名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/11/22 - の記事

本日の名台詞

「わたしは桟敷原雫よ。わたしは傲慢で自分勝手な人間よ。――わたしは、そう。自分の欲の為だけに動くの。他人の都合なんて知ったことじゃない」
「お前は……」
「綺麗事なんていわないわ。わたしに協力してちょうだい。わたしの為に動いてちょうだい」
「何をしろっていうんだよ」
「わかんない」
「おい」
「兄さんをぶん殴りたいの。それと、冬湖ともう一度、話がしたい。それだけ。わたしには方法なんてわからない。だから門倉くん、あなたに手伝って欲しい」


タイトル:クジラのソラ 4(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :せおつかさ:瀬尾つかさ
絵師  :菊池政治
デザイン:?
編集  :?
キャラ :桟敷原雫&門倉聖一 (0 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

時には理路整然としたものより、まっすぐな意地こそがすべてを打開する鍵となる。

クジラのソラ 4

タイトル:クジラのソラ 4(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :せおつかさ:瀬尾つかさ
絵師  :菊池政治
デザイン:?
編集  :?

ミスって紹介文を消してしまったので、今夜また改めて書き直しますorz
SF方向に大きく舵を切ってどうなるんだろうと思ったんですが、SF成分はそのままに最終的には凡人の意地がすべてを制しました。
すごいよ雫! 天才を意地と熱さで引っ張り込んでしまう凡人パワーに敬礼っ!!!
その熱さにやられたんで赤枠認定いっときます。

いやー、いいシリーズを楽しませてもらいました。

黄昏色の詠使い 4 踊る世界、イヴの調律

タイトル:黄昏色の詠使い 4 踊る世界、イヴの調律(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :さざねけい:細音啓
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?

作品全体からにじみ出る、優しさと透明感が持ち味のファンタジー。
この世に存在する5色の名詠式のいずれにも属さない「夜色名詠」を亡き母から受け継ぎ、習得しようと頑張る少年・ネイトと、緋色の髪の赤色名詠を使う少女・クルーエルのボーイミーツガールな物語。
名詠式の詩が、またいいんですよねえ……

このライトノベルがすごい!2008

タイトル:このライトノベルがすごい!2008(その他:宝島社)
作者  :このらいとのべるがすごいへんしゅうぶ:このライトノベルがすごい!編集部
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

11月22日発売。
今年も目利きとしておすすめや一部作品の紹介文を書かせてもらいました。
今年の結果は……まあどこかで目にするかもしれませんが、伏せておきましょう。
あ、ひとつだけ。
バカテストの秀吉の大躍進に拍手喝采。ていうか私も一票入れました。…なにげにコメント採用されてるし(笑)

ヒトカケラ

タイトル:ヒトカケラ(小説:MF文庫J)
作者  :せいけなこ:星家なこ
絵師  :藤原々々
デザイン:?
編集  :?

ちょいとSFの入った学園不思議系ストーリー。
んーと……エロのないエロゲちっくなおとぎ話、と例えるとわかりやすいでしょうか。
少し切なさ成分も入ってます。
出てくる人物たちは何かしら秘密を持ってます。
……とまあ、ネタバレなしで説明するとこんな感じ。