名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

墜落世界のハイダイバー

12/01/01 - の記事

墜落世界のハイダイバー4

タイトル:墜落世界のハイダイバー4(小説:スニーカー文庫)
作者  :むつづかあきら:六塚光
絵師  :オサム
デザイン:?
編集  :?

シリーズ完結。きれいにまとまりました!

5つの月のある異世界に突然転移してきた少年が、資質を見出され引導士として生きることになる、生身での空戦アクションストーリー。
特徴的な設定がいくつかあり(おっぱいカーストとかね!)、またアクションシーンは安定して迫力があったのですが、間延びすることなく物語は畳まれましたね。
以下はネタバレありの雑感です。

11/04/18 - の記事

墜落世界のハイダイバー3

タイトル:墜落世界のハイダイバー3(小説:スニーカー文庫)
作者  :むつづかあきら:六塚光
絵師  :オサム
デザイン:?
編集  :?

胸が大きい女性と異邦人だけが「墜落」する高い素養を持つため、貧乳の女性は差別され人間としての扱いも受けない……などというある意味すごい設定を持つ異世界スカイアクション。

設定が設定だけに、当然ご褒美的なもののないわけじゃないんですが、軽く構えているとスパスパと出てくる人間は真っ二つになったり、心を病んだりする油断ならないシリーズです。
アッシュさん、じわじわ要に心を許してますね。

10/12/02 - の記事

墜落世界のハイダイバー2

タイトル:墜落世界のハイダイバー2(小説:スニーカー文庫)
作者  :むつづかあきら:六塚光
絵師  :オサム
デザイン:?
編集  :?

生身で空を飛び、サーフボードのような大質量の板をぶつけ合うことで生死をかけて戦う空戦アクション……なんですが。
これが妙に容赦ないというか黒い部分があります。
なにせ次から次へと人が真っ二つですからね!
その割にはさわやかなところもあって、なんとも不思議な感覚ですが、黒い部分が駄目じゃなければおすすめ。

10/09/02 - の記事

墜落世界のハイダイバー

タイトル:墜落世界のハイダイバー(小説:スニーカー文庫)
作者  :むつづかあきら:六塚光
絵師  :オサム
デザイン:?
編集  :?

生身で空を飛び、サーフボードのような大質量の板をぶつけ合うことで生死をかけて戦う空戦アクション。

なによりもまず、この設定に惹かれますね!
「飛行術なんてよくあるじゃん」と思うかもしれませんが、この理論づけがおもしろくてあくまでも「飛ぶ」のではなく「落ちる」のを駆使する引導術ってところがポイントです。

そして、ガチで戦いで死人も普通に出る物語だというのに、なぜか燦然と輝く「おっぱい」の文字!
「タマラセ」でも「レンズと悪魔」でも基本的にはシリアスなのに、どこか妙ちきりんな設定が突如として入り込む作風は健在ですが、巨乳=強力な引導士とはこれいかに!?