過去ログ
07/02/28 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2007/02/28 - 06:42「勘違いしないでね、君たちのせいってわけじゃないよ」
「君たちのせいで仕方なく怒ったわけじゃない。夏木が怒りたかったから怒ったんだ。その辺は見くびらないであげてね、バカだけど」
作者 :ありかわひろ:有川浩
絵師 :?
デザイン:?
編集 :?
キャラ :冬原 (341 P)
絵師直営サイト:なし
特記事項なし
▼本日の作品&台詞解説▼
よい怪獣もの&初々しいラブでした。
空の中、図書館シリーズと来て、こっち読むのがあとさきになってしまったけど、やはり有川浩作品にはベタ甘ラブがないと!!
んで駆け足で台詞解説。
某ガキんちょの心無い言葉に爆発して怒ったことで、難しい立場に立たされてしまった夏木。自分の代わりに怒ってくれたためにそういう事態になったのだと恐縮して謝ろうとする望に、「間違ったことをしてるわけではないのだから、堂々としていろ」ということを、暗に示したわけです。義憤という言葉がありますが、あれよりももっと強い感情なのかもしれません。
言葉では説明しづらいんですが、こういう感覚の表現が気に入って選びました。。
2007年3月 の新刊情報 ゼータ文庫
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2007/02/28 - 00:56ドラグネット・ミラージュ2 10万ドルの恋人 賀東招二
一時はどうなることかと思いましたがどうやら無事に出るようです。
が、とうとうレーベルの発売日をぶっちぎってしまい、その上ゼータ文庫公式サイトは事実上消滅。
次の刊行予定は知るよしもないとくればこれはもう勘ぐられてもしょうがないレベルだと言えるでしょう。
レーベル最後の一冊にならないことを心から祈ってます本当に。
作品のお気に入り度は非常に高いレーベルだけにがんばってほしい
2007年3月 の新刊情報 HJ文庫
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2007/02/28 - 00:52超鋼女セーラ、2巻来ました。
アレクシオン・サーガ 五代ゆう
プリンセスはお年頃!3 榊一郎
ゲノム・スパイラル 高平鳴海
超鋼女セーラ ロボ娘はボクの夢を見る 寺田とものり
せんすいかん その3 水城正太郎
2007年3月 の新刊情報 コバルト文庫
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2007/02/28 - 00:51興味のあるシリーズはあっても、うかうかしてる間にみんな長期化しちゃって手を出せない……orz
伯爵と妖精 ロンドン橋に星は灯る 谷瑞恵
天を支える者4 前田珠子
少年舞妓・千代菊がゆく! 恋ごころふたたび 奈波はるか
王宮ロマンス革命 迷都にさまよう姫君 藤原眞莉
占者に捧げる恋物語 野梨原花南
月色光珠 空恋う銀糸の果て 岡篠名桜
鏡のお城のミミ 愛される道のゆくえ 倉世春
1/2のヒーロー 鵺の巻 七穂美也子
07/02/27 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2007/02/27 - 06:35「たとえ、千人殺したって……だれも、なにも、言ってくれやしないんだ」
「じゃあ、二千人殺す! 三千人殺す! 四千人殺す!」
「一万人でも、同じだ。
死んだ人間はなにも言わない…………なにも、望まない。だから……なにも、応えてはくれない」
作者 :かわひとただあき:川人忠明
絵師 :椎名優
デザイン:?
編集 :?
キャラ :アマデオ&フェシー (197 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
作品紹介については、表紙画像クリックで。おすすめな作品です。普段ファンタジーを読まない方にもおすすめ。
それでは台詞解説。
えーと、復讐がテーマになってます。復讐すればきっと犠牲になった者は喜んでくれるはず、という論理に対するものですね。ここでは、そんなことをしても死んだ人間は浮かばれないとかもっともらしいことは言わないのがいいところ。
ダークエルフの口づけ 2
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2007/02/27 - 06:24作者 :かわひとただあき:川人忠明
絵師 :椎名優
デザイン:?
