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大地震の折、京都に開いた大穴から出現した怪物達。
その怪物達からは希少な化学物質が取れるため、多くの命知らず達がその迷宮に挑戦していく。
そんなダンジョン探索の群像劇です。
今回は、完結編の上巻に当たる内容で、割と物語の動きは少ないんですが、やっぱり誰に何が起こるかわからないという緊張感は健在！

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紹介文を一旦書き終えてから気が付いた。これ、なにげに作品のつくりが「ロウきゅーぶ！」と同じだ！
てなわけで、ロウきゅーぶがｏｋなら、ぜひこれも読んでみてください。

呪言師の少年が、魔法少女専門の進学塾の講師をする物語。
おお、これはいいですね。ラノベで魔法アクションはそれこそ星の数ほどありますが、塾の講師として魔法を教えるというスタンスになってるのがポイント。
個性が強くて言うことを聞かない小学生たちと、徐々に心を通わせていく姿をコミカルに描いてます。
おすすめ。

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相変わらずネタまみれ。
クトゥルフの邪神が美少女化して、主人公のお隣に寄り添ってくれます。
見た目も、ボディも、すばらしい美少女っぷりですが、でもニャル子さんは這い寄る混沌、ニャルラトホテプなのでした。

まあともかく全編ネタネタネタ！
オタネタなどに通じているかいないかでこの作品へのシンクロ率はかなり変わりそうです。

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＜初回限定版特典＞
○特殊パッケージ仕様
○鎌池和馬書き下ろし小説　電撃GE文庫『とある魔術の禁書目録SS』
全て集めると一つの文庫に！　８つのエピソードが絡み合う、『禁書目録』神裂火織編！

～ストーリー～
学園都市で御坂美琴と白井黒子がイチャイチャしている同じ時、イギリス清教『必要悪の教会（ネセサリウス）』のオーダーを受け、とある魔術師が西欧の地を駆けめぐっていた。

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第1回GA文庫大賞＜奨励賞＞受賞作。

女剣士たちの学園青春ストーリー。女子校が舞台ですが、友情表現は至って平穏なので、ノーマルな人にも楽しめるはず。体裁としては由緒正しき？少女小説っぽくなっていて、もちろん（妄想）百合ん百合んの好きな人は迷わず買って損無し！

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学と葉桜。
人間とアポストリ、という異人種の二人の恋の行方は……。

ああ、綺麗に終わった。終わってしまいましたね。
ボーイミーツガールに、異人種コミュニケーションという要素の加わった本作もついに完結です。

もうこの期に及んでネタバレについて考慮もクソもない、ということで遠慮無く本編についていろいろと。

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あえて言おう！　幼なじみの葵がこの上なく漢前であるとっ！！

小学生の女の子達のバスケ同好会のコーチとなって彼女達を勝利に導く、変則スポ根もの。
巻を追うにつれて、だんだんロリ成分が増してきてないか？という疑惑はありますが、ちゃんと燃えもあります。
ただし！　３巻の燃え成分は、もう完全に葵のものだぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！

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今回のあとがきは、作者に寄せられた様々な質問に答えていくという形式になっていて、その回答もジョークで煙に巻いて終わり、ではなくかなり密度の濃いものになってます。
キノの旅をしばらく買ってない人も、この巻は買ってみてもいいのでは。

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オブジェクトという、およそ化け物な兵器とろくな武装もなく、智恵だけでなんとかするゲリラ戦的ななにか。
便利な右手とか魔法とか超能力なしでなんとかします。

それでは台詞解説。
要するにオブジェクトとやりあうのがどれくらい無謀なことかがわかりやすく語られてます。ヘイヴィアは貴族としての箔をつけるため、クウェンサーは受験をパスして技術者の切符を手に入れるため軍を利用したつもりがなんかもう大変なことになってます。命って大事。

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「とある魔術の禁書目録」でおなじみの鎌池和馬による新シリーズ。
超兵器・オブジェクトｖｓただの学生。
これは……燃えます。おすすめ。

