名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/11/30 - の記事

本日の名台詞

「門倉くん、あのね、ひとつだけ知っておいて欲しいことがあるの」
「何だよ、改まって」
「わたしの力が及ぶ限り、わたしはあなたを支持するわ。だから……どうか、時分の為に他の人が巻き込まれて、戦うことを肯定して。――責任の全てを自分で受けるなんて……ねえ、それってわたしたちのこと、全然信頼してないってことだよ」


タイトル:クジラのソラ 4(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :せおつかさ:瀬尾つかさ
絵師  :菊池政治
デザイン:?
編集  :?
キャラ :桟敷原雫&門倉聖一 (241 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

4巻で完結した、艦隊シミュレーションと見せかけたスポ根と見せかけたSFと見せかけた、やっぱり最後はスポ根的なSF。
早い話、4巻完結の為多少展開が早い部分もありますがコンパクトにまとまっていて熱かったのでおすすめ!ということで。

それでは台詞解説。
責任をしょい込む傾向のある聖一に対して、雫が真正面から言葉をぶつけてます。ちなみに100%友情の発露であり、恋愛フラグが立ってないのはこの手の作品では珍しいどころかかなり希有な存在かもしれません。

サイレント・ラヴァーズ 3

タイトル:サイレント・ラヴァーズ 3(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :よしむらよる:吉村夜
絵師  :結賀さとる
デザイン:?
編集  :?

魂をロボットに移し替えることで、高度な制御と生身の人間には不可能な機動を実現したソウル・システムで動く、アンタレス。
アンタレスに魂を移してしまい、もう人間には戻ることの出来ないセツナと、セツナがそういう事態に巻き込まれたことを知らない恋人・ヒバナを中心としたアクションです。
この物語の真価は、3巻になって出てきたように思われます。真っ正直な撃ち合いばかりが戦いではない。

2007年12月 の新刊情報 HJ文庫

AKUMAで少女の2巻が来ました!

模造王女騒動記 フェイク・フェイク ルナティック・シスター 榊一郎
鉄刃サザン3 ~めぐりあう絆~ 大迫純一
AKUMAで少女 ~嵐を呼ぶ転校生~ わかつきひかる
カッティング ~case of Tomoe~ 翅田大介

百合ミシュラン2007

タイトル:百合ミシュラン2007(小説)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

今の今までそんな企画自体知らなかったのでメモ代わりに。一迅社。
注意点。12月25日発売予定になってますが、6月下旬→7月25日→9月予定→10月15日→12月25日
というように「これはないだろ……」というくらい延期を繰り返しているようなので、年内に発売されるかどうかはわかりません(汗