名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

08/07/13 - の記事

カクレヒメ (電撃文庫 (1615))

タイトル:カクレヒメ (電撃文庫 (1615))(小説:電撃文庫)
作者  :さたけあきら:佐竹彬
絵師  :くさのほうき:草野ほうき
デザイン:?
編集  :?

実のところ、作者の人の作品は全部読んでいるわけではないのですが……
読んだ中では一番気に入った作品です。ミステリ度は今回は低く、キャラがかなり前面に出た形になってますね。
「感覚拡大症」と言われる超能力のような特殊な力を手にしてしまった少年と少女のボーイミーツガールもの。
壁を透過して触覚を伸ばすことができるという特殊な能力を使って、主人公がいろいろがんばります。

ゼペットの娘たち

タイトル:ゼペットの娘たち(小説)
作者  :みきゆうえい:三木遊泳
絵師  :みやたそうじ:宮田箏治
デザイン:?
編集  :?

意思を持った人形として作られる機鋼人形と、その製作者である機鋼人形師のハートフルストーリー。
SFっぽさはほぼゼロに等しいので、SF苦手の人でも特に気にすることなく読めます。
ほんのりと暖かい物語をお探しの方にはおすすめ。
もちろん自動人形な物語が好きな人は無条件に買いです。

乃木坂春香の秘密 8

タイトル:乃木坂春香の秘密 8(小説:電撃文庫)
作者  :いがらしゆうさく:五十嵐雄策
絵師  :しゃあ
デザイン:?
編集  :?

パーフェクトなお嬢さまである乃木坂春香と、平凡を絵に描いたような庶民・裕人のラブコメ。
いつも通り!
いやもうガチガチに定番なラブコメなので、今さら言うことも見あたらないというか。
強いていうと、ここに来て裕人はさらにメイドさんからの評価があがることに。どんだけフラグ立てる気だお前というやつは……
ああ、そういやアニメもはじまってましたね。見てないけど。

08/07/11 - の記事

本日の名台詞

刻也はずるい。
わたしの心の中を覗こうとしていたなんて。
見られてしまったのだろうか。
聞かれてしまったのだろうか。
あのとき。
刻也が見てしまったあのとき。
わたしがなぜこの『アンティーク』を使おうとしていたかを。
そしてこの『赤糸』で何をしようとしていたかを。
もしもそうだとしたら。
もしもそれが知られてしまっていたとしたら。
もうしばらく顔も見たくない。
だって。
だってそんなの。

……恥ずかしい。


タイトル:付喪堂骨董店 4―“不思議”取り扱います(小説:電撃文庫)
作者  :おどうあきひこ:御堂彰彦
絵師  :タケシマサトシ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :舞野咲 (301 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

作品詳細は書影クリックで。

それでは台詞解説。
これが無表情な少女・咲の内面です。もーほんとにこの人ったら!
そして手にしているアンティークは運命の赤い糸が誰に繋がっているかを見ることの出来るもの……。つまり?

世界平和は一家団欒のあとに 5

タイトル:世界平和は一家団欒のあとに 5(小説:電撃文庫)
作者  :はしもとかずや:橋本和也
絵師  :さめだ小判
デザイン:?
編集  :?

元勇者の父、元お姫さまの母、宇宙を股にかける運び屋の長姉、力の次姉、癒し手の妹、正義感の弟、そして主人公。
異能力を持った「正義の味方」一家によるちょっとスケールの大きな家族コメディです。
今回は、お母さんが主役。父の度重ねる浮気にキレて家出してしまって……!?
しかし、ほんっとにこの一家は仲がいいなあ。こうありたいものです。

時載りリンネ! 3 ささやきのクローゼット

タイトル:時載りリンネ! 3 ささやきのクローゼット(小説:スニーカー文庫)
作者  :せいのせい:清野静
絵師  :古夏からす
デザイン:?
編集  :?

