名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

DDD 2

タイトル:DDD 2(小説:講談社BOX)
作者  :なすきのこ:奈須きのこ
絵師  :こやまひろかず
デザイン:?
編集  :?

えええええええ!? な、なんという野球小説!!
「はあ? DDDでバトルアクションものだろ?」はいそうです、間違いなく月姫やfateなどに連なるバトルアクションです。
しかーし! 同時にどうしようもないくらい熱血野球バトルなのです!
いや、これは参りました。この人の作品って割と好き嫌いがはっきり別れるんですが、それでもやっぱりおすすめしなくては!

実のところ、最初の数十頁は非常に読みにくいです。
唐突に新キャラが出てきてよくわからない話が続くので、頭の中が疑問符でいっぱいに。
しかしそこさえ越えてしまえば、燃えます。もう燃えまくり。
はっきりいって主人公はどうでもい……いやいや、主要な部分はきっちり締めてくれますが、真の主役は別の人達ですね。
とにかく野球です。いやー、バトルものだという先入観があるから(実際基本はどこまでもバトルなんですけどね?)良質な青春ものを読めてびっくりですよ。


この作品の名台詞

”―――容赦なく打ち崩してくれ”
”オレにとって野球は拷問だ。けど、楽しい時もあった。もう思い出せないが”

→解説


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from 愛があるから辛口批評! on 木曜, 2007/08/23 - 15:56

DDD 2 (講談社BOX) (講談社BOX) 作者: 奈須きのこ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2007/08/10 メディア: 単行本 「いやあ、いい野球小説ですねえ(おい)、フォーマルハウトもかっこいいし」 ...