編集 :?
ソードワールド?グループSNE?剣と魔法のファンタジー?なにそれ、興味ないね!
そういう方にも全く問題なく読んでもらえます。剣と魔法は、物語上では添え物でありメインディッシュとなるのは違うもの。
誰が敵で誰が味方かわからない、笑顔で協力の相談をしている裏でお互いの脚を引っ張り合うような、策謀の世界。
正義の味方などそこには存在せず、その代りに一筋縄ではいかないやっかいで、けれども強烈な魅力を持った人物たちの集う物語です。
このシリーズはおもしろい!! おすすめです。
ダークエルフの口づけ―ソード・ワールド・ノベル
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2007/02/27 - 06:23作者 :かわひとただあき:川人忠明
絵師 :椎名優
デザイン:?
編集 :?
はじめに白状すると、剣と魔法のファンタジーにもさすがに飽きが来て、グループSNE関係のノベルは最近すべてスルーしてました。
が。
『…うるさい。殺すわよ』と言われたい! ライトノベルのツンなヒロイン万歳というエントリを立てた時に、トラバで推定ツンデレ比9:1なヒロインだという紹介をゐんどさんに受けて以来気にはなっていたのです。
評判もいいみたいで2巻が出たのを契機に手をつけてみたのですが……これが非常におもしろい!
笑顔で握手を交わすテーブルの下で、もう片手はお互いナイフを握りつきつけあっているような感覚のある、緊張感と策謀に満ちた物語。
普段ファンタジーを読まない方、グループSNE関係の小説には興味もない方でも、上の紹介文で興味を惹かれるようであれば読んで損はしないと思います。
ただし、単純な萌えやコメディを期待している場合は、決してその想いは満たされることはありませんので、その辺ご承知おきください。
ゼロ・イクステンド
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2007/02/27 - 04:20作者 :あかいこうすけ:赤井紅介
絵師 :宮城
デザイン:?
編集 :?
現代ファンタジー。超能力大戦。
主人公の少年・圭一郎は、ある日突然ひとりの少女に奇妙な能力で殺されかける。
そして、ラウラと名乗るその少女は、自分は裏切り者として、また圭一郎も別の理由で命を狙われていることを告げ、なしくずしに共闘し、居場所のない彼女と同居まですることに……。
アクション小説としては割と王道的ですが、悪くはなかったです。それと、ヒロインのら裏の口調が非常に特徴的なんで最初とまどうかもしれませんが、慣れてくるとなんか妙に中毒性があるかも。
2007年3月 の新刊情報 スニーカー文庫
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2007/02/27 - 01:45去年の9月にデビュー作の上巻が出てから音沙汰が無く、どうなってんだ?と思っていたシンフォニックハーツの下巻がようやく刊行です。
アンジェリック・ノワール (1) パラダイス・ロスト 椎葉周
多重心世界シンフォニックハーツ 下. 多声者の終焉 永森裕哉
ストライク・ウィッチーズ 弐ノ巻 スオムスいらん子中隊恋する ヤマグチノボル
ムシウタ 08. 夢時めく刻印 岩井恭平
銀星みつあみ航海記 LOG.00 僕らが出帆した動機 鷹
2007年3月 の新刊情報 角川ビーンズ文庫
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2007/02/27 - 01:45ビーンズ文庫も新人さんの作品が2つ。これでほぼ怒濤の各レーベル新人作品ラッシュは一段落した……のかな?
