名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

油谷秀和

08/09/10 - の記事

藤堂家はカミガカリ 3

タイトル:藤堂家はカミガカリ 3(小説:電撃文庫)
作者  :たかとおひょうすけ:高遠豹介
絵師  :油谷秀和
デザイン:?
編集  :?

日本神話&各地の神話を下敷きにした現代伝奇アクション。
あくまでも下敷きなので、敵の名前やイルフィニと呼ばれる強力な武器の名前にピンと来る程度で、そのままというわけではありません。
ちょっとしたいわくがあって、車椅子生活を送るしっかり者の姉と優しいけど気弱な弟の二人暮らしの家庭に、身分を隠して居候中の二人のハテビトを中心とした物語です。

空気を吸うように自然と出てくるコメディ要素、これが肌に合うなら買いですええ。

08/05/10 - の記事

藤堂家はカミガカリ 2

タイトル:藤堂家はカミガカリ 2(小説:電撃文庫)
作者  :たかとおひょうすけ:高遠豹介
絵師  :油谷秀和
デザイン:?
編集  :?

ハテシナという世界からやってきた二人組、神一郎と美琴。
少々わけありで、中学生の双子二人だけで暮らしていた藤堂家に居候することになった二人の日常と非日常を描いた現代伝奇ストーリー。
独特のちょっと力が抜けた、それでいてテンポのいい文章が持ち味です。

08/02/11 - の記事

藤堂家はカミガカリ

タイトル:藤堂家はカミガカリ(小説:電撃文庫)
作者  :たかとおひょうすけ:高遠豹介
絵師  :油谷秀和
デザイン:?
編集  :?

第14回電撃小説大賞<銀賞>受賞作。
ツボに入って不覚にもちょっとウルッとしかけてしまいました。
文章にリズム感があって、読み進めるのが気持ちいい作品です。
別世界「ハテシナ」から使命を帯びてやってきて、半ば強引に護衛役として藤堂家に入りこんだ建代神一郎と天霧美琴の二人がメインの物語。日本神話っぽい設定を使いながらも、敷居の高さが全くない軽快で心の温まるストーリーをお楽しみください。黒枠でのおすすめです。