名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

09/12/12 - の記事

本日の名台詞

「描くのか?」
「描きたいです。それでも、俺は描きたい」
「もう一度、聞く。やめる気は?」
「ないですね」
「君の絵のせいで傷ついた人間がいるんだぞ? それに罪悪感を感じないのか? さっき君は一生後悔しなくて済んだと、私に言ったばかりだろう? あれは嘘か?」
「いいえ、でもそんなことじゃ退けない。
表現者なら誰でもそうだ。表現が直接傷つけたならやめようと思っても無理はない、それが責任の取り方かもしれない。でも間接的な影響では、例えそれが人名に関わろうと、絶対に画家は筆を折らない。それで折るようなら、負け犬だ」


タイトル:くるくるクロッキー(小説:電撃文庫)
作者  :わたなべこま:渡部狛
絵師  :茨乃
デザイン:?
編集  :?
キャラ :魚住或瀬 (263 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

”女の子の肌”に絵を描くと、その絵が生命を持ってしまう――そんな能力を持った少年の物語。
「描きたいけど、描けない。でもやっぱり描きたい!」そんな衝動についての描写が他人事とは思えませんですええ。

それでは台詞解説。
見ての通りで、絵が生命を持ってしまったことで騒ぎになった前科があるために一度は悩んだ或瀬。それでも最後は描きたい欲求は誰にも止められないのです。

ウェスタディアの双星 6

タイトル:ウェスタディアの双星 6(小説:電撃文庫)
作者  :おがわまさたけ:小河正岳
絵師  :つゆき:津雪
デザイン:?
編集  :?

内憂外患によって存亡の危機に瀕した小国ウェスタディアに生まれた二人の英雄・バドエルとアルファーニ。彼らを中心として、銀河の戦いの興亡を描いた壮大な物語です。

こういう「銀河の歴史がまた一ページ」的な物語は、銀河英雄伝説をその昔再読しまくった人間にとっては大ごちそう!
さらに言うと、このシリーズはキャラクター性がかなり高く、終始楽しく「SF」という構えをするしなくても読めるように作られているのがポイント!

物語の方は、この巻で大きな転換期を迎えたのかも?

ソードアート・オンライン 3

タイトル:ソードアート・オンライン 3(小説:電撃文庫)
作者  :かわはられき:川原礫
絵師  :abec
デザイン:?
編集  :?

超リアルな近未来ヴァーチャルオンラインRPGに囚われログアウトできなくなってしまった1万人。強制的にログアウトしようとすると命を落とす……。そんな世界で、主人公のキリトはゲームクリアを目指して、ひたすら孤高に強いモンスターとの戦いを繰り返す。そんなアクション……の続編です。
物語的には、1で一度綺麗に完結してるのですが新たなヴァーチャルゲームが舞台だが……?という趣向になってますね。

まあ一言でまとめると、キリトハーレムはどんどん拡大中です!

2009年12月 の新刊情報 GA文庫

悠久のアンダンテの作者の人は新人さんかと思ったら、富士見ファンタジアで「王国神話」を書いてた人ですね。

月見月理解の探偵殺人[第1回GA文庫大賞<奨励賞>] 明月千里
悠久のアンダンテ ―荒野とナツメの物語― 明日香々一
おと×まほ9 白瀬修
純愛を探せ!3 速水秋水

おと×まほ 9

タイトル:おと×まほ 9(小説:GA文庫)
作者  :しらせしゅう:白瀬修
絵師  :ヤス
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

純愛を探せ!3

タイトル:純愛を探せ!3(小説)
作者  :はやみしゅうすい:速水秋水
絵師  :玲衣
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

難民探偵

タイトル:難民探偵(小説:講談社)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

未入手というか、存在を忘れてました。
推理小説と言うことですが、果たして……。