名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

扉の外

07/09/11 - の記事

扉の外 3

タイトル:扉の外 3(小説:電撃文庫)
作者  :どばししんじろう:土橋真二郎
絵師  :白身魚
デザイン:?
編集  :?

一言で表現するならゲーム小説。
閉鎖空間の中で、生命こそ保証されているものの「人間らしい生活」については戦わないと勝ち取れない、そんな状況に追い込まれた高校生達のゲームという手段を通しての争いを描きます。
相変わらず極限状態での集団心理はよく書けてますね。

07/05/11 - の記事

扉の外 2

タイトル:扉の外 2(小説:電撃文庫)
作者  :どばししんじろう:土橋真二郎
絵師  :白身魚
デザイン:?
編集  :?

気がつくとクラスの人間全てが閉鎖空間に閉じこめられている、という状況の中で起こるゲーム小説。
そもそも舞台設定が同じなので、視点が1巻とは別のクラスとはいえだいたい物語構造的にも似通ってます。ただ、1巻に比べて主人公は受け入れやすい性格であるのと、投げっぱなし設定にも慣れていることもあって特に抵抗なく楽しむことが出来ました。
閉鎖空間内で起こる集団心理の行き先、謎のAIの画策するゲームの行方など、ゲーム小説としてはかなり楽しめます。
が。

以下は、普段ナビゲーターであることを心がけているためあえてあまり書かないようにしている個人的な感想。半分愚痴かつ、ネタバレなんでご注意を。

07/02/14 - の記事

扉の外

タイトル:扉の外(小説:電撃文庫)
作者  :どばししんじろう:土橋真二郎
絵師  :白身魚
デザイン:?
編集  :?

閉鎖空間ものですが……青い。すごく青い。
ストーリー的なことよりも、主人公の言動を受け入れられるかどうかで好き嫌いが別れるかもしれません