マスケティア・ルージュ 虹色の宝石箱 志麻友紀
ユスティニアの花束 雨川恵
神語りの玉座 星は導の剣をかかげ《第4回ビーンズ小説大賞<奨励賞>》 薙野ゆいら
身代わり伯爵の冒険《[第4回ビーンズ小説大賞<読者賞>》 清家未森
2007年2月 の新刊情報 ファミ通文庫
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2007/02/27 - 01:44スイートホームスイート完結編とか、新作とか、超妹大戦&鬼切り夜鳥子の続編とか、今月もファミ通文庫は注目どころいろいろです。
スイートホームスイート4 世界で一番すてきな遺産 佐々原史緒
ラビオリ・ウエスタン 森橋ビンゴ
竜と箒とひかりの彼方 富永浩史
疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女 深見真
鬼切り夜鳥子2 京都ミステリーツアー 桝田省治
超妹大戦シスマゲドン2 古橋秀之
ファイナルファンタジーXI ~賢者の遺言 (上)~ はせがわみやび
銀星みつあみ航海記 LOG.0
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2007/02/27 - 01:13作者 :たかみかずゆき:鷹見一幸
絵師 :緒方剛志
デザイン:?
編集 :?
(文案整理中)
神語りの玉座―星は導の剣をかかげ
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2007/02/27 - 01:07作者 :なぎのゆいら:薙野ゆいら
絵師 :ひびき玲音
デザイン:?
編集 :?
(文案整理中)
07/02/26 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 月曜, 2007/02/26 - 06:19「小賢しいわ、偶然手にした力で図に乗る青二才が!」
「だからって、この世に不要な人間というのはいません。ただ自分を生かせる幸福な人間と、生かすことのできない不幸な人間はいる」
「?」
「真名辺さんがいつも言っているのは、そういうことだと思っています。俺たちの国も、ただ『邪魔になるような気がする』だけで、潰される必要はない」
「ハ。呼ぼうとか、保険とか、そんな言葉の意味も知らんか、今の子供は――」
「――予防で人が死ぬ必要はないですよ」
作者 :いとこうへい:伊都工平
絵師 :巳島
デザイン:?
編集 :?
キャラ :大道寺&立木ヒロ (280 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
とても趣味的に突っ走るシリーズ。様々な設定などいったんハマったらもう虜、かも。
それでは台詞解説。
今日のメインは最後の一文です。強者の論理で弱者を排除されてたまるか、というお話ですね。
07/02/25 - の記事
電撃大王 2007年 04月号 [雑誌]
投稿者: tonbo 投稿日時: 日曜, 2007/02/25 - 21:08作者 :ふゆかわもとい:冬川基
絵師 :?
デザイン:?
編集 :?
絵師直営サイト:なし
特記事項なし
全国推定100万人(いるといいなあ)のとある魔術の禁書目録ファンの皆さまへ。
いよいよ電撃大王200年4月号から、『とある科学の超電磁砲』がはじまりましたよ!
とある魔術の禁書目録の外伝としての位置づけの漫画版で、主役はもちろん御坂美琴です。
ぶっちゃけ、普段は電撃大王を買っていないんですが、連載開始を知って、急遽買いに走りました。
さて、気になる内容ですが……
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 日曜, 2007/02/25 - 20:54『神田俊。「方違え」というのは存じてまして?』
「……なにそれ?」
『ふぅ。では特別に教えてあげましょう。方違えと言うのは、陰陽道から来た習慣です。外出先の方角が悪い場合、いったん別の場所に行くことで、進む角度を変えるのですわ。我が冷泉院家は由緒ある家なので、そういう古式ゆかしいものを大切にしているのです』
「で?」
『今からあなたの家へゆきます』
「……は?」
『か、勘違いしないように』
『わたくしが本来行きたい場所の方違えとして、たまたま、あなたの家の位置が最良と出ただけですわ。夕方まで滞在しますkれど、それはあくまで方違えのためであって、わたくしの意思とはまったく! これっぽっちも関係ありません。いいですわね!?』
作者 :ななつきたかふみ:七月隆文
絵師 :みけおう
デザイン:?
編集 :?
