名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

円環少女 (3) 煉獄の虚神(下)

タイトル:円環少女 (3) 煉獄の虚神(下)(小説:スニーカー文庫)
作者  :はせさとし:長谷敏司
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:なか:中デザイン事務所
編集  :?

相変わらず、ちょっと読みにくいけれどもハマり度の極めて高い魔法アクション。とんでもない能力を持った魔法使いとの闘いに勝ち目はあるか? はい、大いに燃えました。
三千世界の中で唯一魔法という概念が無く、どころかそこの住人に「観測」されることで魔法自体なかったことなる……それゆえに地獄と呼ばれ、魔法使い達の流刑地にされた日本。という設定に惹かれたらもうそれは間違いなく買いです。あとは嗜虐癖のある少女とか、もうとにかくいろんな要素てんこもり。


この作品の名台詞

「上から見おろさないで! 料理だってそう、家のことだってなんだって、きずなのほうが上手にできるわ。
あたしは足手まといでずっと守られてたら、刻印魔導師ですらなくなるの。魔法使いの一番下からも落っこちたら、何になるの? そんな生きてるだけの負け犬のあたしなんて、誰がやさしくしてくれてもこのあたしが絶対認めないわ!」

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