名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ダンタリアンの書架2

タイトル:ダンタリアンの書架2(小説:スニーカー文庫)
作者  :みくもがくと:三雲岳斗
絵師  :じーゆうすけ:Gユウスケ
デザイン:?
編集  :?

この本の半分はゴスロリ風少女ダリアンの毒舌でできています。
あれですね、Mっ気をくすぐる、みたいな?

その身に90万と666の幻書を封印した”ダンタリアンの書架”たる少女と、彼女の保護者で一応貴族の青年・ヒューイが、様々な幻書を巡って旅をします。自宅での生活も描かれますが、ロードノベルっぽい? 連作短編形式です。

で、様々な効果を持った幻書を回収したりしていくことになるんですが、バッドエンドが多めとはいえ話の展開自体は王道で特に意表をつかれることはありません。
それよりもダリアンが何かというと、ヒューイを筆頭に周りの人間をバカ扱いして言いたい放題するところが見どころです。イラストのシーン選択なども実に「わかって」ます(笑)
人形のように整った容姿の年端もいかない少女に思う存分罵倒されてください。


シリーズ一覧


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/3349