名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

08/08/20 - の記事

2008年8月 の新刊情報 スーパーダッシュ文庫

アニメ化の決まったアキカン!の動きが気になるところ。

アキカン! 6缶めっ 藍上陸
初恋マジカルブリッツ いつでも、あなた100%! あすか正太
魂振の交響曲 北沢大輔
KLAN XII 完結編 岡崎裕信 原案:田中芳樹
オーパーツ・ラブ ~萌えろちっく・でぬまん!~ ゆうきりん

2008年8月 の新刊情報 富士見ファンタジア文庫

個人的にはL2がものすごく楽しみですええ。

H+P (1) ―ひめぱら― 風見周
L 2 詐欺師フラットランドのおそらくは華麗なる伝説 坂照鉄平
スレイヤーズせれくと1 ナーガの挑戦 神坂一
召喚士マリア6 堕天使に安らぎを、真の名に微笑みを。 北沢慶 原案:安田均
黄昏色の詠使い VII 新約の扉、汝ミクヴァの洗礼よ 細音啓
リアルバウトハイスクール〈アーリー・デイズ〉3 雛は舞い降りた! 雑賀礼史

2008年8月 の新刊情報 富士見ミステリー文庫

マルタ・サギーは最終巻とのこと。またひとつ富士ミス終了の日は近づいたようです。

マルタ・サギーは探偵ですか?7 マイラブ 野梨原花南

2008年8月 の新刊情報 一迅社文庫

女帝~がなんかすごいらしい?

ANGEL+DIVE 2. REUNION 十文字青
女帝・龍鳳院麟音の初恋 風見周
School Heart's 月と花火と約束と 伏見つかさ、みかづき紅月、内田竜宮丞、魁

初恋マジカルブリッツ いつでもあなた100%

タイトル:初恋マジカルブリッツ いつでもあなた100%(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :あすかしょうた:あすか正太
絵師  :天広直人
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

黄昏色の詠使いVII 新約の扉、汝ミクヴァの洗礼よ

タイトル:黄昏色の詠使いVII 新約の扉、汝ミクヴァの洗礼よ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :さざねけい:細音啓
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

緋色のルシフェラーゼ 彼女は恋の魔王!?

タイトル:緋色のルシフェラーゼ 彼女は恋の魔王!?(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :いとういつき:伊藤イツキ
絵師  :KeG
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/08/19 - の記事

神曲奏界ポリフォニカ リライアンス・ブラック

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ リライアンス・ブラック(小説:GA文庫)
作者  :おおさこじゅんいち:大迫純一
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?

毎度おなじみ安定したおもしろさのシリーズ。今回も当たりでした。
精霊と共存するファンタジーな世界であるポリフォニカにあって、あえて精霊犯罪を解決するというミステリになっているのが『ポリ黒』の特徴です。個人的には数あるポリフォニカワールドの中でポリ黒がイチオシだと思ってます。ポリ黒シリーズだけ読むというやりかたも大いにアリです!

神曲奏界ポリフォニカRPG リプレイ 時を越えた子守歌

タイトル:神曲奏界ポリフォニカRPG リプレイ 時を越えた子守歌(小説:GA文庫)
作者  :かのうまさあき:加納正顕/F.E.A.R.
絵師  :みかきみかこ
デザイン:?
編集  :?

TRPG経験のない読者が通りますよ、と。
ポリフォニカシリーズは全部読んでますが、TRPGはやらないしルールブックも未読の状態で読んでみました。

感想から言うと、田中天のよう全編に渡る異様な盛り上がりはなかったものの、後半はなかなか熱い展開で、終わってみれば楽しく読めました。まあリプレイという性格上、特に前半はルールを追いかけるだけでいっぱいいっぱい(おそらくはプレイヤー側にも)で、ゲーム世界にも不慣れなこともあって、正直読むのはちょっとばかし辛かったですが……。

