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ガガガ文庫の帯は、果たして吉と出るか凶と出るか。

さてさて、5月24日に小学館のガガガ文庫が創刊されました。
わたしもいまいろいろ消化している最中ですが……みなさんは、店頭でガガガ文庫についている帯はもうご覧になりましたか?

まだの方は下の記事のディスプレイ写真をご覧ください。
●ガガガ文庫創刊 「業界のカリスマ田中ロミオがラノベ界にご降臨。」
おわかりでしょうか? 帯が全部おなじなんですよねこれ。

レーベル創刊を意識させる上では間違いなくプラスに働くでしょう。
ただし、この帯は内容を知る上では全くの役立たず。一見で判断する材料は表紙絵しかない=表紙絵だけでほぼ印象が決まってしまいます。
特に新人さんの場合、「○○賞受賞!」といった帯があるかどうかで、目に見えて売り上げが違ってくるそうですが……果たしてガガガ文庫のこの帯、店頭ではどう受け取られているのか気になるところです。

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from のべるのぶろぐ 2.0 on 土曜, 2007/05/26 - 13:29

創刊されたばかり、ということで話題の多いガガガ文庫関連をまとめてみました。 創刊...

なぜ既存のものはそうであるのか。

>gosuke75さん
>帯がダサすぎるのは何とかならなかったんでしょうか。
確かにデザイン性皆無ですね。編集者が適当にワードで作ったんじゃないかと思えるくらいにかっこ悪いです。わざとやってるのか?

>猫目・葉月さん
>折角の背表紙の個性、表紙イラストの縮小版まで帯で隠れています。
>これではただの地味な2色背表紙。
これは指摘されてはじめて気がつきました。
背表紙にイラストをはめ込むのは位置取りがなかなか難しいとは言え、ちょっともったいない気が確かにします。うーん……どうもデザイン関係がうまく回ってない印象を受けますね……

それだけでなく

折角の背表紙の個性、表紙イラストの縮小版まで帯で隠れています。
これではただの地味な2色背表紙。
勿体無いことするなあ……
個人的に好きな作家さんが参加してるだけに、編集部にはデザインでこけるようなことはしてほしくないものです。

まあ

「創刊したこと」自体が一大トピックと考えれば理解できなくも無いですが。
それにしても帯がダサすぎるのは何とかならなかったんでしょうか。

なるほど

あー、何か陳列されてるの見てパッとしないなぁと思ったら帯が全部同じだったのですね。
文庫の公式サイトもよく見てなかったので、ここで初めて『マージナル』が大賞受賞作だということに気づきました。

せめて受賞作ぐらいは何か表示して欲しかったです。

あーやっぱり。

>ここで初めて『マージナル』が大賞受賞作だということに気づきました。
そうなんですよね、マニアックな読者はともかく店頭で見かけて買うお客さんには、ちゃんと大賞受賞作とかアピールしないと……。
せめて上半分は共通デザインで下半分でキャッチコピー入れるとかやりようはあったでしょうに。
どうも帯のやり方ひとつとっても上から見下ろしてる感があるんですが、空回りしてる気が。