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ぼくと彼女に降る夜―ナイトサクセサー~夜を継ぐ者

タイトル:ぼくと彼女に降る夜―ナイトサクセサー~夜を継ぐ者(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :やちまたあゆむ:八街歩
絵師  :みさきくれひと:深崎暮人
デザイン:?
編集  :?

目立たないことを信条として日々を暮らしていた高校生の少年・騎士(ナイト)。だが、ある日街角で行われている魔術師同士の戦闘を目にしたことから、非日常へと関わることに。危うく殺されるところを魔術士の少女・ヨルに助けられ、そして魔術師同士が最強を座を勝ち取るために争う《魔宴》の存在を知ることに……。
ストーリーそのものはオーソドックスな現代ファンタジーですが、面白く読めました。そもそもイラストの段階で割と敗北していたわけですが(笑)

乱破GOGOGO!の作者の人ですが、コメディ部分のノリのよさは確かにその面影を感じさせますが、ああいったあさっての方向に突き抜けた話ではなく極めてまっとうな物語なので変な警戒は無用です。コメディもシリアスもどっちも楽しみたい方にはなかなかよいのではないかと思います。ただし、思いっきり続編前提な終わり方をしてますので、その辺だけは念頭に置いてください。

余談ですが、続編前提の物語って結構悩ましいですよね。続きが出るかどうかもわからないものを買えるか!という気持ちもあるでしょうが、買わないことには次巻は出ないわけで……まあ私の場合はどうせ最初の1巻はとりあえず買っちゃうわけですが(苦笑)。


この作品の名台詞

『男の子はね、理由もなく泣いたらダメなのよ』
『涙を流すってのはね、自分の感情を漏らすってことなのよ。ピーピーよく泣いていたら、涙の価値が下がるわ。それはつまり、自分の価値まで下がっちゃうってこと。だからあんまり泣くものじゃないわ』

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from いつも感想中 on 水曜, 2007/03/21 - 10:57

ぼくと彼女に降る夜―ナイトサクセサー~夜を継ぐ者 作者: 八街歩 出版社/メーカー: 富士見書房 発売日: 2007/03 メディア: 文庫 つまらんかった。 困った・・・正直とても困った本だった。...