名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

07/10/07 - の記事

砂糖と塩を間違えるドジッ娘は実在した!!

よく漫画やラノベで料理下手な女の子が出てきて、砂糖と塩間違えて殺人的な味になってorz……って展開ありますよね?
今まで「あれはお話のなかだけで、実際有り得ないだろ」と思ってました。だって粒子の大きさ全然違うじゃないですか。
一目見りゃわかるだろ!
や、でもいるところにはいるもんですね。自分の知り合いがそんなドジっ娘だとは思わなかったけどな!(爆)

「このライトノベルがすごい!2008」のアンケートが明日までです/変ラノの〆切は明日正午までです。

このライトノベルがすごい!2008のアンケート投票は明日までです。
まだ間に合いますよ! 今からでも遅くありません。投票へGO。

そして、当サイトの企画「そう、あたしたちはこんなにも変てこなライトノベルを愛しているのだらよ」の投票も明日正午まで。
ぜひ投票にご参加くださいませ。

本日の名台詞

一番近くにいるのは、わたしだ。
わたしが取らなかったら、間違いなく場外になり敵側のボールになってしまう。
頭でそう思うよりも速く、体は走り出していた。
血が沸き、肉が踊る。
そんな言葉を実感する。
肺が心臓が血液が、凄まじいスピードで回転して、わたしを走らせようとしてる。
もうとっくの昔に息は上がり、脚の筋肉も悲鳴をあげてる。
こんなことして、何になる?
こころのどこかで、優等生の麻生級長が嗤った。
必死に走って汗だくの泥だらけになって、それでどうする?
たかが一点、取り返せるだけじゃないか。
時間はもうない。それで別にチームが勝つわけじゃない。このみっともない試合内容を取り繕えるわけでもない。なんて、バカバカしい。
そうだ。
その通りだ。
でも。


タイトル:暴風ガールズファイト(小説:ファミ通文庫)
作者  :ささはらしお:佐々原史緒
絵師  :倉藤倖
デザイン:?
編集  :?
キャラ :麻生広海 (292 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ラクロスでスポ根。
クールで優等生で別にラクロスなんか興味なかった少女・麻生広海が一人の転校生のペースに巻き込まれて、次第にラクロスに惹かれていきます。
適度にコメディもあって、そして熱い。おすすめ。キャラの書き分けもお見事。

えーと台詞解説ですが……実はちょっと寸止め風味です。

薔薇のマリアVer3―君在りし日の夢はつかの間に

タイトル:薔薇のマリアVer3―君在りし日の夢はつかの間に(小説:スニーカー文庫)
作者  :じゅうもんじあお:十文字青
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?

ウィザードリィな世界観が魅力のダンジョン探索物語。
ダンジョン潜って、お宝見つけて……ってな話ですが、ただしアクションももちろんあるけど深く人間ドラマを彫り込んでるのが特徴です。
特に主人公のマリアは、肉体的な成長ではなく精神的な成長を描いてます。
こういったRPG的な物語で、肉体ではなく精神の方に的を絞って描写するのは珍しいですね。よい人間ドラマが見れます。
でもこの巻は外伝。アジアンのターン!だと思ったらあれ?