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九十九の空傘

タイトル:九十九の空傘(小説:ガガガ文庫)
作者  :つかさ:ツカサ
絵師  :えいひ
デザイン:?
編集  :?

派手さはないけど読むと心が暖かくなるハートフルなやや和系ファンタジー。

なんらかの事情で人間がいなくなってしまい、、かわりに様々なものを依り代として実体化した九十九神たちがそれぞれの「想い」を抱えて生きる物語です。

いやな記憶はなんでも忘れて去ってしまうことが得意な少女。彼女がある日目覚めると、自分の住んでいた家や周りは荒廃し、人間も見当たらなくなっていた。
やがておかしな霧と遭遇したところを、一人の青年に呼び止められる。青年は自分自身と少女は九十九神であり、人間はすでに世界にいないのだと言う。

九十九神は誰しも満たされない想いを抱えて生きていて、それがみたされることで消えるという設定は、独創的とはいえないものの確立した世界観築き上げていていろいろ想像したくなります。おせっかいだけどカサはいい子!


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from Cherryh's blog annex on 水曜, 2012/03/14 - 18:00

九十九の空傘 (ガガガ文庫)作者: ツカサ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2011/07/20メディア: 文庫 人がいなくなった世界。その荒れ果てた世界にたたずむ少女。彼女が出会った青年は、彼...