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少年テングサのしょっぱい呪文

タイトル:少年テングサのしょっぱい呪文(小説:電撃文庫)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

注意! この本の帯は詐欺です。
帯の煽り文句だけ見て、脳天気なコメディだと思って読むと痛い目に遭います。

開始数ページこそ、アホなコメディっぽいですが……「は? 呪殺って?」「邪神法人?」
こんな単語が出てくる時点で、もはやコミカル一辺倒のはずがないというか。

全体像としては、正直説明不能。

邪神ジゴ・マゴに憑依され、実質邪神法人の代表者でもある少年・テングサ。
彼の元に舞い込む、やっかいな呪詛申請がやがて大きな事件へと繋がっていくことに。

まともに作品の紹介しようとすると、すごくややこしいのであえてしません。
ただ、少なくとも萌えは期待しない方がいいです。
ラブコメでもないし、かといってバカ小説という内容でもない。
むしろ最後まで読み終わると、実は人情物語としてまとまっていることに驚愕すべきかも。、


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