2008年8月 の新刊情報

コピーフェイスとカウンターガール[第2回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<佳作>] 仮名堂アレ
時間商人 不老不死、売ります 水市恵
マージナル (4) 神崎紫電
脳Rギュル (3) ソラと耳にルルとパラソルに囁くカゲ 構成:佐藤大 原作:夢野久作

マージナル 4 (ガガガ文庫 か 1-4)

タイトル:マージナル 4 (ガガガ文庫 か 1-4)(小説:ガガガ文庫)
作者  :かんざきしでん:神崎紫電
絵師  :kyo
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/08/18 - の記事

らじかるエレメンツ 2

タイトル:らじかるエレメンツ 2(小説:GA文庫)
作者  :しらとりしろう:白鳥士郎
絵師  :カトウハルアキ
デザイン:?
編集  :?

異能、超科学の類が一切出てこない青春暴走学園ストーリー。代々無茶をやらかす無軌道っぷりが伝統となっている化学実験部の面々が引き起こす騒動を描いてます。
ラブコメでもありますが、青春ストーリーといった方が正しい気がします。

出てくる実在の歌手の例えなどが明らかに対象年齢高っ!と思える部分も含めて、
リアル『っぽい』蓬莱学園or究極超人あーると言うとわかりやすいでしょうか>蓬莱学園やあーると聞いて、ピンと来る年代という意味もこめられてますええ。
明らかに人は選びますが(笑)、おもしろかったです。

08/08/17 - の記事

神曲奏界ポリフォニカ ジェラス・クリムゾン

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ ジェラス・クリムゾン(小説:GA文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :神奈月昇
デザイン:?
編集  :?

コミケで死にかけの状態で読んだので的はずれの紹介だったらお許しを。ついでに1ヶ月遅れの紹介もお許しをorz

時にどこか不自然ではないのか?という思わせぶりな伏線が何度か投げられた『精霊と人間のつきあい方』の根幹に迫ると思われる、精霊を意思と関係なく操ってしまう奏始曲が今回の肝です。

コミックマーケット74報告

まだ東京から帰還してない状態での更新作業ですが……
当日、同人誌を買いに来てくださった方、ありがとうございました!
中には、ウィザブレ本を買うためだけにわざわざ会場まで足を運んでくださった方もあるようで、感謝します。くらふとさんの「とある真帆良の禁書目録」と、諸事情により搬入数が少なく早々に売り切れてしまった平和さんの「とらドラ本!」は書店委託依頼を出すので……もし通ったらまた告知させていただきます。
また、ウィザーズブレイン・ガイドブックについては、ニッチすぎてどう間違っても書店委託が通りませんので、直販しようかな?と考えています。こちらも方針が決定次第またお知らせいたします。
それでは手短ですがこれにて。

08/08/15 - の記事

ヴァルプルギスの後悔 Fire1.

タイトル:ヴァルプルギスの後悔 Fire1.(小説:電撃文庫)
作者  :かどのこうへい:上遠野浩平
絵師  :緒方剛志
デザイン:?
編集  :?

上遠野浩平ファンだったけど最近遠ざかっている方に。
今度のシリーズは霧間凪が主役ですよ!

あとはまあ全くいつも通りのブギーポップワールドです。もっともブギーはこのシリーズではほとんど出番ないかもですが。

Kaguya 2―月のウサギの銀の箱舟

タイトル:Kaguya 2―月のウサギの銀の箱舟(小説:電撃文庫)
作者  :かもしだはじめ:鴨志田一
絵師  :あおいくみこ:葵久美子
デザイン:?
編集  :?

健気な盲目美少女がすべて、といっても過言ではないでしょう。

ムーンチャイルドと呼ばれる、ある事件がきっかけで異能を持ち、それがゆえに迫害される子供達。そんなムーンチャイルドの中でも、ずば抜けて高い絶対防御の力を持ちながら、盲目の少女・ひなたと、他人に自分の視覚を共有させるという能力を持った少年・宗太の二人によるラブストーリー。
あ、もちろんストーリーがストーリーなので異能バトルもあります。

08/08/14 - の記事

とらドラ 8

タイトル:とらドラ 8(小説:電撃文庫)
作者  :たけみやゆゆこ:竹宮ゆゆこ
絵師  :ヤス
デザイン:?
編集  :?