キャラ :冷泉院撫子&神田俊 (32 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
レベル99だけどかしこさ40の女勇者が現実世界に。
運命と人と認識されている少年とのラブコメです。
さてさて本日の台詞解説。
ツンデレな言動はいろいろ目にすることも多いですが、方違えというのははじめてお目にかかりました(笑)
文章ではそこまでは書いていませんが、かの枕草子で清少納言は、「方違えに行ったのに、おもてなしのひとつもしないなんてありえねーわよ! わかってんでしょうね!?」(超意訳)と言ってるぐらいですから、暗にちゃんともてなせよという脅しが入っているのかもしれません。ともかく、人の家に押しかける理由としては非常に有効ではないでしょうか。
ラブ★ゆう 2
投稿者: tonbo 投稿日時: 日曜, 2007/02/25 - 20:50作者 :ななつきたかふみ:七月隆文
絵師 :みけおう
デザイン:?
編集 :?
国民的RPGドラブレからヒロインがいなくなった!?
空想するということができない少年・神田俊が、ゲームのヒロイン・ロザリーに「そばにいてほしい」と思ったところ、現実世界へとロザリーが召喚されてしまい、そこからはじまるラブコメです。
RPGをする人にはおなじみのギャグを盛り込みつつ、べたべたなラブコメが展開されますが、なかなかどうしてベタでも盛り上がります。
ロザリーから「契り」を度々迫られるも、ヘタレなためなかなかあと一歩踏み込めない俊とのやりとりや、お隣のお姉ちゃん、ツンデレお嬢さまの邪魔などに大いに笑わせてもらいました。なんか高尚なテーマの元で苦悩するといったタイプの話ではないですが、ラブコメや笑える話をご所望の方におすすめ。
07/02/24 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 土曜, 2007/02/24 - 17:21『お前はなぜ強くなりたいのか?』
『自分がなぜ弱いのか、知りたいからです』
作者 :いとこうへい:伊都工平
絵師 :巳島
デザイン:?
編集 :?
キャラ :フヴェルゲルミル&長川律 (192 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
詳しくは表紙画像クリックで作品紹介をお読みください。
趣味的な方向に突っ走る現代魔法ファンタジーです。主に燃え。
それでは本日の台詞解説。
さて、この台詞が「強くなりたいから」ではなく、「弱さ」の方を引き合いに出されている点がポイントです。まっとうな行き方ではなく、歪みを持ったまま強くなってしまった少女の原点を示しているものすごく象徴的な台詞。これは個人的には久々に会心の台詞。
モノケロスの魔杖は穿つ 2
投稿者: tonbo 投稿日時: 土曜, 2007/02/24 - 16:40作者 :いとこうへい:伊都工平
絵師 :巳島
デザイン:?
編集 :?
相も変わらず、あまりにも濃い設定の連発、そして独特なテンポの会話、そして燃え。
ちょっとしたネタバレになってしまいますが、もしまだシリーズに手を出されてない方は表紙絵、そして巻頭カラー挿絵を見てみましょう。もし、そこで魂が動いたら間違いなく買いです。今からでも遅くないからファンとなるべし。
「非常識にでっかい剣と少女」という組み合わせは実に燃えます。
えむえむっ!
投稿者: tonbo 投稿日時: 土曜, 2007/02/24 - 10:45作者 :まつのあきなり:松野秋鳴
絵師 :QP:flapper
デザイン:?
編集 :?
主人公だけでなく、メインの登場人物がことごとく壊れてるラブコメ。
なんと主人公がマゾ! そしてネタバレになるから言いませんが脇を固めるキャラにも問題あり。なんてバカな設定なんだ。だがそれがいい。
07/02/23 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 金曜, 2007/02/23 - 05:50「堂上教官、あたしのことどう思ってると思う?」
「それは教えてあげません。
あたしに訊いたら推測じゃなくて解でしょうが。相手の言動の一つ一つで舞い上がったり不安になったりしっかり翻弄されといで。それは乙女ゴコロの心意気ってもんでしょうが」
うわあ、――はっきり明言されると恥ずかしい。
「相手の背中追いかけたいなんて恋するパターンの典型でしょ。頑張って走んなさいよ、その脚だけで今まで難局全部乗り切ってきたんでしょ」
作者 :ありかわひろ:有川浩
絵師 :徒花スクモ
デザイン:?
編集 :?