活字を文字通り日々の糧とし、溜め込んだ活字力を使うことで刻を止めることができる時載りの一族。
そんな時載りの一員ながら、活字嫌いで遊ぶのが何より大好きというリンネと、そのお供(笑)たる少年久高の賑やかな日常を描いたファンタジーです。
今回は、かなりの盛り上がりっぷり。ガールミーツガール。後半は畳みかけてきますよ?

08/07/10 - の記事

フィギュア とある魔術の禁書目録 御坂 美琴 (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

タイトル:フィギュア とある魔術の禁書目録 御坂 美琴 (1/8スケールPVC塗装済み完成品)(その他:コトブキヤ)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

とある魔術の禁書目録で真のヒロインとも言うべきツンデレ少女・御坂美琴のフィギュアがっ!!
アキバHOBBYでサンプルのレビューがありますが、これがもう出来がすばらしくいい!
超電磁砲の発射スタイルの腕パーツにも交換可能なようで、これはもう買うしか!!
御坂美琴の小生意気で自信に溢れた表情がよく再現できてると思います。

付喪堂骨董店 4―“不思議”取り扱います

タイトル:付喪堂骨董店 4―“不思議”取り扱います(小説:電撃文庫)
作者  :おどうあきひこ:御堂彰彦
絵師  :タケシマサトシ
デザイン:?
編集  :?

アンティークと呼ばれる、特殊な力を持った骨董品に関わるミステリアスな物語でもあり、同時にアンティークのの偽物を扱う「付喪堂骨董店」でバイトをする来栖刻也と舞野咲、二人のラブコメストーリーを綴った連作短編です。
見どころはいくつもありますが、まずは刻也と咲、この二人の関係が抜群にすばらしいですっ!!
これを読まずして何を読む! 今ならまだ余裕で追いつけるので未読の方は読むしか!

本日の名台詞

「それに負ければ失うものがある。命を懸けて取り戻せるなら、いくらでも懸けてやる」
「誰にもあいつは渡さない」


タイトル:付喪堂骨董店 4―“不思議”取り扱います(小説:電撃文庫)
作者  :おどうあきひこ:御堂彰彦
絵師  :タケシマサトシ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :来栖刻也 (172 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

紹介文の方はまた後で改めて書きますが……待ちに待った付喪堂骨董店の新刊が出たっ! ああ嬉しい。
このシリーズのいいところは、後日がっつり紹介しますが、なんといってもお互い未だ恋人同士にもなってないというのに、例えば上のような台詞を(独白のつもりで)つい口に出しちゃうことですよ! ああもう、ほんとに素敵カップルだっ!

というわけで、あーだこーだしたあげくに咲が景品になってしまうという事態が発生して、刻也の本気モード作動です。
ほんっとに、愛ですねえ。命を懸けてでも! うはあ。

08/07/09 - の記事

本日の名台詞

「……、戦えって、言ってんのよ――――ッ!!」


タイトル:とある魔術の禁書目録(インデックス)〈3〉(小説:電撃文庫)
作者  :かまちかずま:鎌池和馬
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :御坂美琴 (194 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

御坂美琴が、たぶん上条に本格的にすっ転んだ原因となる顛末での記念碑的な?一言。
PVが出た記念になんとなく。

ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 窓の向こうは夏の色

タイトル:ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 窓の向こうは夏の色(小説:コバルト文庫)
作者  :あおきゆうこ:青木祐子
絵師  :あき
デザイン:?
編集  :?

そこのドレスを着ると恋が叶う、と噂される仕立屋『薔薇色』の女主人であり針子である少女・クリスと、大貴族の長男シャーロックの身分違いの恋模様を描いた物語。
クリスに限らず、恋に悩む男女の細かい心情を描き出しているのが特徴です。
今回は短編集なので、シャーロックの過去話とかいろいろ。
クリスの手にはめられた指貫を指輪と勘違いして、動揺しまくるシャーロックさんは本当に打たれ弱いですねえ。

ヴィクトリア王朝期のイギリスを舞台としているために、身分制度というものが深く根を下ろしてます。
だから身分の差によって夢やぶれる恋もかなりあり、そういった女の情念が伝わってくるかのようでその辺がポイント。
コーネリアの母であるドロシアの結婚の経緯なんかは相当すごかったです。なんという愛憎劇。

身代わり伯爵の脱走

タイトル:身代わり伯爵の脱走(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :せいけすえもり:清家未森
絵師  :ねぎしきょうこ
デザイン:?
編集  :?