全長50ｍ、多くの砲台を持ち、兵は殺し放題、他人を寄せ付けず、核兵器の直撃にも耐える化け物兵器・オブジェクトに、貧相な装備とその身だけで立ち向かういわばゲリラ戦です。しかもなんか説明不能のスーパーアクションではなく、あくまで智恵で！

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声優好き、もしくは声優の仕事にちょっと興味ありって人にツボと思われるシリーズです。

今回は完全に次の巻に繋げる”溜め”になっていて、ストーリー的な動きが少ないので（ラストの引きはかなり気になりますけどね！）、あまり書けることがなく、改めてシリーズそのものの紹介をしておきます。

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第1回GA文庫大賞＜奨励賞＞受賞作。

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ずっと一貫してイチオシし続けているシリーズです。
ついに今までずっと明かされなかった刻也の咲の過去が明らかに！

アンティークと呼ばれる不思議な能力を持った骨董品の偽物を扱う「付喪堂骨董店」。
そこでアルバイトをする二人・舞野咲と来栖刻也、そして店主である都和子さんの三人を主要登場人物として連作短編形式でアンティークにまつわる様々なエピソードが展開する物語。

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人里に居を構え、人化の術で人にとけ込み暮らす猫又四姉妹の物語。

意外、と言ったらなんですがこれがストーリー的にもおもしろかったです。
おすすめ！
普通スルーされそうな、変身する前と後の身体の感覚の違いについて丁寧に描写されているのが、ツボでした。

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注意！　この本の帯は詐欺です。
帯の煽り文句だけ見て、脳天気なコメディだと思って読むと痛い目に遭います。

開始数ページこそ、アホなコメディっぽいですが……「は？　呪殺って？」「邪神法人？」
こんな単語が出てくる時点で、もはやコミカル一辺倒のはずがないというか。

全体像としては、正直説明不能。

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家柄も性格も容姿も趣味もすべて地味。
地味すぎて（ステルスモモみたいに）ろくに他人から認識さえしてもらえない少女が、魔改造でお嬢様に！？

内容自体はかなり王道で、実にそつなく上手くまとまってます。シリーズ化前提っぽいですが、読み切りでも全然いける書き方になってますね。
それに挿絵は西又葵ですしね！
同じお嬢様ものとはいえ、日和は庶民派？なので、ある意味作者の代表作である、超絶お嬢様の活躍する『乃木坂春香の秘密』の対極的な立ち位置にあるのかも。

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恋と革命と音楽の物語。これでほんとうにおしまいです。

それでは台詞解説。
まあ、あえて無粋な解説するまでもなく、表紙絵を見れば一目瞭然ですよね？
もうこの台詞で盛大に撃沈しました！　げふう。

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恋と音楽と革命の物語。
その外伝というか、この物語の場合はアンコールというのが一番ふさわしいでしょうか。
４巻よりも後の物語と、響子がまだ中学生だった頃のエピソードなどが収められてます。
少なくともここ数年読んできた恋愛ストーリーの中では最大のお気に入りです。
洋楽もクラシックもアウト、楽譜読むなんて無理無理！という人間でも、どこかから音楽が流れてくるかのように楽しめる優しく切ない物語でした。

うかつに触れるとネタバレになりそうですがとりあえず……
表紙のウェディングドレス姿の真冬を拝めただけでもうなにもかも満足です！

それでは以下はネタバレありの雑感を。
既に読んだ人以外は見たらめーですよー？

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「ギャルゲの世界が、現実に投影されたらどうなるか？」
これを実際に小説として書いたのが本シリーズになります。
例えば、
・とあるヒロインルートに進んだ場合、他のヒロインは実際にはどうなるのか？
・ギャルゲで当たり前の、血の繋がらない兄妹は結婚できる、は現実では通るのか？
などなど、言われてみればその通りな「ギャルゲの常識は世間の非常識」を描写しているところが最大の特徴ですね。

ギャルゲに親しんでいる人であれば楽しめるんではないかと。
ただ、ギャルゲ的お約束をテンプレとして割り切れないと、覚悟不完了すぎる主人公に殺意を覚える可能性がありますのでご注意を（笑）

そして今回の鍵は、「お金」と「家族」だっ！