決壊。

学園でも有名な「なりは小さいけど心と身体能力は凶暴」「でも致命的なドジ」で手乗りタイガーの異名を持つ少女・逢坂大河と、あまりの目つきの悪さでその家庭的な性格は理解してもらえない少年・高須竜児が、それぞれお互いの親友を好きになったことから恋愛同盟を組むものの、なかなか思うとおりにはいかず、むしろ大河と竜児の距離の方が近くなっていく……そんな感じの物語ですが……
既に、前巻でこれまで通りの関係をずるずると続けていくことはもう無理という感覚が漂ってましたが、ここに来て怒濤の展開というしかない流れを見せはじめました。
相変わらずアクセルを踏みっぱなしで暴走するラブコメですが、今回はだいぶシリアスの方に軸が傾いてます。

08/08/13 - の記事

本日の名台詞

「……ちょっとぉ、しおりちゃんを苛めないでよ」
「おまえも現世に戻ってこい。それは絵だ」
「絵って言うな!」


タイトル:俺の妹がこんなに可愛いわけがない(小説:電撃文庫)
作者  :ふしみつかさ:伏見つかさ
絵師  :かんざきひろ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :高坂桐乃&高坂京介 (96 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

さんざん話題になってますが、イマドキ女子中学生で容姿パーフェクトな妹で、主人公である兄との関係は冷え冷え……そんな妹のオタクな秘密を知ってしまった主人公の受難?を描きます。兄のかっこよくないかっこよさ(読めば分かります)が見どころの一つ。

それでは台詞解説。
いやもう何も言うまい! 妹エロゲプレイ開始の一幕。

断章のグリム 8

タイトル:断章のグリム 8(小説:電撃文庫)
作者  :こうだがくと:甲田学人
絵師  :三日月かける
デザイン:?
編集  :?

いつも通りの怖さ……というか痛さなので、もはや特に言うこともなくなってきました。今回は未読者向けの説明はあえてしません。

そうそう、雪乃さんのツンデレ比について。
雪乃さんは元の性格もそうですが自らの断章を保持するためにも、すべての人間から距離を置いてとげとげしく接してます。
なにしろ口癖が「殺すわよ」。なんということだ。

08/08/12 - の記事

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

タイトル:俺の妹がこんなに可愛いわけがない(小説:電撃文庫)
作者  :ふしみつかさ:伏見つかさ
絵師  :かんざきひろ
デザイン:?
編集  :?

タイトルと表紙絵、既にしてこの時点で勝ってると言えるのですが……さて、問題はその内容。
未読のうちは定番の妹萌え、少し読んだ後はオタク礼賛ストーリーと思っていたら、いい意味で予想外でした。
赤枠で文句なしにおすすめ。

08/08/11 - の記事

本日の名台詞

「『好き』って、つらい――よね?」
「え? ……あ、ああ……うん」
「『きらい』は、楽なんだけど。離れればいいだけだから。『好き』は、つらいよ。距離はゼロより小さくならないもんね。どうしていいのか、わからない」
「距離が……ゼロ?」
「そう。だって、お互いに大事なことなんにも言わないで――気持ちも全然伝わってないのに、最初からずうっとそばにいて。だから。
だから、それ以上近づけなくて、どうしようもなくて、つらい」


タイトル:さよならピアノソナタ 3(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?
キャラ :千晶&直巳 (255 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

音楽が分からない人間でも、音楽の威力について想像することの出来るそんな青春小説です。

それでは台詞解説。
近い場所にいるはずの真冬と直巳がすれ違いを繰り返していることに言及したもの。言及している千晶自身が、気づいてもらえないけど直巳に恋しているだけにこの台詞はかなりの重さを持ってます。

まい・いまじね~しょん (電撃文庫 て 4-1)

タイトル:まい・いまじね~しょん (電撃文庫 て 4-1)(小説:電撃文庫)
作者  :電撃文庫記念企画
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