キャラ :笠原郁&柴崎麻子 (323 P)
絵師直営サイト:なし
特記事項なし
▼本日の作品&台詞解説▼
図書館をメディア寮歌委員会の検閲から守れ! そして防衛の最前線である図書隊の特殊部隊唯一の女性隊員として配属された熱血バカ・笠原郁は今日も考えるより先に行動するのだ。だいたいこんな話。
時に、検閲や差別の問題も織り交ぜつつも、基本はエンターテイメントです。
なお、図書館戦争シリーズのコンセプトについては
“危機”に出でよ、日和らない上司!~有川浩『図書館戦争』シリーズ (著者に聞く) ※無料登録は可能ですが、日経ビジネスオンライン会員以外は1頁目しか読めません。
ライトノベルを買う大人は恥ずかしいか?~有川浩『図書館戦争』シリーズ (著者に聞く)
この辺を読むと参考になるかと。
07/02/22 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 木曜, 2007/02/22 - 06:22「トモダチは手を繋いでも構わないの?」
「手を繋ぐくらいなら、大丈夫だと思う」
「口付けをすることは……?」
「キスは……ダメじゃないかな。友達の範疇を超えてるよ」
「では、《好き》でいることは? 恋する気持ちを隠して、トモダチでいることは?」
「それは……」
それは、友達と呼べるのだろうか?
作者 :かざみめぐる:風見周
絵師 :G・むにょ
デザイン:?
編集 :?
キャラ :有栖川咲夜&椎堂密 (147 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
「天使」が突如現われ、人や街を壊して「回収」していくようになってしまった世界。世界が終わるまでこの状況は続いていく。人類の最後を見届けるオメガとしての役割を与えられた椎堂密は死ぬことができない体になってしまったが、唯一相思相愛の相手には殺されることができ、オメガを殺すことで世界の滅亡を止められるという。そんな密の前に現れた対天使兵器(ルシフェリオン)の少女・サクヤと、世界を救うために恋をしようとする、そんな物語。
07/02/21 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2007/02/21 - 06:34「あたし、王子様からは卒業します!」
作者 :ありかわひろ:有川浩
絵師 :徒花スクモ
デザイン:?
編集 :?
キャラ :笠原郁 (56 P)
絵師直営サイト:なし
特記事項なし
▼本日の作品&台詞解説▼
図書館を守るため、日夜戦う(だけでもないけど)図書隊特殊部隊唯一の女性隊員にして熱血バカの笠原郁。さあ、彼女の恋の明日はどっちだ!
と、いう説明は必ずしも間違いではないと思いますええ。
さてと、台詞解説。
そもそも郁が図書隊という職を志したのは、本屋で強引な検閲に巻き込まれた時に守ってくれた一人の隊員の存在があったから。彼女はそれを「王子様」と呼んでいて、ほとんど神格化された存在(笑)になっているのですが、そういう不定型のアイドルを追っかけるようなマネはもうやめにして、現実の恋と向き合おう!という決意表明です。台詞だけ見てるとわかりにくいかもしれませんが、シリーズ中でも屈指の名場面じゃないかと思います。
図書館危機
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2007/02/21 - 06:06作者 :ありかわひろ:有川浩
絵師 :徒花スクモ
デザイン:?
編集 :?
絵師直営サイト:なし
特記事項なし
やっぱり、このシリーズは非常に良質なエンターテイメントです。
ハードカバーですが、手を出すだけの価値あり。おそらく図書館に置いてある確率も高そうなので、買うのはちょっと……という場合は借りてでも読んでほしいです。
メディア良化法という事前検閲・そして不適切な表現の本は実力行使で排斥することを許されたメディア良化委員会に対し、検閲に対抗し表現の自由を確保するために、図書館は図書隊という実戦で狩られる本を守る能力を持った部隊を組織。そして図書館とメディア良化委員会の抗争の最前線に立つ、特殊部隊初の女性隊員として入った熱血バカ女・笠原郁を主人公とした、恋とアクションな物語です。
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