ごく普通のパン屋の娘ミレーユが、実は伯爵家の血縁で、しかも兄と瓜二つだったことから身代わりを務める羽目に。
入れ替わっても中身は一応女の子なので、いろいろと問題が勃発! というコメディメインの男装ものです。
毎度爆笑しながら読んでますが、この巻では今まで謎だったいくつもの出来事の真相が明かされたり、ややシリアス度が高め。

08/07/08 - の記事

2008年5月の傑作ライトノベルピックアップ(6月ではありません。6月分は近日中に……orz)

『今っていったい何月何日デスカ?』という冷たい視線を感じる(汗
いろいろあってすっかり遅くなってしまいましたが、やらないまま放置は気持ち悪いのでちゃんと片付けておきます。

2008年5月発売のライトノベルの中から、個人的に特におもしろかったものをピックアップして紹介(先月分はこちら

単発&新作&マイナー優先。
詳細な感想・名台詞については書影をクリックしてください。
明確な順位付はしていませんが、上の方のものをよりおすすめとしています。


死神のキョウ
主人公を殺しに、ではなく守りにきた死神少女との邂逅。
読み始めるとあっという間に読者の興味を惹きつけます。

2008年7月 の新刊情報 電撃文庫

付喪堂骨董店の4巻が出ますっ!
言いたいことはそれだけです。

メグとセロン III ウレリックスの憂鬱 時雨沢恵一
乃木坂春香の秘密 (8) 五十嵐雄策
9S<ナインエス> IX 葉山透
デュアン・サーク II (11) 導くもの、導かざるもの 〈上〉 深沢美潮
オオカミさんと長ブーツを履いたアニキな猫 沖田雅
輪環の魔導師3 竜骨の迷宮と黒狼の姫 渡瀬草一郎
銀色ふわり 有沢まみず

本日の名台詞

「死人に栄誉などあるものか」
「アルバートもジュディも死など、一瞬も望まなかっただろう」
「死骸など、残された人間から、その心から何か奪っていくだけだ」

「グレン」
「妾は死に栄誉など感じないぞ。むしろ死を侮蔑する!」
「例えば貴様が妾を護って死んだとしても、妾は貴様を罵ってやる。あらん限りの辱めをその死骸に与え尽くしてくれる。恐ろしいと思うか?」


タイトル:花園のエミリー―鉄球姫エミリー第三幕(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :やなぎたまぞう:八薙玉造
絵師  :瀬之本久史
デザイン:?
編集  :?
キャラ :エミリー (183 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

時折聖女のような敬虔さを見せることもあるけれど、やっぱりその本質は偉そうでそんな態度こそが似合う鉄球姫エミリー。3巻はおとなしめ、と見せかけて……。

それでは台詞解説。
口調こそ乱暴だけど、自分の身の回りの者の死を誰よりも気にしているエミリー。暗に死ぬなと言ってます。

アニスと不機嫌な魔法使い

タイトル:アニスと不機嫌な魔法使い(小説:HJ文庫)
作者  :はなふさまきお:花房牧生
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?

第1回ノベルジャパン大賞<奨励賞>受賞作。
いつまでも若いままの容姿の呪いをかけられた凄腕の魔導士シドのもとに、暴走体質のゴーイングマイウェイ少女アニスが引き取られてきて引き起こす騒動。
魔法ファンタジーです。
突っ走りがちな少女にツンデレ魔導士(男)という構図は少女小説的な部分があって、女性にも楽しんでもらえると想います。

彼女は眼鏡HOLIC

タイトル:彼女は眼鏡HOLIC(小説:HJ文庫)
作者  :うえすてつと:上栖綴人
絵師  :ともせしゅんさく:トモセシュンサク
デザイン:?
編集  :?

