名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

こまつのぼる:小松昇

06/05/26 - の記事

制覇するフィロソフィア

タイトル:制覇するフィロソフィア(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :さだがねしんじ:定金伸治
絵師  :エナミカツミ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?

なにこの無駄なまでの異様な熱血ぶりは! よくやった! 感動した!
もうコンテンツ消えちゃったけど、まいじゃー認定最高クラス! イエッフー!

ぶっちゃけ女版男塾。哲学を「武器」にして闘うって!
しかもこれが単なるパロディなどではなく、完全に独自の世界観を築きあげているのです。

読め。いいから読め。

06/05/05 - の記事

銀盤カレイドスコープ〈vol.2〉フリー・プログラム:Winner takes all?

タイトル:銀盤カレイドスコープ〈vol.2〉フリー・プログラム:Winner takes all?(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?

完全に1話の続きもいいとこなので、1,2巻セットで読まれる事をおすすめします。
シリーズそのものを未読でしたら銀盤カレイドスコープ〈vol.1〉ショート・プログラム:Road to dreamの紹介文をお読みください。

参考までに2巻はマスコミバッシングとの対決とか、あとはなんといってもフリーでの演技が見どころです。

銀盤カレイドスコープ〈vol.1〉ショート・プログラム:Road to dream

タイトル:銀盤カレイドスコープ〈vol.1〉ショート・プログラム:Road to dream(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?

なんといっても題材がフィギュアスケート小説ですよ!
この時点で激しく興味をそそられた方もいらっしゃるかもしれません。
主人公は16歳の少女・桜野タズサ。オリンピック挑戦の座をかけてライバルと争っている最中の女の子で、とにかく一言多い。
あえてネタバレは避けますが、まず最初のとっかかりで意表をついてきます。コメディ調ですが切り口がちょっと新鮮でした。
で、てっきりこのままコメディ調のまま最後まで行くかと思ったんですが……かなり本格的にフィギュアスケート小説しています。

06/03/05 - の記事

銀盤カレイドスコープ〈vol.6〉 ダブル・プログラム:A long,wrong time ago 

タイトル:銀盤カレイドスコープ〈vol.6〉 ダブル・プログラム:A long,wrong time ago (小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?

今回も外伝的。
桜野タズサのライバルである、至藤響子とドミニク・ミラーの2人が主役です。この二人の、タズサという人間に対する考え方の違いが面白いと思いましたが……それよりなにより、今回はこれでもか!というくらいにフィギュアスケートシーンがてんこ盛りです。
タズサが主役でない、という寂しさはありますがこれだけ熱いスケートシーンを次々見せられるとやっぱり燃えますね。……次の巻ではそろさろタズサは主役に返

銀盤カレイドスコープ〈vol.5〉ルーキー・プログラム:Candy candy all my rules

タイトル:銀盤カレイドスコープ〈vol.5〉ルーキー・プログラム:Candy candy all my rules(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?

スポ根フィギュアスケート小説第5弾、今回も外伝的な位置づけです。
ジュニアのチャンプで、世間のマスコミ人気がタズサとは違って圧倒的に高いキャンディが主役の話。
彼女が、あこがれとも言えるタズサと知り合い、やがては考え方の違いが生じ……。
そうですね、今回のもっとも見るべき部分は、「アスリートの冷たい部分」かもしれません。そもそもスポ根小説そのものが希少価値なので、比較する対象もないのですが、こういう冷徹な部分を描写しているのがすごいと思いました

銀盤カレイドスコープ (Vol.4) リトル・プログラム:Big sister but sister

タイトル:銀盤カレイドスコープ (Vol.4) リトル・プログラム:Big sister but sister(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?

フィギュアスケートを題材にした燃えるスポ根小説です。イラストに惹かれて購入する分にはどれだけ騙されてくれてもいっこうに構わないのですが、イラストで引いて本来ならこれを好みそうな層が未読であるといけないのでスケートシーンは必見!と何十回でも声を張り上げておきます。
それから以下は4巻に関するネタバレ紹介。

銀盤カレイドスコープ〈vol.3〉ペア・プログラム:So shy too‐too princess

タイトル:銀盤カレイドスコープ〈vol.3〉ペア・プログラム:So shy too‐too princess(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?

えーと、今この紹介文を書いてる時点では既に6巻まで読み終えた後です。

という前置きしてから書きますが、正直3巻が出た時は「ええっ、あんなにきれいに終わってたのにほんとに続き出るの!?」と思ってました。
そういう意味で、もはや誰もが文句つけようのないビッグ4の一角に躍り出て活躍中のタズサがペアに転向するという、そのお話は「よくぞまとめてきたなあ……」という感慨です。
私の場合は半ば信者化しているので(笑)、さっ引いて考えてもらう必要があるかもしれませんね。冷静に単独で評価した場合、3巻はちょっと中休み的な感じかも?