名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

07/11/21 - の記事

本日の名台詞

「ガブリエル! 今はこいつ、あんたの仲間なんでしょ? なのに、こんなことして兵器なの!? 仲間を人質みたいにするなんて――!!」
『あはは、もちろん平気さ。当然だろ? 僕は昔からね、仲間を犠牲にする作戦が大好きなんだよ。なんというか、言いようのないロマンチシズムを感じるんだ。男はみんな子供だと言うけれど、その子供心にずきゅんと来ちゃうんだ』
「あんた、なに言ってるの!? いいかげんにしなさいよ! この……卑怯もの!」
『おいおい、嬉しいじゃないか。僕に”あの台詞”を言わせてくれるのかい? 《戦争》のときに使って以来、すっかり有名な”あの台詞”を! 人間たちが今でも子供向けまんがでパクって使う、あの”お馴染みの決め台詞”を!』
『ありがとう、最高の褒め言葉だよ』


タイトル:緋色のルシフェラーゼ 1(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :いとういつき:伊藤イツキ
絵師  :KeG
デザイン:?
編集  :?
キャラ :いずも&ガブリエル (210 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

策士には褒め言葉。

緋色のルシフェラーゼ 1

タイトル:緋色のルシフェラーゼ 1(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :いとういつき:伊藤イツキ
絵師  :KeG
デザイン:?
編集  :?

ツンデレで多少ショタ?の入った少女が主役の悪魔アクション(適当)。
これがデビュー作、ということのようです。

主人公の高二の少女・来栖いずもは、ついこの間まで成績も運動も普通、見た目も地味な普通の女の子。
4つ年下の幼馴染み・紺太に恋してますが、絵にかいたようなツンデレぶりで素直に本人にそのことを言えません。
ところがいずもが実は「七つの大罪」愛欲の魔王アズモデウスの生まれ変わりと判明。
さらには幼馴染みの持っていた「ソロモンの指輪」争奪戦に関わることになり……