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付喪堂骨董店 6―“不思議”取り扱います

タイトル:付喪堂骨董店 6―“不思議”取り扱います(小説:電撃文庫)
作者  :おどうあきひこ:御堂彰彦
絵師  :タケシマサトシ
デザイン:?
編集  :?

ずっと一貫してイチオシし続けているシリーズです。
ついに今までずっと明かされなかった刻也の咲の過去が明らかに!

アンティークと呼ばれる不思議な能力を持った骨董品の偽物を扱う「付喪堂骨董店」。
そこでアルバイトをする二人・舞野咲と来栖刻也、そして店主である都和子さんの三人を主要登場人物として連作短編形式でアンティークにまつわる様々なエピソードが展開する物語。

だいたい、例外なくアンティークを悪用した人間にはろくでもない未来が待っていて、重たい終わり方をすることも多いんですが、最終話では咲と刻也の夫婦漫才じみた思わず顔のゆるんでしまうような素敵エピソードが待っている……んですが……

次の巻でいよいよ終幕ということで、とうとう刻也と咲の過去が明らかになり、今回は素敵エピソードも無し、さらに連作短編形式ではなく、はじめて長編として1冊まるごと物語が繋がってます。
ああ素敵エピソードがないどころか、あと一冊しか楽しめないなんて……orz
刻也と咲は幸せになれるんでしょうか。ぜひともなってもらいたいところですが。

かといってこの状態で止められてもそれはそれで辛いので、次の巻はなるべく早く出ますように。
そしてできうることなら、一冊でいいので甘々要素だけで埋め尽くされた外伝が出ますように!


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from 愛があるから辛口批評! on 火曜, 2009/11/10 - 23:40

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