名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

08/06/20 - の記事

本日の名台詞

「つまり……今のケースケは怒ってるってこと?」
「そうだ。もう頭の中が煮えくり返ってる」
「何でよ……何でそこまで――あたしはこうするしかないっていうのに!!」
「お前が諦めてるからだ! 選びたくないことなら、意地でも選ぶな!」
「だったらケースケは、どうしろっていうの!!」
「知るか!!」
「は、はぁ!? あんた、ふざけるのもいい加減にしなさいよ……言うだけ言って無責任にもほどがあるわ!」
「ふざけてなんかない、何もかも上手く収められる策があるなら、こんなことになってないだろうが。僕はな、まだ考える時間があるってのに、安易な方法に走るなって言ってるんだ。こんなのアリッサらしくない!」


タイトル:RIGHT×LIGHT 3~カケラの天使と囁く虚像~(小説:ガガガ文庫)
作者  :つかさ:ツカサ
絵師  :近衛乙嗣
デザイン:?
編集  :?
キャラ :アリッサ=クラノ=ストーリング=ライト&遠見啓介 (223 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

定番な魔法アクション。
定番定番言いますが、好きでもない作品と3冊も付き合えるとは思わないのでけっこう好きってことですね。

それでは台詞解説。
紆余曲折の末、「ともだち」を殺そうとしているアリッサ。しかし啓介はともだち殺しをしようとするアリッサを看過できず阻止に出ます。
正直理論としてはかなり青臭いです。
こんな綺麗事が上手く行くはず無い……とかとか。しかしそうはいっても「選びたくないことなら、意地でも選ぶな」など、直球な台詞にちょっといいなあと思わされてしまったので採用ってことで。青臭さは武器ですね。

RIGHT×LIGHT 3~カケラの天使と囁く虚像~

タイトル:RIGHT×LIGHT 3~カケラの天使と囁く虚像~(小説:ガガガ文庫)
作者  :つかさ:ツカサ
絵師  :近衛乙嗣
デザイン:?
編集  :?

ごく普通……だった少年・啓介を魔術の通り道として半憑依の居候的存在になった、異世界の魔法使いの少女アリッサによる魔法アクション。(手っ取り早く2巻の紹介文セルフコピペしました)
魔法アクションとしては定番ですが基本的に悪いキャラがほとんど存在せず、一見対立していてもふと気がつくと和解しているあたり油断なりません(笑)
すっきりとした後味のよいシリーズをお求めの方におすすめです。

だんだん周りに女の子が増えていくけれど、肝心の当人は朴念仁といった具合で啓介の自覚はまだ遠いですが、今回アリッサは自らの気持ちについて大いに自覚的になるようなので、そのあたりにご注目。

08/06/19 - の記事

本日の名台詞

「なぁに? あたしがお姫さまの話をするのがそんなに変?」
「い、いや、そうじゃなくてさ、……どうしてここで、お姫さまが出てくるのかな、って……」
「だって、『魔王』ときて、『勇者』がいるなら、次は『お姫さま』でしょう? じゃなけりゃ勇者はなんのために戦うの?」
「……魔王を倒して世界を平和に、じゃダメなんか?」
「……ダメ。勇者はお姫さまのために戦うの」
「ダメなんか? その理由は?」
「だって世界のためになんて、絶対に、だれかを泣かしちゃうんだから。魔王を倒すため、なんていうのも目的を見失っている感じだし。――別にそういう考えだって、結果的には偉いんだろうし、そういう人たちはきっと偉いヒトなんだろうけど――英雄? みたいな? ――でも勇者って、文字どおり、勇気のある者、でしょう? だったらさ、世界平和、魔王討伐、女の子を守ること――どれが一番、『勇気』って言葉が似合ってる?」
「強いていうなら、魔王討伐……」
「えー、魔王討伐に必要なのって、『勇気』とかより『強さ』とかじゃない?世界平和だって勇気より似合う言葉がありそうだし。……もちろん、どれにも『勇気』はいるんだろうけれど、あたしはやっぱり、女の子を守ること、これが一番『勇気』って言葉に似合ってると思う。だからやっぱり、『勇者』は『お姫さま』のために戦わなきゃ。強さとか使命とか関係なく、精いっぱいの勇気で、世界のためでも、魔王を倒すためでもなく、女の子を助けるために、ね?」


