名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

影執事マルクの手違い

タイトル:影執事マルクの手違い(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :てしまふみのり:手島史詞
絵師  :こむた:COMTA
デザイン:?
編集  :?

今月2巻が出る段になって、初めて1巻を買い逃していたことに気が付いて慌てて本屋に走って、その勢いで読了しました(汗

ギャングが当たり前のように闊歩する禁酒法時代。
契約者と呼ばれる強大な異能を持った少年・マルクは、とある少女を暗殺しようとして返り討ち……どころか、命を狙ったことさえ気づいてもらえぬまま敗北を喫し、「絶対服従」を誓う契約書にサインして執事として仕えることになってしまう……

なしくずしに執事になってしまった少年が、いろいろ反抗を企てかけるもナチュラルに執事としてなじんでいく様子が実に微笑ましい?です。

異能バトルの部類なんですが、今はやりの執事ものと言ってもいいのかな?
メイドさんがやたら強いライトノベルが山ほどあるんだから、そりゃ当然激強い執事が主役の話だってあってもいいわけで。むしろ今までなかったのが不思議(いや、たぶん少女小説にはいっぱいあるはずなんで、単に少年向けに見あたらないだけでしょうけれど)なくらいです。

マルクかわいいよマルク。素直になれずにいろいろ言い訳してるけど、お嬢さま好きすぎですええ。
「ハヤテのごとく!」で、ハヤテが伊澄さんに仕えるとこんな感じかも知れないなー、などと思ってみたり。


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