名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ナハトイェーガー ~菩提樹荘の闇狩姫~

タイトル:ナハトイェーガー ~菩提樹荘の闇狩姫~(小説:GA文庫)
作者  :すずもとゆういち:涼元悠一
絵師  :一美
デザイン:?
編集  :?

タイトルがタイトルなんで、鋼鉄なSFかと思ったら現代ファンタジーでした。
百合でロリ。
でも健康的。女の子同士のはっちゃけ具合とかよく出てます。
途中の弓道描写には臨場感もあるし、これはなかなかいいものでした。

謎多き高貴さを漂わす金髪ロリ少女に見初められたのが運の尽き? わりと普通の少女・白河恵那の日常は、にわかにめまぐるしいものに。おまけにその少女・フレイヤにはなにやら大きな秘密があるようで……。
金髪ロリ少女だけでなく、黒髪ロリ少女も出てきます。この部分だけ説明すると、ロリ&百合な話かと思うところですが、ところがどっこいそれでは終わらず。クラスメイトとかのはしゃぎっぷりが実にいい感じなのです。毎日がプチ祭りな女の子同士のかしましさが物語全体から溢れているのです。


この作品の名台詞

「今、あたしたちがいるこの世界が、ただの幻だったとしたら、どうする?」
「ええと……
どこにいても、わたしがわたしだったら、最後はきっとなんとかなるかなって」

→解説


「みどりちゃん、どうやって授業抜けてきた?」
「あの、生理痛って言って……」
「あーわたしもー。手っ取り早いからいいよね」
「わたしも同じですー」
「……いつから生理痛は伝染病になったんだか」

→解説


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