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07/06/19 - の記事

本日の名台詞

「人生に置いて、当たり前の日常以上に大切なことがありましょうか? わたくしがあの方にしてあげられるのはせいぜい、敵になってさしあげることくらい。しかし貴女は、あの方の友になることができるのです。いやはや、うらやましい」


タイトル:シャギードッグII 人形の鎮魂歌~defeated~(小説:GA文庫)
作者  :ななおあきら:七尾あきら
絵師  :宮城
デザイン:?
編集  :?
キャラ :桂翁 (260 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

改変遺伝子保有者による、近未来バトルアクション。

さてと台詞解説いってみましょう。
飛び抜けた能力をもつがゆえに何事に対しても、無感動で興味を持たないオズ。オズの心を溶かそうと、奔走するもののうまくいかないまりんに対する労いの言葉……というよりは賛辞かな? 敵として注意を引かせたけれど、それは全然たいしたことではなく、日常にこそ価値がある。

シャギードッグII 人形の鎮魂歌~defeated~

タイトル:シャギードッグII 人形の鎮魂歌~defeated~(小説:GA文庫)
作者  :ななおあきら:七尾あきら
絵師  :宮城
デザイン:?
編集  :?

改変遺伝子による身体能力の強化が、当たり前のものとなった世界。
<ファイター>と呼ばれる一部の者は、その並はずれた能力でとにかく人よりも強いことを誇示したがって闘争を繰り返す……そんな世にあって、激強な能力を持ちながらも頑ななまでに闘いを嫌がる少年・大介と、彼に関わる人々の物語です。当然ですがバトルアクション中心。
大介やオズが、自分の能力を持て余し、それぞれの方法で悩みながら折り合いをつけようとしている姿がなかなか悪くない……と、言いたいところですが。