名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

秋野すばる

11/04/07 - の記事

理想の彼女のつくりかた3 第3稿

タイトル:理想の彼女のつくりかた3 第3稿(小説:電撃文庫)
作者  :たかむらとおる:高村透
絵師  :秋野すばる
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

10/12/14 - の記事

理想の彼女のつくりかた(2) 第二稿 雨と紫陽花とセカンドガール

タイトル:理想の彼女のつくりかた(2) 第二稿 雨と紫陽花とセカンドガール(小説:電撃文庫)
作者  :たかむらとおる:高村透
絵師  :秋野すばる
デザイン:?
編集  :?

ノートに書いた「理想の彼女」が具現化した!
条件付だが、彼女を接点に周りにも影響を与えることができる……などという設定もそこそこに、とにかく登場人物のずれまくった会話ばかりが印象に残る物語ですが、その特徴は今回も健在。

1巻読み終わった時点で選ばれし読者しか残ってないんじゃないかと思われますが、しかしまあ万人にはおすすめできかねる偏った話ですねこれ。
ともあれ、あの会話についてこれるかどうかがすべて。

10/08/10 - の記事

理想の彼女のつくりかた 第1稿

タイトル:理想の彼女のつくりかた 第1稿(小説:電撃文庫)
作者  :たかむらとおる:高村透
絵師  :秋野すばる
デザイン:?
編集  :?

すごい美少女とラブコメしたい!という妄想の物語が現実化した!?

という上の設定だけ見ると「なんだ、ありがちじゃん」と思うかもしれません。
いやいやちょっと待った!
会話におけるボケツッコミがすごいんです。
会話のテンポが心地よい、という意味なら化物語あたりを筆頭にバカテスなど既存の作品でいろいろ楽しむことができますが、これはそういうのとはまたちょっと違いまして……。
全然キャッチボールが成立してないのに、それでも勢いよく怒濤のように会話が流れていくという独特な会話劇。

会話に癖があるため、駄目な人には全然受け付けられないと思いますが個人的にはおすすめ。最初は戸惑ったけど、だんだんこのノリが心地よくなってきました。