タイトル:シフト 1―世界はクリアを待っている(小説:電撃文庫)
作者  :うえおひさみつ:うえお久光
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?
キャラ :セラ&ラケル&ロック (173 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

RPG的な世界にシフトしてそこでの物語。
かなり「深い」です。

それでは台詞解説。
勇者は魔王討伐ではなく、お姫さまのために戦うべきだ!というセラの持論とは……。

シフト 1―世界はクリアを待っている

タイトル:シフト 1―世界はクリアを待っている(小説:電撃文庫)
作者  :うえおひさみつ:うえお久光
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

一部の若者の間でだけ起こる現象。寝ている間に意識が「シフト」してRPGのような異世界に渡り、そこで別の暮らしを送ることができる。
そしてその世界に「シフト」するたびに囁かれる言葉。
「世界はクリアを待っている」とはどういう意味なのか?
RPG的な世界観ですが、いろいろとハッとさせられる仕掛けや描写が続出。
そして何よりも、主人公が怪物系というところに大きな意味がある、非常に読み応えのある物語です。
アクションではなく、むしろ人間?模様こそがみどころと言えるかも。

吉祥GOOD☆LOOKS

タイトル:吉祥GOOD☆LOOKS(小説:ガガガ文庫)
作者  :わかおうじらむね:若王子ラムネ
絵師  :とりしも
デザイン:?
編集  :?

最初にぶっちゃけていうと、細部はあちこちツッコミどころありまくりです。
なのですが……それで流すにはちと惜しい、というか序盤は割と流し読みモードだったのが、あまりの展開に逆に降参。
この小説のコンセプトを一言で表すなら、
「占いで野球勝負に勝つ!」です。

08/06/18 - の記事

ぷりんせす・そーど!1 戦うサツキとプリンセス (GA文庫 か 1-4)

タイトル:ぷりんせす・そーど!1 戦うサツキとプリンセス (GA文庫 か 1-4)(小説:GA文庫)
作者  :かみのおきな:神野オキナ
絵師  :みやまわか:深山和香
デザイン:?
編集  :?

最初女装ものかと思ったら実はTS(性転換)もの?と思ったらなんと両方とも!
そしてイロモノで終わるかと思いきや、終盤あたりの展開はこれが実に熱かった! さらにはまっとうな恋愛まで!

ということで……
女装、TS、燃え、恋を一度に楽しめるぜいたくアクション&コメディです。おすすめ。

2008年6月 の新刊情報 富士見ファンタジア文庫

とうとうトロイメライシリーズもこっちに移ってきました。……富士ミス最後の日、秒読み開始?
SH@PPLEの2巻も発売ですよー。

BLACK BLOOD BROTHERS 9 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 黒蛇接近― あざの耕平
SH@PPLE ―しゃっぷる― (2) 竹岡葉月
ご愁傷さま二ノ宮くん9 鈴木大輔
アビスゲート2 深きを夢見る淵の王 神坂一
スレイヤーズ4 聖王都動乱 神坂一
スレイヤーズ5 白銀の魔獣 神坂一

アビスゲート 2 深きを夢見る淵の王

タイトル:アビスゲート 2 深きを夢見る淵の王(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :かんざかはじめ:神坂一
絵師  :芳住和之
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

放課後トロイメライ

タイトル:放課後トロイメライ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :いちじょうじかるた:壱乗寺かるた
絵師  :日吉丸晃
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/06/17 - の記事

本日の名台詞

「申し訳ございません。話が回りくどいのは、わたくしの九十九ある欠点の中の一つでありまして、何とぞご寛恕のほどをお願いいたします」
「……なかなか欠点が多いんだな、おまえ」
「恐れ入ります」
「恐れ入ってる場合じゃない。だが、まあ、ようやく話は見えてきたか。とはいえ」
「清海様、そのように情欲に満ちた目で見られては、わたくし、どのように応対してよいのかはなはだ困ってしまうのでございますが。もし、あなた様がわたくしを愛人にしようとお考えであるなら、わたくしは一度、上役に相談させていただき……」
「お考えじゃねえよ! そうじゃなくて、おまえが警護寮の剣士で、俺を護衛するとか大きなことを言う以上。大した腕の持ち主なんだろうな?ってことだよ、俺が言いたいのは」
「申し訳ございません。女だてらに剣の腕が立ちすぎるのが、わたくしの九十九ある欠点の中の一つでございます」
「欠点なのか、それは」
「はい。剣の腕が立つ、のではなく、立ちすぎる、のがいけないのでございます。女ごときに負けては、男子一生の不覚、などと思う方々も世の中には多いのでございまして、わたくしはこれまで数多くの男子の皆さまに一生の不覚を負わせてきてしまっている業の深き女なのでございます」