著/うえお久光・時雨沢恵一・上月司・有川浩・中村恵里加・五十嵐雄策・有沢まみず・柴村仁・古橋秀之・岩田洋季・成田良悟
イラスト/西E田・むにゅう・京極しん・三日月かける・さそりがため・山本ケイジ・田上俊介

電撃文庫創刊15周年を記念して、「電撃hp」誌上に掲載され、大好評を博したコラボ企画を、8・9・10月の三ヶ月連続で刊行。
 第一弾「まい・いまじね~しょん」は、西E田の描いた一枚のイラストから、電撃作家11人がそれぞれの物語を紡ぎ出す、夢の競演が。イラストでのコラボもあり。

さすが、各自の個性がよく出た作品が出来上がってます。以下すごーく簡単に紹介。

森口織人の陰陽道

タイトル:森口織人の陰陽道(小説:電撃文庫)
作者  :おかゆまさき
絵師  :とりしも
デザイン:?
編集  :?

おかゆまさきは伊達じゃない!ことが証明された(笑)渾身の新シリーズ。
なにこの被害エロ妄想だだもれ少女>褒め言葉

そもそも巻頭の挿絵が卑怯すぎ(笑)

遥奈原初雪。
陰陽師として修行を積んだ少女で、その霊力は自らの妄想力が起源。
その被害妄想は留まるところを知らず! そしてその妄想は彼女の手を通じて他人にもだだ漏れになってしまうけれど、特別な手袋を使うことで防御されていた……んですが。
今ここに、その防御を超えて妄想ビジョンが見えてしまう少年が!
その少年・森口織人と初雪の陰陽道アクションを通じたラブコメストーリーです。

08/08/10 - の記事

コミックマーケット74関連告知

さて、最近夏コミには顔を出していたうちのサークルですが……落ちてしまいまして(汗
幸い、合体で申し込んでいた平和さんは無事に通ったので、平和の温故知新のスペースで新刊委託しました。
また、今回はまいじゃー関連の同人誌でイラストを担当して頂いているくらふとさんも、1日目に禁書とネギまのクロスオーバー漫画で新刊を出すのでその辺りまとめてご紹介します。

▼2日目 東2ホールR30a 平和の温故知新にて

●当サークルの新刊
ウィザーズ・ブレインガイドブック B5 40P \500

詳細は玲瓏月さんのサイトにて。ワールドガイド的な一冊です。キャラ紹介などは、諸事情あってメインキャラのみに留まっていますが、それでもほぼ文章ネタで40Pなので、ウィザブレファンには納得の一冊になるかと。

●平和の温故知新の新刊
とらドラ本! B5 52P オフセット ¥500

未読、既読共に楽しんでもらえるものを目指しました。
キャラガイド、各巻紹介などの定番や濃いギャグの元ネタ解説などバラエティに富んだ内容です。詳細はこちら。

●当サークルの既刊
・とある魔術の応援目録1,2
・ツェルニガイド~鋼殻のレギオスファンブック~
・妹者推進委員会!

また、くらふとさんのサークル・ギャラリークラフトは1日目にスペースあり。
●ギャラリークラフトの新刊
1日目 東地区 "ツ" ブロック 20b ギャラリークラフト
・とある麻帆良の禁書目録 B5 36P ¥500

とある魔術の禁書目録×魔法先生ねぎマ!のクロスオーバー漫画。詳細はこちら。

本日の名台詞

「親友は、裏切ったりなんかしない人のことだよ、枯葉ちゃん。だから私は……」
「違う。
この者になら裏切られても構わない。そう思えるのが親友だ」


タイトル:アカイロ/ロマンス―少女の鞘、少女の刃(小説:電撃文庫)
作者  :ふじわらゆう:藤原祐
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?
キャラ :日崎歩摘&枯葉 (249 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ダーク伝奇ですよいえっふー
外れなどあるはずがありません!

それでは台詞解説。
親友とは?

アカイロ/ロマンス―少女の鞘、少女の刃

タイトル:アカイロ/ロマンス―少女の鞘、少女の刃(小説:電撃文庫)
作者  :ふじわらゆう:藤原祐
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?

