名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

くじびき勇者さま11番札 誰が真くじびき聖女よ!?

タイトル:くじびき勇者さま11番札 誰が真くじびき聖女よ!?(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :牛木義隆
デザイン:?
編集  :?

(最初の主旨はそうじゃなかったような気が激しくするんですが)
気が付いてみれば、ファンタジー世界における産業革命を描く希有……というか唯一無二のシリーズとなりました。
そんなシリーズも、名言はされてないのですが、この終わり方はひょっとして……完結?

もはや、最終巻ともなるとまともに蘊蓄垂れ流しをさせてもらえないメイベルが笑いを誘います。

ドラゴンの治める西の帝国も、いよいよ東側の攻勢により風前の灯火。
まあ、この後に及んで負ける目もないし、さすがにここまで行くともう革命的な大発明は……ああああ、出てきたよ!
圧縮空気を原動力とか、やっぱり最後まで技術革新は続いていくのでした。

しかし、冒頭でも書いたけど、周りのメイベル独演会にすっかり耐性がついてるのが妙におかしいです。
もはや、まともにしゃべらせてもらえません。特にラストのアレは爆笑ものでしたね!
うーん、しかし外伝の予定でもあるのかな?
何事もなかったかのように、「新・くじびき勇者さま」とか「くじびき勇者さまNEXT」とかはじまったりして。
打ち切り……はないよなあ? 
妙にあっさり終わってしまった形になってるのでいろいろ気になるのですが、まずは大団円に拍手!


シリーズ一覧


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/4060