第2回ノベルジャパン大賞<優秀賞>受賞作。
一言で言えば眼鏡萌えをネタにしたバカ小説。
ちょこっと新人さんということで甘めの評価ではありますが、くだらないとも言える眼鏡に対する愛が存分に語られていておもしろかったです。
あと、百合妄想の余地がある点も密かなポイントかもしれません(笑)。

ミスティック・ミュージアム

タイトル:ミスティック・ミュージアム(小説:HJ文庫)
作者  :ふじはるみやこ:藤春都
絵師  :もりいしづき:森井しづき
デザイン:?
編集  :?

第2回ノベルジャパン大賞<佳作>受賞作
19世紀のイギリスを舞台に、レポートに追われる普通の大学生と、大英博物館に収められたとある女神像に宿った女神によるボーイミーツガール?です。
いや、女神様をガール扱いしていいものかどうかわかりませんが(笑)

たま◇なま~こわいものはありますか?~

タイトル:たま◇なま~こわいものはありますか?~(小説:HJ文庫)
作者  :ふゆきしのぶ:冬樹忍
絵師  :魚
デザイン:?
編集  :?

最初は鉱物生命体が意志を持った状態で人に憑依したことから来る人類との認識、特に死生観のズレ、虚無感がテーマになっていたところがあったんですが最近はアクションありのラブコメにシフトしつつありました。
そして今回は学園祭。いっそうラブコメシフトは進んでます。
いわゆるアヤナミ系のキャラ、蒼美空まで学園に転校してきていっそう賑やかに。

シフト 2―世界はクリアを待っている (2)

タイトル:シフト 2―世界はクリアを待っている (2)(小説:電撃文庫)
作者  :うえおひさみつ:うえお久光
絵師  :STS
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

オオカミさんと長ブーツを履いたアニキな猫

タイトル:オオカミさんと長ブーツを履いたアニキな猫(小説:電撃文庫)
作者  :おきたみやび:沖田雅
絵師  :うなじ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/07/07 - の記事

スクランブル・ウィザード

タイトル:スクランブル・ウィザード(小説:HJ文庫)
作者  :すえばしけん
絵師  :かぼちゃ
デザイン:?
編集  :?

第2回ノベルジャパン大賞<大賞>受賞作。
HJスクランブル・ウィザード

先日は時間が無くて紹介できなかったので、改めて。
亡くなった姉の背中を追いかけて、魔法戦闘を専門とする特殊部隊に所属する魔法士となった十郎。
とある事件での懲罰人事により片田舎の法士養成校に教官として赴任することになるが……。
魔法アクション。舞台は学園。教師と教え子のラブ!
ひねくれ者の新任教官と、ちょっと気弱だけど強い芯を持った少女が出会う物語です。
非常におもしろかったです! 大賞受賞は伊達じゃないですね!

応援の意味も込め、赤枠おすすめとさせていただきました。

本日の名台詞

「誰がヤケなど起こすか。そもそも世界で一番己が好きだという自信があるこの妾が、無茶などするか。それは保証してやってもいいぞ」
「だから貴様は妾を護れよ。護衛騎士グレン・ジョゼフ・ノーフォーク」


タイトル:花園のエミリー―鉄球姫エミリー第三幕(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :やなぎたまぞう:八薙玉造
絵師  :瀬之本久史
デザイン:?
編集  :?
キャラ :エミリー (56 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

鉄球姫の暴れっぷりはおとなしくなったと思ったんですが、甘い甘い甘すぎ!と言わんばかりの展開に。
きっと4巻では血しぶき飛びまくりですよ?

それでは台詞解説。
エミリーはやっぱりこうやって傲岸不遜にしているのが一番絵になりますね。

花園のエミリー―鉄球姫エミリー第三幕

タイトル:花園のエミリー―鉄球姫エミリー第三幕(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :やなぎたまぞう:八薙玉造
絵師  :瀬之本久史
デザイン:?
編集  :?