アカイロ/ロマンス

あ、なんかいい感じの学園ものじゃね?……って……
ぎゃああああああああああああorz
忘れていました、藤原祐はこういう作家でした(爆)

というわけで。
1巻から全力全開なダーク伝奇、ここに開幕です。
やっぱりこの人の作品は大好きだーっ!!

ふしあわせなら手をつなごう!

タイトル:ふしあわせなら手をつなごう!(小説:電撃文庫)
作者  :ひびきてんせい:日比生典成
絵師  :田上俊介
デザイン:?
編集  :?

『あなたの憎しみにふさわしい呪いを。ただし、ふさわしい報いが訪れることになる』
必要とする人の目だけに映るという神呪屋。その神呪屋の息子で、人の幸福と不幸の天秤が見えてしまい、さらに人が不幸なとき自分の幸福を分け与える能力を持つ優哉を中心とした物語。連作中編形式。
人との絆、優しさについて再認識するような話です。

08/08/09 - の記事

本日の名台詞

「評論家ってのは、DJだと思うんだ」
「作曲家が曲を作って、演奏家がそれを演る。DJはそれを切り貼りして、つないで、いじくって、重ねて、全然べつのものを創り上げる。ジュリアンは、知らなかっただろ? こんな音楽があるってこと。評論家も同じなんだ」
「評論て、文芸なんだよ。どんだけ学者面したって、要するに文章読ませて愉しませてお金もらってるんだ。ぼくらは――」
「ぼくらは、音楽家のつくったものをネタにして、切り貼りして、つないで、いじくって、ほめそやして、こき下ろして、面白い文章を作る。それは、たぶんジュリアンの知らなかった音楽。でも、そこにリスペクトがなきゃ、書けない」
「少なくとも、ぼくはそう。あるいはリスペクトもなしに、レコードを踏みつけるみたいにして書いてるやつもいるのかもしれない。そんなのは消えてしまえばいいと思う。そんなの、読めばわかる。言葉ならいくらでも嘘がつけると思うかもしれないけど、そうじゃない」


タイトル:さよならピアノソナタ 3(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?
キャラ :直巳 (140 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

素敵な恋愛小説であり、音楽小説でもあり。

では台詞解説。
真冬をさらいにきた?少年ユーリとのやりとり。私自身は紹介文は書いても評論レベルにはなってませんが、日常的に紹介文を創る一人として自戒の言葉にしたいです。

さよならピアノソナタ 3

タイトル:さよならピアノソナタ 3(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?

思わず音楽を聴いてしまいたくなる、音楽が絆で結ばれあった仲間の青春小説。
クラシックやロックに造詣が深ければより作品に同調できますが、音楽知識皆無でも思わず夢中になって呼んでしまうだけのパワーを持ったシリーズです。
本気でイメージCDとか出ませんかねえ……これ。学園小説、青春小説としておすすめです。

天才ピアノ少女と呼ばれながら突如表舞台から姿を消した少女・蛯沢真冬。
その少女と思わぬ場所で邂逅した少年・ナオは、お互いのコミュにケーションにしょちゅう躓きながらも、お互いになくてはならない存在として絆を深めていきます。

僕は彼女の9番目

タイトル:僕は彼女の9番目(小説:電撃文庫)
作者  :さのしなの:佐野しなの
絵師  :貴大
デザイン:?
編集  :?

おもしろかった……んですが、すごく紹介に困る作品ですねこれ(汗
ラブコメっていうか青春小説かな。
リヴァースキスの作者の人の新作なので、読んだ方ならあの変な暴走っぷりを想像していただければほぼ正解です。

ある日、高校生の少年・東司は正体不明の何かに轢き逃げされる。物的証拠は何もなし……それもそのはず、なんと東司を轢いた相手はサンタだった!?
そしてそのサンタは、お詫びに『なんでもしてあげたい』と言うので、思わず『しばらく側にいてほしい』などと無茶なお願いをしてしまい……