名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

影執事マルクの天敵

タイトル:影執事マルクの天敵(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :てしまふみのり:手島史詞
絵師  :こむた:COMTA
デザイン:?
編集  :?

ヴァレンシュタイン家のお嬢様エルミナに仕え、『契約者』として代償を支払う代わりに強大な能力を行使する影執事マルクが、お嬢様の敵をバッタバッタとなぎ倒したり倒さなかったりする異能アクション。
割と女性読者受けもする話かな?

お嬢様のエルミナからして不器用すぎるんですが、今回はカナメの空回りっぷりが半端ではなく、ああもうカナメかわいいなあ!!

マルクの能力は反則級に強いんですが、他の能力者も同様に反則級なうえ相性問題とかもあって、いつもマルクは苦戦の連続で、戦いに緊張感があります。

それにしても、そろいも揃って『もう自分はいらない子』と不安にかられて勝手に思考の泥沼に陥ってるのは困ったものです。紆余曲折過ぎる人生経験がそうさせるんでしょうが、幸い周りに手荒い発破をかけてくれる存在に事欠かない。ああ、持つべき者は友だなあ、という気にさせてくれます。


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