名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/06/09 - の記事

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸

タイトル:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

これは酷いヤンデレですね>最大級の褒め言葉

タイトルの「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」というのは、誰がつけたタイトルかわかりませんが、ものすごく的確なタイトルです。
ストーリーがミステリ仕立てになっている……というか、なにしろ語り手は「嘘だけど」が口癖のみーくんなので、どこまでみーくんが真実を語っているのかさっぱりわからないのもまたこの作品の魅力。
まーちゃんの精神のぶっ壊れ加減については実際に読んでもらうのが一番です。
まっとうな人間の思考からは完全に逸脱しちゃってますが、それがよいのです。
そうそう、カバーをめくってみてください。危険さが嫌でも伝わってくるはずです。

リヴァースキス

タイトル:リヴァースキス(小説:電撃文庫)
作者  :さのしなの:佐野しなの
絵師  :Fuzzy
デザイン:?
編集  :?

第7回電撃hp短編小説賞<大賞>受賞作。
設定の時点ですでに白旗。最近TS(性転換)ものはいろいろ眼にしますが、これはちょっと意表をつかれた!
しかも文章のテンポいいし、楽しー!

これはTSものには特に興味なくても、軽快なラブコメとしておすすめできます。
ほんとはインパクトを考えるとあらすじは知らずに読んだ方がいいので、ネタバレ避けたい方は以下は読まないように。