この広い世界にふたりぼっち
作者 :はむらてつ:葉村哲
絵師 :七草
デザイン:?
編集 :?
第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>受賞作。
これは……なんというか説明にちょっと困る作品ですね。
自分の最初に読んだときの素の印象をあげると、
狼と少女が結婚!? ……変わった組み合わせのロードノベル? →
なんかスケール大きめだ。現代神話か? →
え、いじめっすか……心の欠落を埋める癒し系? →
え、な、ちょ! こりゃあかん、もう説明できん……
こんな話でした>わかるか!
ほんとに説明しづらいんですよこれ……
あらすじをだらだら説明してもしょうがないし。とりあえずいきなり冒頭で『狼と少女が結婚する』という展開に完全にやられて、あとはもう気が付けば終わりまで読んでいたという感じですね。
少女と狼は、どちらも今まで生活していたところには居場所がない、という点で共通していて、それが人と獣という全く立場の違う一人と一匹を結びつけているのかも。
後の展開も、予想の斜め上を行く展開でした。癖のある物語なので、読み終わった後の好き嫌いはけっこう分かれそうですが、少なくとも一読の価値はあると思います。
作品一覧
『この広い世界にふたりぼっちIII』
『天川天音の否定公式』
『天川天音の否定公式 IV』
『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その1 ごく個人的な世界の終わり』
『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その2』
『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その3』
『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その4』
『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その5』
『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その6』
『死にたくなければ××! 脱ぐのは絶対にイヤ!』
『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その7』
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「美しく、儚い綺麗な物語だなあ」 と思った新人さんの話です。 もう、とにかく面白かったです。 伏線がありまくり、次回にも引く物語構成でありながら、この一巻で終わっても...
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