タイトル:サムライガード 警護寮から来た少女(小説:GA文庫)
作者  :まいさかこう:舞阪洸
絵師  :しいのゆい:椎野唯
デザイン:?
編集  :?
キャラ :愛生愛香(あいおいあいか) (19 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

幕府が倒れず、帯刀が許され、銃よりも剣の方が一般的な現代風日本。
そこでのチャンバラアクション。チャンバラ部分が燃えます。
……表紙絵には萌えなんだけど、まあそれはそれ。

それでは台詞解説。
突然、清海のもとにやってきて「あなたの将軍継承順位があがったから警護することになった」と切り出す少女。うさんくささを覚えていろいろ質問するとかえってくる答えの数々はどこか微妙におかしいという……。もてあそんでいるようでどこか天然な部分もある、この少女の言動が妙に好きです。

サムライエイジ

タイトル:サムライエイジ(小説:徳間デュアル文庫)
作者  :みかづきこうげつ:みかづき紅月
絵師  :さとみ
デザイン:?
編集  :?

どんだけ剣と制服少女の組み合わせに弱いんだ!と思いつつ、表紙絵であっさり陥落しました。
というわけですっかりサムライづいてますが……
これまた乙女ちっくを夢見つつも激強の剣豪少女が主役のチャンバラアクションです。
こっちの方は(まあ読者の妄想ですが)百合的、腐女子的な方向に舵を切っている感じ。
一人称で書かれている事もあって、戦う乙女の心情の方に比重が置かれてます。

08/06/16 - の記事

サムライガード 警護寮から来た少女

タイトル:サムライガード 警護寮から来た少女(小説:GA文庫)
作者  :まいさかこう:舞阪洸
絵師  :しいのゆい:椎野唯
デザイン:?
編集  :?

平たく言うと、制服姿の警護役女子高生がバッタバッタと敵を斬り倒すチャンバラアクション。
そもそも表紙ですでに「負けた」わけですが……
凄腕の少女・愛香の独特の軽口と、チャンバラ方面のかっこよさがなかなか。

江戸幕府が現代まで倒れず残り、日本では帯刀が普通に許可されていて銃よりも刀が一般的。

08/06/14 - の記事

ほうかご百物語 (2)

タイトル:ほうかご百物語 (2)(小説:電撃文庫)
作者  :みねもりひろかず:峰守ひろかず
絵師  :京極しん
デザイン:?
編集  :?

優しい妖怪少女イタチさんと、絵を描くことが大好きでイタチさんに一目ぼれした真一、そして個性的な美術部の面々による癒し系学園妖怪ラブコメ。
舞台は妖怪にとって居心地のいい学園で、妖怪出現率は高いんですが、退治するほど悪い妖怪はほとんど出てきません。
まったりのんびりと読めるので、たとえば「リネア様の毒気にやられた!」という時などに最適です(笑)

2008年6月 の新刊情報 ガガガ文庫

RIGHT×LIGHT3 ~カケラの天使と囁く虚像~ ツカサ
吉祥GOOD☆LOOKS 若王子ラムネ
されど罪人は竜と踊る (2) Ash to Wish 浅井ラボ
藤井寺さんと平野くん 熱海のこと 樺薫 原作:坂口安吾
ぼくらの ~alternative~ (5) 大樹連司 原作:鬼頭莫宏
Re:ALIVE (2) ~戦争のシクミ~ 壱月龍一

されど罪人は竜と踊る 2 ~Ash to Wish~

タイトル:されど罪人は竜と踊る 2 ~Ash to Wish~(小説:ガガガ文庫)
作者  :あさいらぼ:浅井ラボ
絵師  :宮城
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

藤井寺さんと平野くん 熱海のこと

タイトル:藤井寺さんと平野くん 熱海のこと(小説:ガガガ文庫)
作者  :かんばかおる:樺薫
絵師  :アメイスメル
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/06/13 - の記事

まーちゃん? まだまだぬるい! ライトノベル最強のヤンデレ、リネア様を讃えよう

ライトノベルでのヤンデレと言えば、たぶん一番有名なのは電撃の「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」に出てくるヒロイン・まーちゃんでしょう。
確かにみーくんが少しでも他の女になびいている(ように見える)と手加減のない暴力も辞さないまーちゃんは、「病んで」ます。しかし、理性が足りないので見てて正直おもしろくない。

