名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/10/24 - の記事

本日の名台詞 その2

「悪役はあなたで、僕じゃない」


タイトル:鋼殻のレギオス 7 ホワイト・オペラ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :あまぎしゅうすけ:雨木シュウスケ
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?
キャラ :レイフォン (255 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

このところろくに台詞をあげられなかったので、今日は2つ紹介。
順調に巻を進めている鋼殻のレギオスより。ちなみに私はニーナ派なんですがどうでもいいですかそうですか。

それでは台詞解説。
実力はかなりあるけど、なにせ発言や行動が悪役そのものの傭兵団団長ハイア。またしてもやらかした後の一幕です。
ううんレイフォン決まってます。恋愛以外は非の打ち所がないですね。

本日の名台詞

「片思い、というものは、お好きではないですか、アディルさま」


タイトル:ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと大いなる賭け(小説:コバルト文庫)
作者  :あおきゆうこ:青木祐子
絵師  :あき
デザイン:?
編集  :?
キャラ :クリス (202 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

恋が叶うというドレスを仕立てるクリス、そのドレスを巡るいろいろな令嬢と、そして彼女自身の恋を描いた物語です。

それでは台詞解説。
アディルというのは、貴族の令嬢で見目麗しく家柄もよく、結婚相手をこちらが選ぶ立場にあるために、アディルは「片思いなど意味のないこと」だと認識しています。
……なんですが、さてこの後の展開でこの台詞が大きな意味を持ってくるわけです。

ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと大いなる賭け

タイトル:ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと大いなる賭け(小説:コバルト文庫)
作者  :あおきゆうこ:青木祐子
絵師  :あき
デザイン:?
編集  :?

ついにやった&やってしまった。
ええもうそう言うしかないです。なにせ貴族社会で身分違いの恋。
そんな簡単にことが運ぶはずもなく……。おすすめ。
「エマ」が好きな方はこのシリーズを読んで損はないと思います。
派手な部分はないけど、じっくりエピソードを積み重ねて各人物の心情を描き出してます。

鋼殻のレギオス 7 ホワイト・オペラ

タイトル:鋼殻のレギオス 7 ホワイト・オペラ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :あまぎしゅうすけ:雨木シュウスケ
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?

詳しい紹介文は省略。
この巻のみどころは、都市対抗戦と……とうとうレイフォン争奪戦が始まるのか!?という部分でしょう。

火の国、風の国物語

タイトル:火の国、風の国物語(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :しわすとおる:師走トオル
絵師  :光崎瑠衣
デザイン:?
編集  :?

12歳の時に単身、多数の襲撃者から王女を護ろうとして力及ばず倒れかけたアレスを、謎の精霊パンドラが「契約」を持ちかけ力を貸して勝利に導きます。
以来、何かの岐路に立つ度にパンドラは現われ、決しても違わない、けれども必ずしも参考になるとは限らない助言をするようになり……。

割とオーソドックスなファンタジー。反乱軍から国を護ろうとする話。ただ、キャラクターはしっかり立ってます。