名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/11/11 - の記事

本日の名台詞

「いいの? 何かみんなあの場を救ったのは私だって思ってるみたいだけど
今名乗り出たらヒーローよ」
「? 何言ってんだ。
みんな無事だったんだからそれで何の問題もねーじゃんか。
誰が助けたかなんてどうでもいい事だろ」


タイトル:とある科学の超電磁砲 1(コミック:電撃コミックス)
作者  :かまちかずま:鎌池和馬
絵師  :冬川基
デザイン:?
編集  :?
キャラ :御坂美琴&上条当麻 (139 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

御坂美琴主役のオリジナルエピソードで綴る禁書目録漫画版。
非常にいい出来です。こういうコミック化は幸せですね。

それでは台詞解説。
人助けをしておいて、特にさらっと何事もなく立ち去ろうとした上条当麻を御坂が呼び止めたシーン。
おそらくコミック版において、明確にフラグが立った瞬間ではないかと思われます(笑)

とある科学の超電磁砲 1

タイトル:とある科学の超電磁砲 1(コミック:電撃コミックス)
作者  :かまちかずま:鎌池和馬
絵師  :冬川基
デザイン:?
編集  :?

御坂美琴ファンは買わないと後悔します。
御坂美琴を主役にして、科学都市側に絞ったエピソードが綴られる「とある魔術の禁書目録」のコミック版。
オリジナルエピソードなので、小説を読んでいる人間にも楽しめます。
また丁寧な描写をしているため、いきなり漫画を読んでもちゃんと話が理解できるようになってます。おすすめ。

ツァラトゥストラへの階段

タイトル:ツァラトゥストラへの階段(小説:電撃文庫)
作者  :どばししんじろう:土橋真二郎
絵師  :白身魚
デザイン:?
編集  :?

「扉の外」の話を、違う側面から書いたゲーム小説。前回いきなり投げっぱなしエンドかと思ったらそういうことか!!

今回は、どろどろした人間関係や、中二病的思考よりも圧倒的にゲーム小説としての側面が強く、また前作を知っていなくても特に読むことに支障はないためいため、「扉の外」を未読の人がこの物語から入ってみるのは大いにありです。
また、「扉の外」が気に入っっているのにまだ買ってない人はまさかいないとは思いますが、もしいたらこんな駄文を読んでいる暇があったらさっさと買ってきなさい。

つきこい

タイトル:つきこい(小説:電撃文庫)
作者  :やましなちあき:山科千晶
絵師  :高野音彦
デザイン:?
編集  :?

ちょっと不思議で切ない恋愛ストーリー。
透明感のある描写が魅力の恋物語です。
不思議要素が入ってはいるものの、一般向けの恋愛小説として出てきても全く違和感はないような内容で、露骨な萌え表現などはなく、二つの短編で構成され読み切りなので初心者にも安心してすすめられますええ。

銀槌のアレキサンドラ

タイトル:銀槌のアレキサンドラ(小説:電撃文庫)
作者  :うえのゆう:上野遊
絵師  :いせのやじん
デザイン:?
編集  :?

「彼女は帰星子女」の作者の人の新シリーズ。
グラーフアイゼ…もとい巨大なハンマーを武器とする魔法使いの少女と、怪我でテニスを断念した少年のボーイミーツガールな現代魔法もの。
ストーリーそのものは定番といえるかも。
前作の作風が好きな人なら今回もok。心情の揺れ動きの部分が好きですええ。