やっぱり知性と理性がきちんと存在する中に潜む狂気こそがヤンデレの魅力だと思う訳です。
そういう前提だと「タザリア王国物語」シリーズに登場する皇女・リネア様は最強のヤンデレです。

タザリア王国物語 獣面の暗殺者

タイトル:タザリア王国物語 獣面の暗殺者(小説:電撃文庫)
作者  :スズキヒサシ
絵師  :あづみ冬留
デザイン:?
編集  :?

王子の影武者が、とある事件をきっかけにほんものの皇子としてふるまうことに……。

最初は影の皇子・ジグリットを中心としたタザリアという王国の興亡を描写するのかなと思っていたんですが、巻を重ねるに連れそれは勘違いだったらしいとわかりました。
かんっぺきにジグリット一代記です。王国の興亡なんて刺身のツマよりもどうでもい……げふんげふん。
ただ、潤いの面で問題があると思ったのか4巻では少女神たるアンブロシアーナと、勘違いが助長されてジグリットを憎悪し復讐相手として追いかける踊り子ナターシにスポットを当てています。

もちろん、みなさまが崇め奉るヤンデレ神のリネア様は今日もご健勝です!!

08/06/12 - の記事

本日の名台詞

「二度と直人を『ヘタレ』なんて呼ぶな。そう呼んでいいのは、わたしだけよ」


タイトル:モーフィアスの教室 3(小説:電撃文庫)
作者  :みかみえん:三上延
絵師  :椎名優
デザイン:?
編集  :?
キャラ :久世綾乃 (184 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

幼馴染み万歳小説。たとえどんなにすれ違っても、その絆は半端じゃない。

さて、台詞解説。
とある敵と対峙した時の綾乃の台詞です。普段はさんざん直人にあーだこーだ言っていても……愛ですねえ。

タロットの御主人様。 5

タイトル:タロットの御主人様。 5(小説:電撃文庫)
作者  :ななえひろたか:七飯宏隆
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

もともとの設定が魔法先生ネギまを嫌でも連想するものだったんですが……

ここに来て展開が燃え方向に少しシフト。
これはもう完全にネギまだ、間違いない(爆)

バトル描写がどっちかというと「超常的なもの」同士のぶつかり合いになりがちではありますが、ネギま好きならけっこう高い確率で気に入るんじゃないでしょうか。

モーフィアスの教室 3

タイトル:モーフィアスの教室 3(小説:電撃文庫)
作者  :みかみえん:三上延
絵師  :椎名優
デザイン:?
編集  :?

幼馴染み最強。

いや、だってこのシリーズ(に、限らず三上さんの作品はすべてそうですが)はそこだよね?
夢神という異世界の存在にして、現実に浸食してくる存在と戦うアクションです。

2008年6月 の新刊情報 GA文庫

さすがにここに来て、読む限界を覚え書誌情報も全ては登録してないので、以下のデータをご利用ください(汗
うまく登録した三冊以外も読めたら適宜登録します……
今月は完全にサムライガードを表紙買いですね(笑)

かむなぎ 五 ―君みずやそのそら花の散華のときを― 沖垣淳 睦月ムンク 651 978-4-7973-4915-3
サーベイランスマニュアル2 関涼子 真田茸人 620 978-4-7973-4912-2

かむなぎ 五 君みずやそのそら花の散華のときを

タイトル:かむなぎ 五 君みずやそのそら花の散華のときを(小説:GA文庫)
作者  :おきがきじゅん:沖垣淳
絵師  :睦月ムンク
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/06/11 - の記事

神様のメモ帳 3

タイトル:神様のメモ帳 3(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :岸田メル
デザイン:?
編集  :?

