名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ヒミツのテックガール ぺけ計画とスパイ大作戦

タイトル:ヒミツのテックガール ぺけ計画とスパイ大作戦(小説:スニーカー文庫)
作者  :ならやまこう:平城山工
絵師  :とりしも
デザイン:?
編集  :?

理系女子によるカオスな学園コメディSF。
日本唯一の女子高専を舞台に、変人揃いの理系女子たちが騒がしい日常(ただし毎日が非日常)を繰り広げます。
とにかくもうカオスの一言。
ロボットは当然のごとく自意識を獲得し、桜もちはミサイルと化す、と書くとなんとなーくカオスの片鱗を感じてもらえるでしょうか?

なにせ色気より発明な女子の集まりなだけに、やってることはマッドサイエンティストも同然。
科学技術が異様に進んでいて、企業どころか大国のエージェントまでもが高専の発明品の動向を日々監視しているくらいなので、その技術のほどがわかろうというものです。ただし、方向性が歪んでいるのか度々「不幸な事故」が起こったりしますが(爆)

妄想百合の余地も十分にあります。ただし最初に書いたように変人度が強いので色気は不足気味ですええ。
個人的には、らき☆すたよりも、こっちの方がノリとしては好きですね。
どっちもファンタジーなことに変わりはないんですが、男への媚びを感じない部分がなんかしっくりきますね。
(あくまでどっちが好みかという問題なんで、あっちはあっちで楽しんでます)


この作品の名台詞

「私が信用できないのかっ!!」
「どこをどー信用しろと」
「失礼な。私を何だと思っているんだ」
「気分信管付き原爆」
「それって褒めてるよな!!」
「褒めてないよ」

→解説


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/3898