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東京レイヴンズ1 SHAMAN*CLAN

タイトル:東京レイヴンズ1 SHAMAN*CLAN(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :あざのこうへい:あざの耕平
絵師  :すみ兵
デザイン:?
編集  :?

物語のおもしろさ自体には定評があるけど、唯一スロースターターなのが泣きどころだったあざの耕平の新シリーズですが……
なんてこった! 1巻から既におもしろいよ!

現代を舞台にした陰陽師アクション&学園もの。
キャラも物語も魅力です。

陰陽師の名門・土御門家の血を引く土御門春虎。
だが彼には才能がなく、そのために幼い頃にいつも一緒に遊んでいた本家の少女・夏目と交わした「夏目のシキガミになる」という約束も、果たすことができずじまい。

春虎は、高校になり現在遊び仲間の冬児と、オトコ女の北斗とバカ騒ぎする楽しい毎日を送っていたが、そんなある日、夏目と再会を果たし、物語が動き始める――

私の紹介が稚拙なせいでぐっとこないように見えるあらすじ説明ですが、実際に作品を読んでみるとのっけから一気に読ませてくれます。
素性の知れない遊び仲間の北斗の謎や、幼なじみの夏目との縁、とある陰陽師の少女との遭遇など、盛り上がりポイントがあちこちに。「おまえ、そこは気づけよ!」と春虎にツッコミをいれたくならないでもないですが、ラストのまとめ方とか実によかった!
今後の展開もかなり楽しみですええ。


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