃れられないようです。

08/04/02 - の記事

本日の名台詞

「あたし、あなたのことが、好きだったよ。知ってた?」
「ちゃんと言えなかったこと、すごく後悔してたんだよ。知ってた?」
「誰にも渡したくないって、今でも思ってる。知ってた?」
「じゃあ、さよなら。もう逢えないけど。…これは知ってたでしょ?」


タイトル:(小説)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?
キャラ :? (0 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

この台詞のことなんてすっかり忘れていたんですが、ラノ漫に載った電撃文庫編集部の三木さんの記事のタイトルで思い出した次第です。

この台詞みて「懐かしい!」と思った方はけっこうこの界隈のネット巡回歴が長い方ですね(笑)

ここに上の台詞に関する一騒動の記録があります。
http://maijar.jp/word/serifu/kensaku.htm

……上ではいろいろ書いてますが、結局最終的には「捏造だった」ということで決着しました(苦笑)。
でも、やっぱり今見てもインパクトのある台詞ですね。

身代わり伯爵の決闘

タイトル:身代わり伯爵の決闘(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :せいけすえもり:清家未森
絵師  :ねぎしきょうこ
デザイン:?
編集  :?

パン屋の娘ミレーユが、兄の身代わりに男装して伯爵のふりをする羽目に。
貴族のもめ事に巻き込まれたり、入れ替わって性別が違うことから起こる周囲の混乱がひじょーに楽しいシリーズです。このシリーズは新刊が出るのが待ち遠しくなってきました。
BLな方向には行きませんので、(そりゃネタがネタなんで怪しい場面はあるけどまあ笑って済む範囲です)男性も安心してお楽しみください(笑)
ミレーヌかわいいよミレーヌ。お手製のパンは食べたくないけど!

学校の階段8

タイトル:学校の階段8(小説:ファミ通文庫)
作者  :かいまたかあき:櫂末高彰
絵師  :あまふくあまね:甘福あまね
デザイン:?
編集  :?

階段レースで学校を駆け抜ける、ちょっと無茶な、しかししっかりとスポ根をしている青春小説です。
だいぶ認知度が上がってきてると思うのでさっと紹介するにとどめますが、「学校の階段と校内を縦横無尽に巡るタイムレース」という、一度やってみたくはあるけれど道徳的には問題ありまくりの行為について、「お話だからそれはそれ」と流せる人なら楽しめるはず。

またやってしまったわけですが。

はい、例によって4月1日モードはお楽しみいただけましたでしょうか?

とりあえず消すのももったいないので、ここに安置しておきます。
毎年毎年「俺はなんでこんな無駄なことに時間を費やしてるんだろう」と我に返るんですが、しかし気がつくとまたやってしまうという……いい加減ネタ切れなんですけどね(爆)

ともあれ、お楽しみいただけたのなら幸い。
ネタ作りですっかり消耗して、「もう、ゴールしてもいいかなー」という気になってきた極楽トンボでした。

08/03/31 - の記事

本日の名台詞

「ば、馬鹿な! そんなこと、現実にできるはずがない!」
「できるかどうかは問題じゃない! 理論が通れば、即ちそこにSFは――」
「在る!」


タイトル:ドアーズ 2(小説:スニーカー文庫)
作者  :かんざかはじめ:神坂一
絵師  :岸和田ロビン
デザイン:?
編集  :?
キャラ :プロフェッサーM&シュリン (144 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ちょっとシュール系のコメディ。2巻は(ラスト以外は)少々おとなしくなった気もしますが、1巻は間違いなく名作。
何度でも言います。触手に栄光あれ!

それでは台詞解説。
もはや解説なんか必要ないでしょう。心が洗われるような名台詞です。すばらしい。

ドアーズ 2

タイトル:ドアーズ 2(小説:スニーカー文庫)
作者  :かんざかはじめ:神坂一
絵師  :岸和田ロビン
デザイン:?
編集  :?

シュール系コメディ。
読む方が慣れてしまったためか、それとも触手という衝撃には勝てなかったか
1巻ほどのインパクトはありませんでしたが……と、書こうと思ったんですが。

そういうオチかっ!!!!

最後まで、実に「らしい」コメディでした。あんたにはやられたよ、もう。
ともかくシリーズ自体を未読の方はぜひ1巻読んでみてください。これは傑作。

08/03/30 - の記事

本日の名台詞

「はんっっ。相変わらずのいい子っぷりね、ガブリエラ。
見た目と違って中身は黒いくせに」
「そ、そんなことはありません」
「黒い、黒い、真っ黒だ」
「ですから、そんなことは……」
「なんかねぇ、こんがりと焼けた美味しそうなクッキーを、こう、ぱきっと折って中を見てみたら、黒い唐辛子がみっしりと詰まっていた……って、そんな感じ?」
「ですから、アフレア、そういう喩えは、かなり間違っていますよ?」
「あんたの笑顔も、なんか怖いのよね」
「怖いぃ、怖いぃ」
「も~~、皆さん、酷いです!」


タイトル:鋼鉄の白兎騎士団VI(小説:ファミ通文庫)
作者  :まいさかこう:舞阪洸
絵師  :伊藤ベン
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ノエルノード&ガブリエラ&その他 (19 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

女ばかりの騎士団に入団した型破りな新人・ガブリエラその他癖の多い新人達が騎士団に旋風を巻き起こし、対外的にも無視できない存在に成長していく戦記もの。

それでは台詞解説。
ガブリエラは天性の策略家としての資質を持っているので、とにかく周りはその采配に驚きっぱなし。そして、とうとうこんな事を言われる始末。ただしこの台詞で重要なのは、ガブリエラが心底から信頼された上でこういう軽口を叩かれていることです。それだけ、彼女の智恵はすごいってことで。