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童貞を卒業するためにサキュバスを呼び出したものの、相手はあまりにも上級の夢魔で触るだけでもあの世に行けてしまうためにお触り厳禁という設定だけみるとエロコメなんですが、実は意外と露骨にえっちなシーンはあまりなかったり。
むしろストーリー的には燃えの部類に入るような気がします。
いや、まあ主人公は煩悩満載ですけどね？

ロセリーと分かれたはずの直純。しかし絆はまだ繋がっていた……

さて。
以降、物語の紹介から外れて完全に脱線します。

基本的にラノベ（に限りませんが）の主人公って、エロく煩悩や本能に忠実な主人公のほうがかっこいい場合が圧倒的に多いですね。優柔不断な主人公がヒロインズの中から誰か一人に決められないのは、ただ単にチキンなだけで時に殺意さえ覚えますが、煩悩に忠実な主人公が女の子をはべらせまくっておいて誰か一人に決めないのは「博愛主義」ということで説明がつきます。なによりも、普段から全力投球（笑）なだけに説得力もますというもの。
で、こういう主人公はいざという時の行動に、いちいち言い訳を考えてうじうじすることが少なく、あたって砕けろ精神で突撃します。だから見ていて清々しいんでしょうね。何がいいたいかというと「オワ・ランデ」の主人公も、まさにそういう部類。

2巻もたとえ煩悩に満ちていようとかっこよかったですええ。　

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