名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

09/10/12 - の記事

付喪堂骨董店 6―“不思議”取り扱います

タイトル:付喪堂骨董店 6―“不思議”取り扱います(小説:電撃文庫)
作者  :おどうあきひこ:御堂彰彦
絵師  :タケシマサトシ
デザイン:?
編集  :?

ずっと一貫してイチオシし続けているシリーズです。
ついに今までずっと明かされなかった刻也の咲の過去が明らかに!

アンティークと呼ばれる不思議な能力を持った骨董品の偽物を扱う「付喪堂骨董店」。
そこでアルバイトをする二人・舞野咲と来栖刻也、そして店主である都和子さんの三人を主要登場人物として連作短編形式でアンティークにまつわる様々なエピソードが展開する物語。

ねこシス

タイトル:ねこシス(小説:電撃文庫)
作者  :ふしみつかさ:伏見つかさ
絵師  :かんざきひろ
デザイン:?
編集  :?

人里に居を構え、人化の術で人にとけ込み暮らす猫又四姉妹の物語。

意外、と言ったらなんですがこれがストーリー的にもおもしろかったです。
おすすめ!

普通スルーされそうな、変身する前と後の身体の感覚の違いについて丁寧に描写されているのが、ツボでした。

少年テングサのしょっぱい呪文

タイトル:少年テングサのしょっぱい呪文(小説:電撃文庫)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

注意! この本の帯は詐欺です。
帯の煽り文句だけ見て、脳天気なコメディだと思って読むと痛い目に遭います。

開始数ページこそ、アホなコメディっぽいですが……「は? 呪殺って?」「邪神法人?」
こんな単語が出てくる時点で、もはやコミカル一辺倒のはずがないというか。

全体像としては、正直説明不能。