名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ぷよ

09/12/10 - の記事

死なない男に恋した少女5.斗いのサダメ

タイトル:死なない男に恋した少女5.斗いのサダメ(小説:HJ文庫)
作者  :そらのかずき:空埜一樹
絵師  :ぷよ
デザイン:?
編集  :?

人を刺す快楽から抜けられず連続殺人鬼になった少女・桐崎恭子と、どんな目にあっても死なない男・乃出狗斗。
二人は出会うべくして出会い、恭子は刺したい時には狗斗だけを刺す、そんな約束で恭子は殺人鬼を止め、けれども殺人鬼としての過去は消えず、その代償として裏仕事を請け負うことになる……そんなお話。
つまり一言でまとめると「サシデレ」、そういうことです。

もうすっかり、刺す行為を抜きにしても、狗斗に恭子はめろめろ(まあ二人とも認めてないっぽいですが)。
が、幼なじみのりんとの距離も気になるところ?

まあ、そんな関係の続く中、今回の舞台は海外ですええ。

09/09/07 - の記事

死なない男に恋した少女4.刹那のキズナ

タイトル:死なない男に恋した少女4.刹那のキズナ(小説:HJ文庫)
作者  :そらのかずき:空埜一樹
絵師  :ぷよ
デザイン:?
編集  :?

刺しデレ無双。

刺すことに快楽を覚える元連続殺人鬼で、今は死なない男・狗斗を定期的に刺すことで殺人衝動を抑えている「サシデレ」桐崎恭子と、毎度毎度彼女に刺されてやっている狗斗との、ちょいと歪んだラブコメ。
猟奇も入ってるけど、でもラブコメです。
特に4巻については、特に恭子が任務に狩り出されることもなく、だいたいラブコメと猟奇の構成比は8:2~9:1。
恋愛に対する自覚が圧倒的に足りないけど、確実にお互いを意識しはじめている二人に要注目!

09/04/08 - の記事

死なない男に恋した少女3.命のカタチ

タイトル:死なない男に恋した少女3.命のカタチ(小説:HJ文庫)
作者  :そらのかずき:空埜一樹
絵師  :ぷよ
デザイン:?
編集  :?

どんなことをしても絶対に死ねない男・乃出釘斗と、刺すことに快楽を覚える連続殺人鬼の少女・桐崎恭子。
出会うべくして出会った二人は、釘斗を刺させる代わりに、他の人の命は絶対に奪わない、という著しく歪んだ関係を結びます。それがやがて愛に……変わっているのかは3巻の時点でははっきりとは言えず。

刺すけどデレる『サシデレ』は、このシリーズ以外では絶対読めません!>普通は刺した時点でいろいろ終わっちゃう
こんなに設定はアレなのに、なにげにいい話になってるー! 設定さえ抵抗なければおすすめです。

08/11/05 - の記事

死なない男に恋した少女2.日常のカケラ

タイトル:死なない男に恋した少女2.日常のカケラ(小説:HJ文庫)
作者  :そらのかずき:空埜一樹
絵師  :ぷよ
デザイン:?
編集  :?

刃物で刺すことに快楽を覚えてしまう元・連続殺人鬼の少女と、何をされても絶対に死なない少年のちょっと?歪んだラブコメストーリー。
人殺しが悪いと走っていてもそれを辞めることができなかった少女・桐崎恭子は、いくら刺しても絶対に死なない少年を刺すことで人殺しから足を洗う……って、改めて見るととんでもないストーリーだよねこれ(爆)
hJ文庫曰く、「サシデレ」だそうです。

08/06/02 - の記事

死なない男に恋した少女

タイトル:死なない男に恋した少女(小説:HJ文庫)
作者  :そらのかずき:空埜一樹
絵師  :ぷよ
デザイン:?
編集  :?

これはまた人を選びそうな話だことで……。

タイトルに偽りなし。
文字通り死なない体質を持った少年と、連続殺人鬼の恋物語。
殺人する理由に対して、正当化しない話って実は珍しいような?

07/09/12 - の記事

カレイドスコープのむこうがわ 2

タイトル:カレイドスコープのむこうがわ 2(小説:電撃文庫)
作者  :みきゆうえい:三木遊泳
絵師  :ぷよ
デザイン:?
編集  :?

「義理じゃないけど、チョコいる?」との伝説の?名台詞を生み出した前作の続編。
相変わらず、お祓いパートと彼女未満の関係の井上さんの日常が分離して存在、と思いきや。
これでおしまい、完結とのことです。
ダラダラ続かず、綺麗な幕引きはなかなか難しいのですがこの作品に関しては鮮やかな幕引きだったんじゃないでしょうか。

07/03/10 - の記事

カレイドスコープのむこうがわ

タイトル:カレイドスコープのむこうがわ(小説:電撃文庫)
作者  :みきゆうえい:三木遊泳
絵師  :ぷよ
デザイン:?
編集  :?

祓い師の強気なお姉さんに、この世のものでない存在を視ることのできる「同調者」としての能力を見込まれ、半ば無理矢理祓いの助手にされてしまった少年・道広の日常を描いた現代ファンタジーです。
新人作品ですが、これはいいですね! 
この手の現代ファンタジーだと、ギャグに偏るか殺伐とするかどちらかになりがちですが、この作品ではどこかのんびりした雰囲気を持っているのがグッド。おすすめ。