素行などに問題のありまくるお姫様エミリーが主役のファンタジーアクション。
タイトルがタイトルなので、ソフト路線かと思ったら……
やってくれたよこの作者は!!
1巻の路線が帰って来ちゃったよ!

明るい家族砲計画っ!

タイトル:明るい家族砲計画っ!(小説:ファミ通文庫)
作者  :あらきしん:新木伸
絵師  :さそりがため
デザイン:?
編集  :?

空気のように当たり前の存在だった幼なじみをふとしたきっかけで強烈に意識してしまった!
未来から送り込まれた「娘」のせいで幼なじみを異性として認識したことからはじまるラブコメ。
わりとおもしろかったです。オチがちょっと苦しかったけど。

08/07/03 - の記事

本日の名台詞

「――どうだ? 自分の責任を果たすのに、作り笑顔や良い子ぶった丁寧口調なんかいらなかっただろ」
「もともと必要ねえんだ、そんなものは。つまらんこと気に病んで上っ面取り繕うより先に、お前は自分を誇ることを覚えろ」


タイトル:スクランブル・ウィザード(小説:HJ文庫)
作者  :すえばしけん
絵師  :かぼちゃ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :椎葉十郎 (247 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

おもしろかった! 魔法学園もの、ただしぶっきらぼうな教師と、一見おとなしめの教え子少女という組み合わせ。

それでは台詞解説。
自分を演じる仮面のようなものを被っている必要なんかないだろ?みたいなお話。
素質はあるのに、自分に自信が持てない弱気な女の子を叱咤激励してます。

08/07/02 - の記事

リミテッド・ヴァンパイア (1)髪喰鬼と吸血鬼

タイトル:リミテッド・ヴァンパイア (1)髪喰鬼と吸血鬼(小説:スニーカー文庫)
作者  :にきたけし:仁木健
絵師  :中島鯛
デザイン:?
編集  :?

ゴスロリ好きなのでイラストでいつも簡単に釣られて買いました。
そして、どうも文章のテンポが合わずにちっとも読み進まない、主人公のエロさはなんか邪魔だようがあああああ、とか思ってました。
そして読み終わった時にひとつ考え違いをしていたことに気がつきました。要は発想の転換です。

吸血鬼(の変種)の下僕『横島忠夫』が主人公の退魔アクション。
煩悩パワーですべてを解決。いやほんとに要約するとそういう話なんですって!

08/07/01 - の記事

イコノクラスト!9

タイトル:イコノクラスト!9(小説:MF文庫J)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :kyo
デザイン:?
編集  :?

(簡易更新モード中)
個人的には最近の榊一郎作品の中で、もっとも推したい……というか作者の人が一番やりたいようにできているシリーズなのでは。
主人公が巨大ロボに乗って戦う中、足元にいる住民を巻き添えで踏み潰してしまったり、なにげにエロエロだったり、死体切り刻んだり、あまり内容にリミッターがかかっていないようでその分本気度が伝わってきます。

えむえむっ!5

タイトル:えむえむっ!5(小説:MF文庫J)
作者  :まつのあきなり:松野秋鳴
絵師  :QP:flapper
デザイン:?
編集  :?

(簡易更新モード中……)
いつも通りの変態テイスト全開。読んで感動を味わおうとかそういう目的を持つ人にはぜんぜんこれっっぽちもおすすめしませんが、(いやだって主人公がどMで、周りを固めるメンバーはどS、男性恐怖症、女装癖、発明狂、マッサージ狂……とかまともな人間が誰もいない設定時点で、ねえ?)一時の快楽を味わうには最強。
特に、第三話はド○ゴンボールか! ド○ゴンボールなんだな!?
他にもさりげなーく本文中にパロディネタが入り込んでいて、腹筋に優しくないシリーズです。

ああっと、それから巻末のコミック化お祝いイラストがなにげに豪華ですよ? お見逃しなく。