ニート探偵アリスと、彼女を取り巻くちょーっとまともな社会からははみ出てしまったけれど、憎めない個性的な面々の集う青春模様。
ミステリという形式を利用して、普段は隠されている人の裏の部分を描写する事で、ほろ苦くてけれどもどこか優しい青春の一ページをエアが来だしています。
3巻を持って綺麗に完結しました。(たぶん)

本日の名台詞

「あのな。一つだけ。
もっと信じてやれ」
「……なにをですか」
「なんでもかんでも」
「僕は、……ミンさんみたいに、強くないから。……そんなのは、無理です」
「おまえは強いよ。自分じゃ知らないかもしれないけど、わたしは知ってる」
「テツ先輩に買って四天王だのなんだの騒がれてるってことを言ってるなら、やめてください。馬鹿みたい」
「ンなんじゃないよ。だって、おまえさ。
今でも生きてるじゃん。
あれだけひどい目にいっぱい遭って、身体も心もボコボコにされて、理不尽に不幸にたたき落とされるやつらを大勢見てきて、それでも、生きてる」
「それは――
僕が、強いんじゃないです。まわりにいつでも、だれか支えてくれる人がいたから」
「それでいいんだよ。運も実力のうちっていうだろ。あれは嘘だけど、こっちはほんとだ。仲間は実力のうち。それは、おまえの世界の強さなんだから」


タイトル:神様のメモ帳 3(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :岸田メル
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ミン&藤島 (276 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

うおお説明してる時間がねえ……とりあえず台詞だけで勘弁!

とある科学の超電磁砲 2―とある魔術の禁書目録外伝 (2)

タイトル:とある科学の超電磁砲 2―とある魔術の禁書目録外伝 (2)(小説:電撃コミックス)
作者  :かまちかずま:鎌池和馬
絵師  :冬川基
デザイン:?
編集  :?

「とある魔術の禁書目録っておもしろい?」
「でも既に17冊出てるんでしょ? それは追いつくのが辛いし……」
「御坂美琴ってどこがいいのかよくわからん」

はいはい、そんな方への答えになるのがこれ。漫画で今2巻出たばかりなので追いつくならここ!
人口230万人を数える科学都市全体でも7人しかいないレベル5能力者・御坂美琴(ちなみにBカップ)を中心に、白井黒子などの活躍を描いてます。外伝だけに上条当麻はただの空気。

クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識

タイトル:クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識(小説:講談社文庫)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :竹
デザイン:?
編集  :?

(う。これは正直新書版の表紙の方が好きかも……)

6月14日(土)に名古屋で禁書目録ポーカーやりませんか?

禁書ポーカーを手に入れたのでぜひ実際にやってみたい!
しかし、現在土曜日に会える事が確定しているのは私含めて二人。
……さすがに二人でポーカーやってもしょうがないので、もし名古屋近郊在住で土曜日一緒にやってもいいよ!という方がいたらメールフォームかコメントで名乗り上げてくださいませ。
なお、手元には今のところ1セットしかないので場合によって先着になっちゃうかも?
あと、メンツによっては「荒野」サイン会に行くかも。
とりあえずご連絡お待ちしてます。

08/06/10 - の記事

本日の名台詞

「もう一度言おう。ぼくはニート探偵、死者の代弁者だ。墓を暴き、失われた言葉を掘り出し、死者の名誉を守るためだけに生者を傷付つけ、生者に慰みを与えるためだけに死者を辱める。きみはこれを知らなければいけなかった。きみの兄上が、なにを守ろうとしたのかを」


タイトル:神様のメモ帳 3(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :岸田メル
デザイン:?
編集  :?
キャラ :アリス (302 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

とりあえず作品紹介は明日改めて。今日は台詞だけ。

こうやって、「全ての人の幸せのために探偵をしているわけではない」とあえて宣言してしまうところが特徴的。
こうやって事件の裏にあるやりきれない想いや、決して表沙汰にできない優しさといった裏面の存在こそがこのシリーズのいいところ。

桜田家のヒミツ―お父さんは下っぱ戦闘員

タイトル:桜田家のヒミツ―お父さんは下っぱ戦闘員(小説:電撃文庫)
作者  :かしわばそらじゅうろう:柏葉空十郎
絵師  :りょーちも
デザイン:?
編集  :?

第14回電撃大賞<最終選考作>。

ちょ、なにこれ! おもしろかったけど、いっそ潔いくらいに若年層置いてきぼり。
ていうかあれですね、イラストもそうだけどこれもう最初から若年層に売る気ないね絶対。

悪の組織の下っ端戦闘員が、どこでどう間違ったか組織で誘拐した大富豪の娘を預かるになり、生活感覚のギャップで大騒ぎ。
一言で言うなら下町人情劇場です。
おもしろかったんですが、おそらく社会人になってないと作品のおもしろみは大部分理解できないので、中高生にはおすすめしません。
以下に説明します。