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なんという駆け足……

４，5巻一気に読んだこともあって、紹介って言うか感想はまとめて5巻の方に書くことにします。

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第2回GA文庫大賞＜奨励賞＞受賞作。

怒濤のごとく垂れ流されるボケツッコミにちょいとシリアス成分加えてみました、という作り。
物量作戦によるボケツッコミで、ストーリーさえも押しのけて優先される傾向があるのでかなり読者は選ぶと思います。ひたすらボケツッコミに浸りたい方に。

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とにかく主人公が熱い！　なんかもう上条当麻さん見てる気になってきます。そしてヒロインも素直じゃないけどかわいいところあります。

それでは台詞解説。
……と思ったけどネタバレ防止とかいろいろな事情もあってあえて説明はつけません。でも、ここから存分に真っ直ぐさは伝わってくるかと。

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第2回GA文庫大賞＜優秀賞＞受賞作。

上条当麻が大好きな人ならたぶん気に入ってもらえると思います。
つまりおそろしく主人公がどこまでも青臭くもまっすぐな学園伝奇。
青臭い部分が嫌いじゃなければおすすめ。

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毎度おなじみとなりました、事情あって部活を休止中の高校生が小学生の少女5人にバスケットボールのコーチをするというスポーツものの皮をかぶったロ……いやいや。

さて、今回は短編集。
電撃文庫MAGAZINEに掲載されたものや、書き下ろし。今回はバスケしません。釣り餌、じゃなかったバスケ同好会のメンバーとの触れあいイベントオンリーです。

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陸上を怪我により諦めた少年と、「ジーニアス」たる天才少女による青春ストーリー。
おすすめです。

それでは台詞解説。
少年との会話中、なぜ手元にある本が小説ばかりなのかを尋ねられた時の返答がこれ。ある特定の知識は既に頭にあるという”ジーニアス”ならではの部分もありますが、やはり最後の下りが非常に印象的。

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おもしろかった！
個人的には今月読んだ電撃の新作の中で一番のおすすめです。

陸上をドロップアウトした少年と、天才少女を中心とした青春ストーリー。

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いわゆるブラック企業に入ってしまい、悪戦苦闘する新人ＳＥの物語。
「とても正視できない」「他人事とは思えない」などなどサラリーマン、特にそっち系の職業の方には受けている……みたいです。

人間、どんな悪条件だって次第に体が慣れてしまうものですが今度は外圧と言うより、内部抗争（笑）がテーマ。そしてラブ！　ラブもありますよ！　やーやっぱりこのシリーズいいなあ。自分がこういうとこで働くのはイヤだけど、物語としては仕事の出来るかっこよさを感じます。

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もはや押しも押されもしない人気シリーズ。

それでは台詞解説。
神の右席編も完結ということで原点に立ち返ってみました。
フィアンマによる独善的な救済を否定する上条さん。「そんな方法」はアウトってことですね。

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読み終わった今もなんかこう心臓がバクバクいってます。うう、夜に読むんじゃなかった……orz
唯一無二、電撃文庫で圧倒的な痛みと恐怖をばらまくホラー。そのシリーズ史上最悪の災厄がはじまります。改めてシリーズをおすすめ。

しばらく眠れそうにないよ！

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ついに（神の右席編が）完結！
はい、あくまで第三次世界大戦やフィアンマとの戦いが終わるだけで、本編そのものが終わるわけではありません。
いやーしかしまあ、こんな長期シリーズになるとは当初全く予想も出来ませんでしたねえ……

いろいろ衝撃的な展開が待ち構えてます。

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設定自体はエロゲそのものなのに、なぜか蓋を開けてみるとハーレムらしさは全然感じないというか、むしろ人間関係って面倒だねと感じる、奇特なラブコメ。

複雑怪奇な過去を持ち、冴えない容姿なのになぜか学園の美少女二人と親しい……ように他人からは見える少年・上月慧。彼が気になる女の子と親しくしようとすればするほど、泥沼に陥る物語ですね。

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ゆるキャラによるラブコメ＆ミステリ風味。
上条当麻もびっくりの不幸体質な主人公がトラブルを呼び込み、それを探偵部の少女・玖梨湖と解決していくという筋書きなんですが……

キャラの性格もそうですが、なにより口調がかなり独特でそこでややハードルが高いかもしれません。ただしミステリファンとしては、なにげに過去作品の小ネタを放り込んでくるので反応できる人はちょっと幸せかも？

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「がっかり？　残念系のこと？」とか思いつつまず読んでみた第一印象。
『これなんてエロゲ？』
いやだって、なんせお姫様がアレですからね！
しかし、実は最後まで読んだところ主人公がかなり気持ちのいい人間だったので普通に楽しく詠むことが出来ました。
さて、以下は多少ネタバレにも踏み込みますので、一切前知識なしに読みたい人はスルー推奨。

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革命するためにまず資金を稼ぐ！
超右肩上がりのお金儲けストーリー。
ＴＯＢの手法等この上ないリアリティの伴った、けれど荒唐無稽なエンターテイメントです。

4巻では超一流企業のＥＥを買収するという途方もない計画をぶちあげたところ、革命部は思わぬ反撃を食らってしまう！

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さすがにここまで来ると書くネタがなくなってきた。

行商人ロレンスと賢狼ホロの旅路を描くロードノベル。経済要素を取り入れているのが特徴です。
さて、とうとう物語にも終わりが見えてきましたが最後にまたどでかい一発を入れてきますねえ。平穏無事にはなかなか着地させてもらえないようで。

しかし「経済戦争」とはね！　こういう展開があるからこのシリーズはやめられない。

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どんなドラゴンも乗りこなす能力を持ちながらもずっとパートナーのドラゴンと無縁だった少年アッシュ。そんな彼がついに出会ったドラゴンは、なんと少女の形態をしていた！？
ツンデレなヒロインがいろいろ出てくる学園ラブコメアクションファンタジー。
定番な作りですが、これが実に上手いのですええ。

2巻は、お姫様のシルヴィアの姉が登場！

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え、あれ、どういうことなの！？

まず最初の設定からしてちょっと目を惹きます。
ＨＲＶというウイルスによって、性交渉＝ウイルス感染による死の危険のため御法度となりすべての子供が人工授精によって生まれ、掌に埋め込まれたノードによって思念で情報や意思を通じ合うそんな未来の物語なんですが……
不自由な環境にも負けず二人の少女が絆を深める青春小説だとばっかり思っていたら、「ええええええええ」ということになってます。でもこれは一度体感してほしい。たぶん読んだ後の評価はかなり割れそうではありますが、おすすめ。

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ココロコネクト第3巻での現象は幼児退行。それで例によって5人の間はぎくしゃくと……。

それでは台詞解説。
もともと永瀬は一人で抱え込むところがあり、過去にもやはり自分だけで抱え込んだ結果失敗したことがあります。しかし今回は、一人で突っ走る行為について稲葉に叱責され仲間に本音を打ち明けるのでした。

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「フウセンカズラ」なる謎の存在に目をつけられ、文研部員5人に起こる数々のありえない現象に5人が悪戦苦闘しながらも立ち向かう青春小説。
1巻では人格の入れ替わり現象でしたが、2巻以降も別の現象を設定することで継続して、理不尽な現象が『自分を見つめ直す』きっかけとなるというおもしろい構図になっています。

今回起こるのは、時間退行現象。自分が突然過去の10歳や14歳の自分になってしまったら？
うーん、実に仕掛けが上手いですね。やっぱりおすすめ。